お気に入りのネイルをしているときは気分がアップするものの、ネイルオフすると途端に気になるのが自爪のダメージです。
特に、ネイルオフ後に自爪が白くなってしまうのは、多くのネイル愛好家が抱える代表的なお悩みのひとつと言えます。
そこでここでは、ネイルオフ後に爪が白くなる原因をご説明し、その後で予防策およびケア方法についてご紹介します!
ネイルオフ後に爪が白くなる原因
まずは、どうしてネイルオフをすると、自爪が白くなってしまうのか、その主な原因を見ていきましょう。
【原因1.除光液やリムーバーによる乾燥】
除光液やジェルリムーバーには、アセトンなど強力な薬品が使用されています。その成分によって、自爪が乾燥しやすくなり、結果的に爪全体が白っぽくなることがあります。
【原因2.無理なジェルオフによる爪表面の剥がれ】
ジェルネイルを無理やりオフすると、爪表面の層がジェルと一緒に剥がれてしまうことがあります。
爪の所々が白く、白い部分が凹んでいる場合は、爪表面が剥がれている可能性が高いと考えられるのです。
【原因3.ジェルネイルのやりすぎによるダメージ】
頻繁にジェルネイルを施すと、自爪にダメージが蓄積され、傷つきやすくなります。
爪がまだらに白くなったり、波打つように白く見えたりしているなら、ジェルネイル施術によって自爪が薄くなっている可能性が高いでしょう。
【原因4.ジェルの中浮き時のオフ】
ジェルが中浮き(リフト)した状態でのオフも、爪を斑点状に白くする原因のひとつです。ちなみに中浮きの原因は爪の使い過ぎなど、直接的な刺激も含まれます。
爪が白くなるのを防ぐための予防策
では次に、事前に自爪が白くなるのを防ぐための予防方法を見ていきましょう。
【予防法1.ネイルを休む】
定期的にネイルを休むことで、爪にかかる負担を軽減できます。特にジェルネイルは自爪への負担が大きいため、適切に自爪を休ませることが、健やかな爪を育てるためには重要です。
【予防法2.クリームやオイルで保湿する】
爪の乾燥を防ぐために、ネイルオイルやハンドクリームで保湿しましょう。また、保湿と同時に爪周りまでマッサージを行えば、指先の血行が促進され、健康な爪の成長をサポートできます。
【予防法3.栄養バランスの良い食事を心掛ける】
健康な爪を育てるためには、栄養バランスの良い食事が欠かせません。特にタンパク質や亜鉛の摂取を意識しましょう。
■詳しくはこちら
『自爪のセルフケア方法まとめ!健やかなネイルを育てるための簡単ケア対策』
白くなった爪のケア方法
次に、すでに自爪が白くなってしまった際の、爪のケア方法について見ていきましょう。
【爪が伸びるのを待つ】
白くなった自爪は、自然に伸びるのを待つことで解決する場合が多いです。
特にジェルネイルでダメージを受けている場合は、傷んだ部分が伸びることで解決するため、無理にネイルを続けずに自爪を休ませるようにしましょう。
【ネイルオイルなどで保湿&マッサージ】
上述のように、ジェルネイルなどによるダメージや乾燥が原因の場合は、適宜ネイルオイルで保湿し、爪周りのマッサージを行いましょう。
【ネイルファイルで磨き上げる】
自爪をしばらく休ませる場合は、ネイルファイルで爪を整えると良いでしょう。180~220Gほどのスポンジファイルを使用し、表面をなめらかに仕上げましょう。
※爪切りは自爪への衝撃が強く、爪が割れやすくなるため、使用を避けるようにしてください。
■あわせて読む
『ネイルファイルの種類と使い分け方法!ネイルファイルのお手入れ方法まとめ』
【ベースコートを塗る】
爪を補強したい場合は、マニキュアのベースコートを塗るのも効果的です。クリアタイプやハードタイプのベースコートを選びましょう。
爪トラブルに関するよくある質問(Q&A)
Q:足の爪が白くなった場合の対処法
A:足の爪が白くなった場合、爪白癬(爪水虫)の疑いがあります。病院を受診し、適切な治療を受けましょう。
Q:縦線や横線ができる原因と対処法
A:爪に縦線や横線ができる原因は加齢や栄養不足、ストレスなどが考えられます。栄養バランスの良い食事を心掛けることが重要です。
Q:爪のトラブル時の受診科
A:爪のトラブルが起こった場合は、皮膚科を受診するのがおすすめです。爪も皮膚の一部なので、多くの疾患は皮膚科で対応できます。
■あわせて読む
『爪の縦線やシワ、でこぼこの原因と対策!キレイな自爪づくりのポイントまとめ』
爪が白くなっても慌てずに適切なケアを!
ネイルオフ後に爪が白くなる原因は多岐にわたりますが、適切なケアと予防策を講じることで健康な爪を維持できます。
定期的に自爪を休ませつつ、栄養バランスの良い食事と保湿を心掛けることが大切です。健康な爪を育てながら、ジェルネイルやマニキュアなどネイルのオシャレを楽しみましょう。