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指のしわを改善する方法|手のしわ・くすみに有効なおすすめハンドケアで美しい手を叶える!


顔のしわと同じく、年齢を感じさせるのが指のしわ。どれだけキレイな色やデザインのネイルを施しても、指や手の甲がしわっぽくなっていれば、残念ながら年齢以上に老けて見られることも否めません!

指のしわケア

「でも加齢で指のしわが増えるのは仕方がないんじゃないの?」というあきらめの声もありますが、実はケア次第では指のしわが薄れ、また指が細くなることもあるのです。

そこでここでは、年齢が出やすい指のしわのケア方法についてご紹介します!

手の老化が早い原因

「手に年齢が現れる」という言葉はよく言われますが、なぜ手や指の皮膚はしわやくすみが出やすいのでしょうか。

その原因は手や指の肌には皮脂を分泌する皮脂腺が少ないために、必然的に肌表面のバリア機能を果たす皮脂膜も薄いためです。

バリア機能とは、外気乾燥や紫外線などの外的刺激を肌内部に侵入させないようにしたり、肌細胞内部にある水分の蒸発を防いだりする、シャッターのような役割を意味します。

そのため元々顔など他の部位よりも皮脂膜が薄い手・指は、適切なケアをしなければますますダメージが促進され、老化現象が早まるのです。

紫外線でしわが促進!

指のしわが目立っている場合、一番可能性のある原因は「長年の紫外線ダメージ」の蓄積です。

顔の肌と同じく、手指の肌も紫外線を浴びると、肌の奥でダメージを受けています。特に紫外線A波は肌奥の真皮層にまで届き、細胞を老化させる活性酸素を発生させます。

その結果、肌の弾力を司っているコラーゲンやエラスチンに損傷を与え、肌のハリや弾力を失わせ、肌表面にはしわが増えることになります。

ちなみに紫外線B波は、肌表面にやけど状の炎症を起こし、シミやそばかすを発生させます。

以上から、手指の老化を防ぐためには紫外線対策(日焼け予防)をすることが必須なのです!

きちんと手を拭こう!

基本の紫外線対策をベースとして、さらに行って頂きたい指のしわケア方法を以下に挙げていきます。

まずは意外におろそかにしている方が多い、「手拭き」習慣。手を洗ったり水仕事をしたりした後に、しっかりと水分を拭き取らずに濡れたままにしていると、皮脂膜の薄い手肌の水分までも一緒に蒸発してしまうのです!

そのためいつしか肌の乾燥が促進され、しわができやすい環境を自ら作っていると言えます。

手の肌は顔の肌以上に乾燥しやすいことを忘れずに、濡れたままにせずに指のあいだまで丁寧に水分を拭き取るように注意しましょう。

なお、食器洗いなどの水仕事時には、必ずゴム手袋(蒸れやすい方は、木綿の手袋の上からゴム手袋)をし、水(お湯の場合はさらに乾燥を促進させる)と洗剤の両方から手指の肌をカバーしてください。

また水仕事後はできるだけこまめに保湿系のハンドクリームを塗布し、乾燥を防ぐようにしてくださいね。

スペシャルハンドケア

ハンドクリームだけではあまり保湿効果を実感できない乾燥肌の場合は、ハンドクリーム前に化粧水を手全体に塗布することをおすすめします。

不足している水分を補給した上で油分の多いハンドクリームで覆うことで、水分と油分のバランスを取り戻すようにしましょう。

しわ&むくみ解消マッサージ

ハンドクリームを手指全体的に塗布して保湿をするのは、しわ解消や改善対策の基本ケア。

ですがここにプラスして、指のむくみまで解消できるマッサージ方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

【指ねじりマッサージ方法】

1.保湿クリームを手全体に広げます。
2.片方の手の指を使い、もう片方の手の指を1本ずつ、根元から指先まで軽くひっぱります。
3.ひっぱった後、各指を小指の方向(つまり手の外側)に向かってねじります。
※関節に痛みが出ない程度にしましょう。
4.各爪の付け根の角付近(ツボがあります)も軽くもみます。
5.各指と指の間も、痛気持ち良い程度にもんだりひっぱったりします。
6.片方の手を使い、もう片方の全ての指が手の甲側に反り返るように押さえて数秒キープします。

指を小指側にねじる理由は、指の筋肉は親指側にねじれていることが多いためです。筋肉のねじれを修正することで、すっきりとした指の形にしていきます。

※ただし骨格まで変わる訳ではないため、あくまでむくみが解消されて細くなり、細長く見えるようになる、という意味です。

また手の血行を促すことで皮膚のターンオーバーを促進させるために、気づいた時にはいつでも両手をグーパーグーパーと動かすようにしましょう。

手作りハンドクリーム

もしも市販のハンドクリームでは肌に合わない成分が配合されている場合、シンプルながら保湿効果抜群の手作りハンドクリームを自作してみてはいかがでしょうか。

【手作りハンドクリーム(約5g)材料・道具】

・ミツロウ・・・2g
・お好みのキャリアオイル・・・10ml
・(香りづけをする場合)お好みの精油・・・1滴
・湯煎用ボール
・耐熱容器
・ハンドクリーム保存容器

手作りハンドクリーム材料

ミツロウとは別名「天然ワックス」と言われ、ミツバチの巣から抽出される「蝋(ろう)」を指します。蝋燭(ろうそく)や化粧品の原料として使用されます。

キャリアオイルは、そのような名前のオイルが存在するのではなく、「ホホバオイル」「オリーブオイル」「ココナッツオイル」「スイートアーモンドオイル」など、植物性の美肌効果のあるオイル全般を指します。

また精油は別名「エッセンシャルオイル」とも呼ばれる、植物由来のオイルを指します。似たように使われるモノに「アロマオイル」がありますが、厳密にはアロマオイルは肌に塗布することはできません(あくまで香りのみを楽しむモノ)。

そのため精油もしくはエッセンシャルオイルと書かれた、「肌に塗布できる」オイルを選ぶようにご注意ください。

【作り方】

1.ミツロウとキャリアオイルを耐熱容器に入れ、湯煎して混ぜ合わせます。
2.お好みで精油を入れます。
3.ハンドクリーム保存容器に入れ替え、完成です。

毎日のハンドケアで指のしわをなくそう!

指のしわは放置しておけば置くほどに深くなり、数も増えてしまいます。

指のしわケア

そのため年齢や肌質のせいだと諦めずに、普段から顔のスキンケアと同じ感覚でハンドケアも行ってみましょう! 1か月から数か月後には見違えるような美ハンドになっているかもしれませんよ。