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セルフジェルネイルの持ちを良くする方法!リフトしやすい原因と対策


ジェルネイルは、マニキュアよりツヤがあり長持ちするのが特徴的。ですが、セルフでやるとすぐにリフトしてしまうことがあり、期待したよりも持ちが良くない……、ということも。

セルフジェルネイルの持ちを良くする方法

そこでここでは、セルフジェルネイルをより長持ちさせるための方法についてご紹介します!

ジェルネイルの持ちが良くない原因

まずは、ジェルネイルの持ちが良くない時の主な原因を見ていきましょう。

■ジェルネイルがリフトしやすい3大要因「乾燥」「水分」「衝撃」

ジェルネイルがすぐにリフトしてしまい、持ちが良くない場合、実はジェルネイル自体に問題があるのではなく、自爪や皮膚のコンディションが変化したことが原因と考えられます。

よく起こる原因の1つ目が「手肌の乾燥」。土台となる手指が乾燥すると、爪の周りの角質や甘皮が現れやすくなり、また自爪が乾燥するとジェルネイルと爪が密着しにくくなります。

2つ目が「過度な水分」です。先程と矛盾したように聞こえるかもしれませんが、水仕事や長時間の入浴などで指先がふやけると、自爪が柔らかくなりすぎて、ジェルネイルとの間に隙間ができやすくなります。

なお、隙間ができるとそこから水分が入り込み、カビが発生してグリーンネイルになる可能性もあります。

■グリーンネイルについて詳しくはこちら
グリーンネイル(自爪が緑色)の原因と対処法|リフトしたジェルネイルで菌が繁殖する!?

セルフジェルネイルの持ちを良くする方法

そして3つ目が、「物理的な衝撃」。これは、皮膚のコンディションというよりも、爪先をなにかにぶつけた衝撃によって、ジェルネイルが剥がれやすくなるのです。特に爪が長いデザインの場合、そのリスクは高くなります。

■ジェル同士の相性

ジェエルネイルは、ベース、カラー、トップジェルの三層構造で塗布することが一般的です。

ですが、このとき例えば、ベースネイルとカラーネイルが違うメーカーの製品だった場合、ジェル同士の相性が合わない可能性があります。

相性が悪いと密着性が落ちてしまい、長持ちしない原因に繋がります。そのため、持ちが良くないと感じるのなら、できるだけ同じメーカーのジェルネイルで統一するほうが良いでしょう。

■塗布時点の失敗

ジェルネイルを塗布する際、うっかり皮膚まで塗ってしまいそのまま硬化させてしまうと、その部分からリフトしてしまいます。

もしも皮膚にジェルネイルが付いてしまった場合はきれいに拭き取ったり、ファイルで削ったりするなどして、きちんと爪の上だけにジェルネイルが乗るようにしましょう。

ジェルネイルを長持ちさせる方法

いくら強度があってキレイなジェルネイルといっても、塗布したまま放置すると劣化は早まります。

ジェルネイルにも日々のお手入れをすることで、さらに持ちをよくする事ができます。また、ジェルネイルを施術する際のコツについても、以下にご紹介します。

■下準備は念入りに

ジェルネイルをしっかり自爪に密着させるためには、基本として接着部分をきちんと整えることが重要です。

ベースジェルを塗るまでに「消毒」「甘皮処理」「ファイリング」「サンディング」「表面の水分、油分の除去」とこれだけの工程があります。そのどれもがジェルネイルを自爪に密着させる上で重要な役割を担っています。
セルフジェルネイルの持ちを良くする方法

「早くキレイなカラーを塗りたい!」という気持ちを抑えて、まずは、丁寧な下地作りが大切です。

■プレパレーションの詳しい方法はこちら
リフトを防ぐプレパレーション方法<ジェルネイルのやり方シリーズ>

■短めのネイルで衝撃を防ぐ

基本的に長さのあるネイルはそれだけ面積も広く、爪先が何かに当ってダメージを受けるリスクが高くなります。

短めの爪でジェルネイルを塗布しておけば、それだけでダメージを受ける機会が減りますし、指も動かしやすくなりますから、衝撃を避ける事もできます。

セルフジェルネイルの持ちを良くする方法

自分の扱いやすい長さを見極めてジェルネイルを塗布しましょう。

■プライマーの使用

ベースジェルを塗布する前にプライマーを塗っておくのも、長持ちさせるための方法のひとつ。プライマーとはジェルがリフトしやすくなるのを防ぐ下地剤のことです。

ただし、ジェルのブランドによっては、「プライマーは必要ない」「プライマーを使用してはいけない」という記載がある場合もありますので、今使っているベースジェルの注意事項を確認しましょう。

■先端を念入りに塗布する

ジェルネイルは爪の先端から剥がれていくことが多いので、トップコートを塗布する際に先端を念入りに塗布し、爪先が露出しないようにしてみましょう。

■爪切りは使わない

自爪が伸びてきた場合、爪切りの使用は避けてください。爪切りを使うと爪に負担がかかり、二枚爪になる可能性があります。

できれば、一旦ジェルネイルをオフしてから自爪のケアをするのが良いのですが、時間がない場合はファイル(爪ヤスリ)などで調整するようにしましょう。

■水仕事にはゴム手袋を

先述したように、水仕事の際にはできるだけネイルや指先に水分を当てないことが大切です。可能なかぎりゴム手袋を準備して作業にあたりましょう。

■普段のお手入れ方法

日々のネイルのケアも、長持ちさせるための大切なポイントです。

施術後にできるケアとしては、キューティクルオイルを塗ったり、トップコートを塗ったりするなどがあります。

ネイルの変化をチェックしてケアしましょう!

ジェルネイルを長持ちさせるには、施術時の工夫と日々のケアに気を配るという2つの方法があります。

どちらも実践できれば、より長持ちしますが、いずれにしても「塗ったらおしまい」ではなく、日々自身のネイルの変化に興味を持つことが一番の長持ちさせる秘訣でしょう。