今やネイルサロンでも主流となっているジェルネイル。セルフネイルに挑戦する人も増えており、より一般的になってきています。
「ジェルネイルに挑戦してみたいけどそもそもジェルネイルってどういったもの?」と疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、そんなジェルネイルを始めるにあたっての基本的な情報をご紹介します!
ジェルネイルとは
ジェルネイルとは、ゲル状の樹脂を硬化させて形成したネイルのこと。
硬化させるためにマニキュアでは自然乾燥を行いますが、ジェルネイルでは専用のライトを当てて固めることが一般的となっています。
専用のライトはUVライトやLEDライトを使用しますが、近年では、LEDライトの使用がサロンでは増えている傾向にあります。
このように少し手間がかかるジェルネイルですが、透明度が高かったり希望のデザインができたりと人気の理由があります。
ジェルネイルの種類
ジェルネイルには大きく分けて2種類あり、仕上がりや特徴で違いが出てきます。
ひとつめがハードジェル。こちらは強度の高さが特徴的です。強度が高いため厚みや長さを出すことができ、ネイルコンテストなどでも使われています。
ふたつめがソフトジェル。こちらは柔軟さや、セルフネイルでの取り扱いやすさが大きな特徴になります。また、様々な色や種類のバリエーションがあり、気軽に始められるセルフジェルネイルキットとして提供されているのもソフトジェルです。
このように種類も豊富なジェルネイルですが、メリットやデメリットもあることを理解しましょう。
ジェルネイルのメリット
では、ジェルネイルのメリットについて見ていきましょう。
【デザイン性】
ジェルネイルのメリットの1つめして、美しい見た目やそのデザインの豊富さが挙げられます。
ジェルネイルは発色が良く、色むらが出ないことに特徴があり、透明なジェルを使用した場合は、爪に透明感を生むことも可能です。
また、ワンカラーのネイルはもちろん、細かいパーツやスタッズ、ストーンなどを乗せることもでき、ジェルネイルだからこそできるデザインが豊富。自分の理想や好みに合わせて指先のデザインを追求できる――これがジェルネイル人気の大きな理由になります。
【持ちの良さ】
2つめのメリットは、ジェルネイルが長持ちする点にあります。
マニキュアでは、すぐ剥げてきてしまいますが、ジェルネイルは基本的に剝げることがなく、3週間程度持つとされています。
【自爪の補強】
3つめのメリットは、自爪の補強になる点にあります。
ジェルネイルには、割れやすい爪をコーティングして補強する効果も期待できます。爪が薄い人でもジェルネイルをすることで爪に厚みを持たせ、割れたり折れたりすることを防ぐことが出来るのです。
【硬化時間】
最後のメリットは、乾かす時間が短い点にあります。
マニキュアでは、塗ったのちに乾燥させるための時間が長く必要になってきますが、ジェルネイルでは、(使用するライトやジェルの種類によって異なりますが)一般的には30秒から3分程度で硬化させることができます。
ジェルネイルのデメリット
メリットの多いジェルネイルですが、残念ながらデメリットもあります。
【オフ時間の長さ】
ジェルネイルのデメリットのひとつめは、オフに費やす時間が長い点です。
ジェルネイルの種類にもよりますが、オフをするためにネイルやパーツを削る必要があったり、アセトンリムーバーを使いネイルを溶かす必要があったりします。
これらの工程には準備と時間が掛かるため、マニキュアをオフする際と比較すると、長く感じられます。
■こちらの記事では、セルフでジェルネイルを落とす方法をご紹介しています。
『ジェルネイルのセルフオフ方法!無理に剥がさず簡単にジェルを落とす基本まとめ』
【自爪へのダメージ】
2つめのデメリットは、自爪にダメージをあたえる可能性がある点です。
ネイルを塗る際に爪を削ったり、オフする場合に爪にとって良くない成分の溶剤を使わなければならなかったりといった場合があり、これらの結果、爪にダメージを与えてしまう可能性があるのです。
【健康被害の可能性】
3つめは、健康被害の可能性があることです。ジェルネイルの施術につかわれるアセトンリムーバーやジェルに含まれる化学物質による体調不良やアレルギー、ライトに含まれる紫外線での健康被害の可能性はないとは言いきれません。
もちろん予防方法や対処方法もあるので、安全にジェルネイルを行えることが殆どですが、もし、違和感が生じた場合は無理にジェルネイルを続けず、場合によっては専門家にみてもらうようしましょう。
デメリットを含めて正しく理解して楽しもう!
ジェルネイルは美しい手元を演出できるので、一度サロンやセルフで行えばその魅力のとりこになるかもしれません!
事前にデメリット面もきちんと知った上で正しく施術し、ダメージを回避したジェルネイルライフを楽しみましょう。