落ち着いたデザインで、大人の女性に人気なフレンチネイル。服装に厳しい職場や、派手な装飾が遠慮される場所でも重宝するデザインです。
しかし、一口にフレンチと言ってもそのデザインパターンは豊富で、カラーバリエーションと組み合わせるとほぼ無限と言えるでしょう。
そこでここでは、フレンチネイルの塗り方とデザインについてご紹介します！
フレンチネイルとは
一般的にフレンチネイルとは、爪の先端の部分だけ色を変えるデザインのことを指します。
このデザインを考案したのは、アメリカ人と言われています。当のフランス人は「自然な爪が一番美しい」という考えを持っているようで「アメリカ人がイメージするフランス人のネイル」という説があります。
ベースコートはきちんと塗りましょう
フレンチネイルの塗り方の前に、大前提としてベースコートはきちんと塗っておきましょう。
ベースコートを塗っておくとカラージェルの乗りもよくなります。特に2色以上を塗り分けるフレンチネイルでは、ベースコートの役割は大きくなりますので、面倒くさがらずにしっかり土台作りをしましょう。
■ネイルを塗る前の下準備（プレパレーション）の方法について詳細はこちら
『リフトを防ぐプレパレーション方法＜ジェルネイルのやり方シリーズ＞』
ブラシだけで塗る方法
フレンチネイルの塗り方には色々な方法があります、まずはオーソドックスにブラシだけで塗る方法からご紹介します。
１．ベースコートを塗る
２．カラージェルを塗る
３．フレンチラインの中心部分を塗る
４．両端のフレンチラインを塗る
５．上記の手順で２度塗りをする
６．ウッドスティックでラインからはみ出たネイルを除去する（リムーバーを少し付けておくと便利です）
７．トップコートを塗る
ネイルスタンプを使った方法
フレンチラインはくっきりしたカーブが重要ですから、ブラシだけできれいな線を出すのにはそれなりの練習が必要になります。
しかし、あまり慣れないと、この単純な線も出すのが難しいものです。そこで、フレンチラインを簡単に作るためのアイテムがいくつかあります。その一つがネイルスタンプです。
ネイルスタンプとは楕円形に膨らんだシリコンに、絵柄を転写して爪にスタンプするためのものですが、このシリコンが柔らかいので、フレンチラインにも使えます。
１．シリコンにカラージェルを塗る
２．ネイルスタンプを爪の先に押し当てて、自爪にジェルネイルを塗る
スタンプをゆっくり爪に沿って動かすことで、きれいなカーブを描くことができます。きれいな線ができたら、二度塗りをしましょう。
マスキングテープを使った方法
もっと簡単に塗る方法としては、爪にマスキングをする方法です。塗りたくない部分を覆うことで境界線をくっきり出すことができます。このマスキングにも様々な方法があるのでご紹介します。
【フレンチネイルガイド】
フレンチネイルのカーブをきれいに出すための専用グッズです。100均などでも販売されている安価で便利なシールです。
塗りたくない部分に貼り付け、爪の先を塗ります。ポイントは、ジェルネイルが乾き切るまえに剥がすことです。ジェルネイルが乾ききってしまうとシールも一緒にくっついてしまうので注意しましょう。
【絆創膏】
絆創膏もガイドに使えます。使うのは絆創膏の端の部分です。絆創膏の端は緩やかなカーブを描いている上に、肌に密着するようにできているので、マスキングとしても優秀なのです。
フレンチネイルデザインアイデア
フレンチネイルと一口にいっても、近年は色々なデザインパターンがあります。代表的なフレンチネイルのデザインを見ていきましょう。
【細フレンチ】
爪の先端の部分の色を2～3ミリの幅にしてしまうデザインです。
短い爪の人でもおしゃれに見えるのがポイントです。三日月のように細い曲線が繊細な印象を与えてくれます。
【斜めフレンチ】
爪の先端の部分の色を爪の先のカーブに並行にするのではなく、大胆に自爪に対して斜めに線を入れるようにカラーを入れます。視覚効果で指が長く見え、先鋭的な印象を持たせてくれます。
【逆フレンチ】
スタンダードなフレンチネイルのデザインは、爪の先端部分の幅が爪全体に対して2割程度ですが、逆フレンチはその割合が逆転しているデザインです。先端から爪の8割位の幅を塗ってしまうというデザインです。
【ハートフレンチ】
フレンチネイルの線は直線か爪の先端のカーブに並行になるカーブを作るのが一般的ですが、ハートフレンチは、ハートのくぼみ部分の曲線を爪の上に描きます。柔らかく可愛らしい印象を与えます。
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