オシャレ上級者な方ほど、TPOに合わせて変わるファッション。最初から予定がわかっていればそれなりに対処できますが、急にフォーマルな予定が入ったときに派手なネイルを付けたままだと、悪目立ちする場合も!
そんなときに、便利なのがネイルチップです。そこでここでは、ジェルネイルを使ったネイルチップの作り方やメリット、デメリットについてご紹介します。
ネイルチップとは
ネイルチップとは、簡単に言えば「つけ爪」のこと。プラスチック素材でできた爪のように薄くカーブのかかったチップ状のものです。自爪に接着剤や両面テープを使って装着します。
一般に売られているチップは無色透明なので、自分で好みのデザインをつけて楽しむことが出来ます。
ネイルチップの形状は多種多様
自爪に施すネイルと同じく、ネイルチップにも様々な形・種類がラインナップされています。
代表的なものだけでも「ベリーショート」「ラウンド」「ショートオーバル」「ミディアムオーバル」「スキニーオーバル」「バレリーナ」「スクエア」「フット(足用)」と8種類あります。
この中から自爪に近いデザインのもの、あるいは、いつもと違うデザインのチップを選ぶのも良いかもしれません。
ネイルチップのメリット
次にネイルチップのメリットについて見ていきましょう。
【両手で作業出来る】
自分で自爪にジェルを塗る際は、利き手側の爪にジェルを塗るのは一苦労。
ですが、チップにデザインを施すときは専用の台の上に固定させて作業ができるため、常に両手が使えます。つまり、利き手ですべてのチップにデザインすることができるため、作業がしやすいと言えます。
【装着が簡単】
チップの代表的な装着方法は2種類、「ネイルグルー」という接着剤と「(ネイルチップ専用)両面テープ」を使用する方法です。
ネイルグルーの場合は
1.ベースコート(ポリッシュ)を塗布する
2.チップの裏側にグルーを塗布する
3.自爪の根元からチップを貼り付ける
ネイルグルーを使って付けた場合は、1週間程度もちます。
両面テープを使う場合は
1.自爪の油分や水分を除光液でとる
2.自爪に両面テープを貼る
3.チップを自爪の根元から貼る
両面テープのほうがより作業が簡単ですが、一般的に持ちは1日程度です。
【保管できる】
自爪に直接ジェルネイルを施すと長持ちしますが、一度オフしてしまうと、同じデザインを再現するのがとても難しいでしょう。
せっかくお気にいりのデザインができたのに、急用で泣く泣くオフしなければならないということも。
ですがネイルチップの場合、オフしたチップを保管できるため、いつでもお気に入りのデザインを楽しむことができます。
ネイルチップのデメリット
ネイルチップのデメリットとしては、「自爪の形にあったチップを加工する必要がある」ことが挙げられます。
自爪の形は人それぞれのめ、完全に自爪と同じ大きさやカーブのチップを見つけるのは容易ではありません。
そのため、ある程度自爪に近いカーブや大きさのチップを選び、その後お湯やドライヤーで温めて自爪と同じ曲線を作り、ファイルで削って形を整える作業が必要になります。
ジェルネイルチップの作り方
次に、ジェルネイルを使ったネイルチップの基本的な作り方について見ていきましょう。
【着色編】
1.チップをチップスタンドに固定させる
両面テープでチップをスタンドにしっかり固定しましょう。なお、チップスタンドは、専用のものでなくても構いません、100円均一でフックを買ってきてそれを改造する方法もあります。
2.自爪と同じようにジェルネイルを塗布する
ジェルネイルを使っての着色方法については、自爪と同じ工程を行います。
1.ファイリング
2.エタノールで表面を拭き取る
3.ベースジェルを塗って硬化
4.カラージェルを塗って硬化
5.トップコートを塗って硬化
6.バッファーでエッジを整える
■ジェルネイルの塗布方法について詳しくはこちら
『セルフジェルネイルのやり方|基本の塗布方法!<ジェルネイルのやり方シリーズ>』
オフ後は自爪のケアも忘れずに
チップをオフする方法は、装着時の接着方法によって異なります。
ネイルグルーを使った場合は、自爪とチップの間にリムーバーを染み込ませてください。その後、ウッドスティックなどでチップをゆっくり押し上げます。
爪にもネイルグルーが残る場合があるため、ネイルファイルなどで除去してからキューティクルオイルを塗って保湿ケアをしましょう。
両面テープの場合は、ぬるいお湯にしばらく付けた後、ウッドスティックで取り外します。その後のケアはネイルグルーと同じです。
さらに気になる方は、ハンドクリームや爪専用のオイルをこまめに塗るなどすると、より自爪が健康に保たれるでしょう。
ネイルチップでおしゃれももっと楽しもう!
ファッションやシーンに合わせてネイルもその場に合わせてデザインを変えたいものです。そんなときに小回りが効くのがネイルチップ。
種類を揃えて、その日の気分や環境に合わせて使い分ければ、より手元に周囲の視線が集まりますよ!