セルフジェルネイルの色ムラの原因と対策｜カラージェルを正しく塗って色ムラ・ハケ跡・凸凹をなくそう！

セルフジェルネイルをすると色ムラやハケ跡が残ってキレイに施術できない！色ムラの原因は筆（ブラシ）の扱い方などに問題があるからかも！？カラージェルはきちんと撹拌してる？ジェルネイルをきれいに塗る方法・コツをまとめました！

セルフジェルネイル初心者の方のよくあるお悩みのひとつとして、必ず挙がるのが「カラージェルの色ムラ」問題。

丁寧に塗っているはずなのに、筆のハケ跡やデコボコ、色ムラが絶対に出てきて「やっぱりセルフジェルネイルってきれいにできない……」とあきらめ気味の初心者さんの声は少なくありません！

セルフジェルネイルの施術イメージ

しかしほとんどの色ムラ、ハケ跡、デコボコは、ちょっとしたコツで改善することができるのです。

そこでここでは、ジェルネイルの色ムラの原因となる基本の注意点をご紹介します。

色ムラになりやすい色No.1は白

まず基本的に、色が薄いカラージェルは色ムラになりやすい、という性質があります。

最も色ムラになりやすいのは「白色」。次に色ムラになりやすいのが「ベビーピンク（薄いピンク）」や「ベージュ」です。

白色のカラージェルは、プロネイリストでも色ムラになりやすい難しい色。

そのためまだカラージェルの扱いに慣れていないセルフジェルネイル初心者の方は、できれば薄色は避けてトライされることをオススメします！

カラージェルを混ぜていない

次に基本的な色ムラの原因として考えられるのは、「塗る前にカラージェルを混ぜていない」ことです。

混ぜることを「撹拌」（かくはん）もしくは「ミキシング」と言います。

カラージェルを撹拌せずにそのまま使用すると、成分が分離や沈殿をしたままのため、キレイに硬化せずに色ムラなどの失敗の原因となってしまうのです。

ジェルによって「撹拌不要」となっているモノもありますが、もしも色ムラが気になる場合は一度混ぜてみても良いかもしれません。

カラージェルの撹拌方法

基本の混ぜ方は「清潔なスパチュラ、ネイルスティック」を使うこと。もしもスパチュラがない場合は、消毒した爪楊枝を使用する場合もあります。

カラージェルを塗る筆（ネイルブラシ）で撹拌し、そのままその筆を使って施術するのは絶対にやめましょう！

こってりとジェルがついてしまい、キレイに爪に塗ることが出来なくなります。さらには筆先が傷んでしまう原因にもなります。

また、混ぜるときには空気が入らないように注意してください。間違っても容器をそのまま振って混ぜる荒業は行わないように。余分な空気が入ってしまいますよ。

筆が硬い

カラージェルを塗る筆（ネイルブラシ）自体の質がよくないと、どれだけ丁寧に塗布してもキレイに塗ることは難しいと言えます。

筆の穂先が揃っていなかったり、余分なジェルがゴテゴテとついたままだったりと、基本的な形が整っていないのは論外として、筆自体が硬く、力を入れないと曲がらないような質のモノは、ハケ跡が残りやすくなります。

そのためカラージェルをキレイに塗りやすい筆は、軽い力で押し当てただけでも簡単に曲がるほど柔らかいモノなのです。

ネット通販で購入する際は、購入前に実際に硬さを確認できないため、品質が確かなプロ用品も扱うレベルのショップを選んだほうが確実でしょう。

筆の扱い方を間違っている

カラージェルをきちんと撹拌し、柔らかな筆を使っているのに色ムラやハケ跡が残る場合は、筆の扱い方が間違っている可能性が高いでしょう。

初心者の方の多くがする間違いとして、カラージェルを塗る時に「筆圧が強い」ということがあります。

カラージェルを含め、ジェルを爪に塗る時は常に「塗る」というよりも「爪表面をなでる」という感覚で行ってみてください！

さらには、筆は「寝かせて」塗りましょう。
※ただし甘皮近くや細いアート筆を使用する際のみ、筆は立たせて塗ってください。
ジェルネイル塗布時のブラシの状態
また合わせて、ジェルを「塗る」ではなく、「置く」という感覚も意識すると、色ムラなく仕上がります。

ジェルの量が少ないor多すぎる

ネイルに塗布するカラージェルの量が適切でない場合、色ムラができやすくなります。

これは少なすぎても、多すぎてもNG。目安は筆の片面に乗る程度です。何度か塗るうちに最適な量が分かるようになるため、それまでは色々と試してみましょう。

セルフレベリングを待っていない

セルフレベリングとは、ジェルを塗布すると5～10秒ほどで自然になめらかになじんでいく性質のこと。

この性質を待たずに上から再度筆を走らせたりすると、色ムラやハケ跡の原因となります。そのため塗布後は必ず5秒は待つようにしましょう！

※ただしカラージェルの品質や、ムラになりやすい薄色の場合は、セルフレベリングが上手くいかない場合もあります。

硬化の時に指が傾いている

最後の注意点は、硬化の時。

せっかくキレイにカラージェルを塗布できていたとしても、ライトに当てている時に指が傾いていては、ジェルのセルフレベリング性質によって、横へと流れていってしまいます！

そのため最後まで油断せずに、指はまっすぐにして硬化させましょう。

高品質のセルフジェルネイルキットでチャレンジ！

セルフジェルネイルが上手くできないと嘆いている初心者セルフネイラーさん――以上のことに注意して、もう一度チャレンジしてみてください！

品質のよいカラージェルと筆を揃えられていれば、必ず色ムラなく納得のジェルネイルを自分で施術できるようになるはずです。
ジェルネイルのツール
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