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手作りハンドスクラブの作り方|簡単シュガースクラブでガサガサ手肌をしっとり潤い肌へ


手の肌は顔の肌と同じくらい、もしくはそれ以上に意外にも他人から見られていることが多い重要なパーツです。

素敵なデザインネイルを施していても、ガサガサくすんだ肌ではその魅力は半減。もしくはネイルの発色がきれいなほど、手肌のアラが目立って印象が下がってしまうかもしません。

美しい手

そこでおすすめしたいのが、ハンドスクラブを使ってのハンドケア方法。ボディスクラブやフェイススクラブのように、手にもスクラブを使って、ごわついた余分な角質を定期的に取り除いていきましょう!

ここでは、簡単な材料ですぐに作れる「ハンドスクラブの手作り方法」をご紹介します。

手肌の新陳代謝は顔より遅い!?

「手に年齢が表れる」とはよく言いますが、顔のエイジングケアと比べると、ハンドケアに重点を置かれる方はまだまだ少ないのではないでしょうか。

しかし実際には、手肌の新陳代謝(ターンオーバー)は顔の肌よりもおよそ5倍もスピードが遅いと言われています。

さらには手先がすぐに冷えてしまう冷え性の方が多いように、手は血行が悪くなりがち。そのため血中の酸素や栄養素が運ばれにくいのです。

そこで外側から、肌表面に積もってしまった余分な角質を優しく取り除き、肌の新陳代謝を活性化させることが、かさつきやごわつき、またメラニン色素が蓄積されて発生するシミ予防にもつながります。

そこでおすすめしたいのが「ハンドスクラブ」でのハンドケア。市販でも多種多様なハンドスクラブが揃っていますが、実は簡単にご自分でお好みのハンドスクラブを作ることができるのです!

手作りハンドスクラブ

ではここからは、ハンドスクラブの作り方をご説明します。

スクラブとして使用する材料には、「ソルト(塩)」「シュガー(砂糖)」の2種類がありますが、おすすめは「シュガー(砂糖)」を使った「シュガースクラブ」です。

理由は砂糖が持つ保湿力の高さ。砂糖は「親水性」(水と結びつきやすい性質)があり、「保水力」(水分を保持する力)に優れています。

さらにはコラーゲンやヒアルロン酸など天然の保湿成分を作り出す「線維芽細胞」を活性化させ、肌の再生を促進させる働きまで砂糖にはあります。

塩の場合はアルカリ性であること、また浸透圧が砂糖のおよそ10倍のため、特に敏感肌の場合は刺激になりやすいリスクがあります。

以上から、手作りハンドスクラブは砂糖を使った「シュガースクラブ」で作ってみましょう!

【シュガーハンドスクラブの作り方】

【材料】
1.砂糖・・・大さじ5
※「上白糖」を使用してください。ツブツブ感を楽しみたい時はグラニュー糖でもOK。
三温糖などは成分が肌に刺激となることがあるため、スキンケア使用にはおすすめしません。

2.お好みのキャリアオイル・・・大さじ5 ※大さじ1=15mL
※スキンケア用のオリーブオイル、ココナッツオイル、スクワランオイル、グレープシードオイルなど
3.ハチミツ(お好みで。なくても良い)・・・少量
4.お好みの精油(なくても良い)・・・濃度が1%未満になる量。キャリアオイル50mLで精油10滴程度。

※保存期間(直射日光を避けて常温保存)は1週間~10日程度のため、使用頻度に合わせて量は調節してください。

ハンドスクラブ

これらの材料をすべて混ぜ合わせ、砂糖は少し溶かします。砂糖は完全に溶けてしまってもピーリング効果と保湿効果を得られるため、問題ありません。

手を軽く濡らした後、この手作りシュガーハンドスクラブを使って優しくマッサージします。
※乾いた手のままでは、残っている砂糖の粒で肌を傷める可能性があるため、必ず肌は事前に濡らしましょう。

グラニュー糖を使用する場合は、粒が大きいため、肌を傷めないようにゆっくりとマッサージするように注意してください。

およそ1~2分マッサージをしたら、洗い流します。
※肌の状態により、こすり過ぎには注意しましょう。

その後はハンドクリームなどを塗れば、さらに保湿効果が高まります。

このシュガースクラブは、顔やリップ(唇)のスキンケアにも使用できます。ただし顔やリップに使用する場合は、はじめにパッチテストを行い、また強くこすり過ぎないようにご注意ください。

美しい手で周囲の視線を集めて!

ネイルや指輪など、オシャレのアピールポイントになりやすい手元――顔と同じようにきちんスキンケアをすれば、だれもがうらやむほどのエイジレスな魅力のひとつになります!

シュガースクラブ

手作りのハンドスクラブならコスパも良くて手軽に長く続けられるため、ぜひ今日からチャレンジしてみてくださいね。