手元のネイルでおしゃれ度をアピールする方は、サンダルシーズンなどで足元にもワンポイントのおしゃれがあると、さらにおしゃれ上級者として注目度が高まります!
そこでここでは、フットネイルについての正しい知識や足の爪の正しい切り方についてご紹介します。
気をつけたい足の爪のトラブル
足の爪のトラブルの代表格といえば、巻爪です。
巻爪とは、足の爪の両端が徐々に内側に向かって丸くカーブを描きはじめ、指の肉に食い込んでしまう症状のこと。これは比較的女性に多い症状ですが、なぜこういった現象が起きるのでしょうか。
足というのは、常に上から自分の体重がかかり、地面から反発を受けるという板挟みの状態にあります。そういったなかで正常に爪の役割を果たすためには、足の爪は大きな圧力と反発力に耐えなくてはいけません。
そこで、圧力に抗うために、足の爪の両端には内側へ巻こうとする力が働きます。そうすることで、爪が逆に反り返るのを防いでいるのです。
ところが、日頃から歩いたり立ったりする時間が少ない生活を送っていると、足に上下両方からの圧力がかからなくなり、爪の内側へ巻く力が強くなってしまいます。これが、巻爪になりやすいメカニズムです。
間違った足の爪の切り方
巻爪が起こる原因は主に爪の切り方にあります。
先述したように、足の指は常に上下からの圧力に晒されています。そのため、深爪をすると指の前の部分に地面からの反発を抑える力がなくなり、指の肉が盛り上がってきてしまいます。
相対的に、爪が埋もれてしまうという状況になります。
また、比較的男性や子供にみられがちなのが、両サイドから斜めに切っただけのカット方法です。一般的には「バイアスカット」と言われています。これもカットしたところから内側に巻き始めてしまい、巻爪の原因になります。
正しい足の爪のカットの仕方
足の爪の正しいカットの方法は「スクウェアオフ」です。
爪の根元と並行になるように爪の選択をカットします。このとき、指の先から1ミリ程度出る形で長さを調節しましょう。先端部分の両端は、ファイルを斜めに走らせて、角を丸く仕上げます。
事前のフットバスで足のケアが楽になる
足の爪をカットする前にフットバスをしておくと、爪や甘皮が柔らかくなるので、施術が楽になります。
フットバスは、通常のお風呂と同様、洗面器に40~42度のお湯をため、足首までお湯に浸かり、10分ほどその状態をキープします。足の血行も改善され一石二鳥です。
さらに、ラベンダーなどのアロマオイルがあれば、お湯の中に1~2滴いれればリラックス効果も期待できます。
また、爪だけでなくかかとなどの硬くなってしまった角質の除去も一緒にしてしまうのがおすすめです。
正しいフットケアで足先までも美しく!
足の爪は、手の爪ほどには気を配りにくいかもしれませんが。ですが、正しいケアをしなければ見た目の問題だけではなく、巻爪などのトラブルまで起こりやすくなります。
正しいカット方法で健やかな爪の状態をキープして、フットネイルを存分に楽しみましょう!
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