セルフジェルネイルを楽しんでいる方のなかには、「最後の仕上げのトップジェルがうまく塗布できなくて、どうしてもデコボコしてしまう」「ネイルサロンでしてもらうようなツルンとした表面にしたい!」というお悩みが珍しくありません。
ですが、プロじゃないとキレイにジェルネイルを仕上げるのは無理なのかな、と諦めているのなら、一度トップジェルの塗り方を変えてみてはどうでしょうか。
そこで、ここではセルフジェルネイルを施す際に気をつけていただきたい、トップジェルの塗り方のコツをご紹介します!
トップジェルとは
「トップジェル」とは、「トップジェルネイル」「ジェルネイルトップコート」などの略称です。
トップジェルは、「ベースジェル」「カラージェル」の最後に、仕上げとして塗布する透明のジェルを指し、ジェルネイルのツヤや強度・密着性をアップさせるアイテム。
そのため、トップジェルを塗ることなくジェルネイルの施術を終えてしまうと、すぐにジェルネイルが剥がれてしまい、見た目にもジェルネイル特有のツヤを楽しむことができなくなります。
とはいえ、塗り方を誤っていると、反対にせっかくのジェルネイルがデコボコになってしまい、すぐにオフしたくなってしまうことに。
そこで、以下の塗り方のコツをチェックしてみましょう。
トップジェルの注意点
トップジェルの塗り方で注意したい主な原因に、「薄く塗っている(塗布量が少ない)」という点が挙げられます。
トップジェルの前に塗布するカラージェルは、一度にあまり厚く塗り過ぎると中まで硬化できず失敗の原因となるため、同じようにトップジェルも薄く塗ってしまう方が多くいます。
ですが、トップジェルの場合は、適度に多めの量(多すぎないように気をつけてください)を塗布することで、なめらかな表面となります。爪の1本1本を塗るたびに、トップジェルをブラシに取るようにしてくださいね。
ただし、爪と皮膚の境目は、皮膚につかないように薄めに塗るように調整してください。とはいえ、ギリギリの部分まで塗れていないと、今度はリフトや剥がれやすさの原因にもなるため、細筆を使用するなど工夫して施しましょう。
さらに、爪からはみ出した場合は、ウッドスティックで必ず丁寧に取り除きましょう。この工程を丁寧に行うことで、リフトしやすさや剥がれやすさを防ぐことができます。
【トップジェルがなめらかになるポイント:セルフレベリング】
トップジェルの塗布後、数秒間触らずに待ちます。すると、ジェルの表面が自然となめらかになりデコボコの無いツルンとした表面が出来上がり。これを「セルフレベリング」と言います。また、トップジェルの塗布後、爪を下向きにして数秒待つと重力によってトップジェルが自然に爪に沿った形で行き渡るため、この方法でも同じようになめらかな表面を作ることができます。
へこみの修正にもトップジェル
もしもトップジェルまで硬化させ、完成させた後にへこみを見つけた場合も、トップジェルである程度修正することができます。
①トップジェルを多めにブラシに取ります。
②トップジェルを爪全体に塗ります。
③全体に塗った後、へこみ部分だけにトップジェルを少しだけ乗せます。ブラシで押し付けずに、トップジェルをへこみにチョンっと乗せるイメージです。
④ジェルが自然に広がりなめらかになるまで、数秒待ちます。
⑤滑らかになったら硬化させます。
なお、ストーンやビジューなどのコーティングにも使えるトップジェルですが、ストーンとの相性もあるため、一度トライしてチェックしてみるのもおすすめです。
トップジェルはジェルネイルの重要アイテム!
トップジェルは、単にツヤ感を出すためだけに必要なのではなく、ジェルネイルの強度やリフトのしにくさ・剥がれにくさをプラスする、機能的に重要なアイテムです。
セルフジェルネイルはキレイにできない、取れやすい、という思い込みがあるのなら、トップジェルの塗り方のコツを押さえて、理想のジェルネイルをお家で楽しめるようにさっそく試してくださいね!