ブライダルネイルにぴったりなネイルの種類メリット・デメリット｜花嫁ネイルはジェル？チップ？

普段からネイルをしている方もそうではない方も、花嫁が主役の結婚式には、やっぱりウェディングドレスなどの素敵な衣装に合わせてブライダルネイル（ウェディングネイル）も欠かせません！

指輪交換の時や記念写真で目立ってしまう手元には、やっぱりこだわりのブライダルネイルで品よく華やかさをプラスしたい――そんな迷える女性のために、ブライダルネイルを選ぶポイントをまとめました。

ネイルの種類

最初に決めるべきなのは、ブライダルネイルを施すネイルの種類です。ネイルの種類には

１．ジェルネイル
２．スカルプチュアネイル（スカルプネイル）
３．ネイルチップ（付け爪）
４．マニキュア（ネイルポリッシュ）

の4種類が挙げられます。ではそれぞれの特徴やメリット・デメリットを挙げていきます。

ジェルネイルの特徴

ジェルネイルとは、専用のライト（ランプ）を使ってジェルを硬化させるネイル。

オフする際はネイルサロン（セルフジェルネイル派はご自身で）でオフしてもらう必要があるため、少し引っかけたりした程度では取れるリスクはありません。

また基本的にモチは3週間程度（セルフジェルネイルの場合はスキルなどによる）ため、結婚式の前日など直近に慌ててサロンに行かなくても大丈夫。

ただし根元の爪は伸びてしまうため、あまり早くに施術しないほうがネイルの美しさをキープできます。

【ジェルネイルのメリット】

・モチが良いため、結婚式当日までにある程度余裕をもって施術できる。
・式当日に突然取れることはほぼない。
・（マニキュアと比べて）デザインの幅が広い。

【ジェルネイルのデメリット】

・自分ですぐにオフできないため、仕事の都合などで落とす必要がある場合は難しい。
・長いデザインが好きな場合は、自爪を伸ばす必要がある。
・（チップと比べて）記念に残すことはできない。

【サロンでの施術】

・施術時間：（デザインによるが）約1時間半
・料金：（デザインによるが）平均13,000円＋オフ代およそ3,000円

スカルプチュアネイル（スカルプネイル）の特徴

スカルプチュアネイル（短縮して「スカルプネイル」とも言う）は、人工的に爪に長さを出すネイル。

通常のジェルネイルよりも長いデザインを施したい場合に行います。

基本的にはジェルネイルと同じくモチが良く、オフする時はサロンで行ってもらいます。

【スカルプチュアネイルのメリット】

・モチが良いため、結婚式当日までにある程度余裕をもって施術できる。
・式当日に突然取れることはほぼない。
・爪に長さを出すことができ、デザインの幅が広い。

【スカルプチュアネイルのデメリット】

・自分ですぐにオフできないため、仕事の都合などで落とす必要がある場合は難しい。
・（チップと比べて）記念に残すことはできない。
・強い衝撃を与えると折れやすい。

【サロンでの施術】

・施術時間：（デザインによるが）約2時間
・料金：（デザインによるが）平均15,000円＋オフ代およそ3,000円

ネイルチップの特徴

ネイルチップとは、いわゆる「付け爪」のこと。主に合成樹脂でできた人工爪を、専用の両面テープや接着剤、粘着グミで自爪に装着します。

※最初からチップ自体に接着剤がついている市販のモノも数多くあります。

自分で取り外しが可能なため、お色直し毎にネイルチップを替えることができる楽しみがあります。また結婚式後は記念として残すこともできます。

ただし手袋などに引っ掛かって取れてしまうリスクもあるため、手元の動きは慎重に行う必要があります。また水で手を洗うことも基本的にできません。

出来るだけ取れにくくするには、自爪のカーブに合わせて作ったオーダーチップ（オーダーメイドのチップ）がオススメです。

※ただし市販品なら、比較的安価で購入ができます。

【ネイルチップのメリット】

・自分ですぐに取り外しできるため、仕事の都合などで取る必要がある場合に便利。
・記念に残すことができる。
・お色直し毎にデザインを替えることができる。
・結婚式後にサロンに行く必要がない。

【ネイルチップのデメリット】

・引っ掛かったりすると取れやすい。
・強い衝撃を与えると折れやすい。

【サロンでの施術】

・施術時間：（オーダーチップの場合）デザインなどの打ち合わせのみ。ただし最低1か月前までにオーダーしたほうが、修正などを施す余裕がある。※サロンに要確認。
・料金：（オーダーメイドの場合、デザインによるが）平均11,000円。

マニキュア（ネイルポリッシュ）の特徴

セルフでもサロンでも施術しやすいのがマニキュア（ネイルポリッシュ）。

マニキュアでもある程度デザイン性を持たすことはできるため、自分ですぐにオフしたい方などにはオススメです。

【マニキュアのメリット】

・自分ですぐにオフできるため、仕事の都合などで取る必要がある場合に便利。
・（他のネイルと比べて）比較的安価にできる。

【マニキュアのデメリット】

・モチが良くないため、結婚式の前日に施術する必要がある。
・式当日に突然取れることはほぼないが、こすれて表面が削れる心配がある。
・（他のネイルと比べて）デザインの幅が限られる。
・長さは出せないため、自爪の形が重要となる。
・記念に残すことはできない。

【サロンでの施術】

・施術時間：（デザインによるが）約1時間弱
・料金：（デザインによるが）平均3,000円

ブライダルネイルの色・デザイン

ブライダルネイルのデザインは、どのようなモノが良いのでしょうか。

お色直し毎に取り外し可能なネイルチップの場合、ドレス・衣装に合わせてカラーやデザインを替えられますが、それ以外のネイルの場合、どの衣装であってもネイルだけが浮かないように考えなくてはいけません。

シンプルで衣装を比較的選ばないのがホワイト系のデザイン。ホワイトなら肌の色をキレイに見せて、（長いデザインでも）品よく指輪を引き立ててくれます。

その他、薄いピンクベージュやクリア系なら、ネイルだけが悪目立ちせずに清楚なイメージを演出できます。

カラードレスのお色直しがある場合などは、サロンでデザインの相談をする際にドレスの写真を持っていき、希望のトータルイメージをきちんと伝えるようにしましょう。

理想のブライダルネイルで最高の一日を！

結婚式までには色々と決めなくてはいけないことがあり、バタバタと忙しくなってしまうのが当たり前です。

ですがウェディングドレス選びと同じく、ブライダルネイルも一生の記念になる重要なパーツ。後悔しないためにも、ウェディングドレスと同じく慎重かつ余裕を持ってサロン予約やデザイン相談を行ってくださいね。