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マニキュアとジェルネイルの違いって?メリット・デメリットを知ってぴったりのネイルを楽しもう!


ここ数年で急激に広まっているジェルネイル。ネイルサロンでプロのネイリストさんに施術してもらっている方、ジェルネイルキットを購入してセルフジェルネイルを楽しんでいる方など、ジェルネイル人気はますます加速しています!

とはいえ、まだまだマニキュア派も多いですよね。そんなマニキュア派の声を聞くと「そもそもマニキュアとジェルネイルってどう違うの?」という疑問があるようです。

色とりどりのマニキュア

そこでここでは、マニキュアとジェルネイルの違いや、お互いのメリットとデメリットについてご紹介します。

マニキュアってなに?

マニキュア(ネイルポリッシュ、ネイルエナメル、ネイルカラー)とは、着色された合成樹脂を有機溶剤で溶いたモノ。

あのマニキュア特有のツンとしたシンナー臭は、この有機溶剤のニオイです。

マニキュアのメリット・良い点

いまでは百均でも色数多く売られているマニキュア。ドラッグストアやバラエティショップ、専用サロンなどで、比較的お求めやすい価格で購入できるため、手軽にたくさんの色や種類を楽しめます。

またオフする時は除光液とコットンを使用して、カンタンに取り去ることができるのもメリット。

塗るときも取るときも自爪を削る必要がないため爪を痛めず、爪が薄い方でも特に問題はありません。

マニキュアのデメリット・良くない点

まずは塗布した際のニオイが苦手な方(頭痛がする場合もあり)が多くいます。そのためマニキュアを塗る時は換気が必要です。

次にやはり取れやすさがデメリットに。プロのネイリストがマニキュアを塗ったとしても、せいぜい10日間程度の持ちであり、素人が塗ったマニキュアなら持って1週間程度、といったところです。

また水仕事や手先を使う作業が増えるほどに持ちは悪くなるため、ひどい場合は1日で爪先部分が削れたりめくれたりしてしまうこともあります!

さらにマニキュアは揮発性があるため、自爪が乾燥しやすくなります。

マニキュア:塗布中の最大のデメリット

塗布中の最大のデメリットといえば、すぐに乾かないことがマニキュア派のストレスの筆頭に挙げられるのでは?

マニキュアは一見表面が乾いているように見えても、中まで完全に乾くにはなんと24時間が必要です。そのため「もう乾いただろう」と思って作業をするとヨレてしまって、もう一度やり直し……なんて最悪なことになってしまいがち!

パーツを置いてトップコートを塗ったとしても、しっかりと固定されるのに時間がかかるため、せっかくのデザインが一瞬のスキで乱れてしまうなんて悲劇もよくあります。

また補足として、マニキュアは空気に当たると乾燥する性質のため、他色のマニキュア同士を混ぜて別の色を混ぜることは、基本的にはできません。

そのためボトルに入っているそのままの色だけを使用することになります。

ジェルネイルってなに?

ジェルネイルとは、ジェルのような樹脂を専用のライト(もしくはランプ)を当てて固めるネイルのこと。

「ハードジェル」「ソフトジェル」(ソフトオークジェル)の2種類があり、お家でできるセルフジェルネイルは「ソフトジェル」に分類されます。

ジェルネイルのメリット・良い点

なんといってもジェルネイルは持ちの良さがウレシイ! 一度施術すれば3週間から1か月程度持つのがマニキュアとの大きな違いです。

ジェルネイルならマニキュアのように水やお湯で剥がれやすくなることもないため、水仕事や指先をよく使う方でも安心。

またジェルネイルの種類によっては爪を削らずに塗布することができるモノもあるため、爪が薄い方や弱い方でも「サンディング不要タイプ」を選べば心配いりません。
ジェルネイルを施した手
それどころか、爪が薄い、割れやすい、二枚爪になりやすい方こそジェルネイルを施すことで爪が補強され、傷みにくくなるというメリットを強く実感できるのです!

ジェルネイル:塗布中のメリット

ジェルネイルはジェルを自爪に塗った後、数秒間専用のライトに当てて硬化させれば完了

そのためマニキュアのように乾くまでに時間がかかる、乾いたように見えて実はまだヨレやすい、ということもありません!

パーツを使ってのデコレーション・デザインもしやすく、一度硬化させればしっかりと固定されるので安心感があります。

さらにウレシイのはそのツヤ感。オフする時まで最初のツヤがほぼ持続するので、いつまでもつけたての美しさやイメージを楽しめます。

またジェルネイルのカラージェルはカラー同士を混ぜることができるため、好きな色合いに調節して塗布することもでき、デザインの幅が広がります。

ジェルネイルのデメリット・良くない点

いいことづくしのジェルネイルですが、ジェルネイルを面倒に感じる方の意見として、「オフする作業に時間がかかる」のが良くない点として挙げられます。

サロンで施術してもらったジェルネイルをオフするときは、やはりサロンでプロによってきれいにオフしてもらうのがおすすめです。

またセルフジェルネイルの場合は、ジェルネイル専用のリムーバーやアセトンをコットンにつけて各ネイルに乗せ、アルミホイルでカバーをしておよそ10分間待つ必要があります。

さらに事前にネイルの上をファイルで軽く削り、リムーバーが浸透しやすくする工程も必要です。

※セルフジェルネイルのオフ方法の詳細はこちら⇒
『セルフジェルネイルの落とし方|基本のオフ方法!<ジェルネイルのやり方シリーズ>』

とはいえおよそ3週間に一度の作業のため、何度も塗り直す手間と比べれば、大きなデメリットではないとも言えます。

マニキュアとジェルネイルのメリット・デメリットまとめ

以上から、マニキュアとジェルネイルのメリットとデメリットをまとめると、

【マニキュア】

●メリット
手軽に購入できる。
オフがカンタンにできる。

●デメリット
乾きが遅い。
デコレーションなどが思い通りにできにくい。
すぐに取れる。削れる。
塗布する時にニオイがきつい。
色を混ぜることができない。

【ジェルネイル】

●メリット
すぐに乾く(硬化される)。
爪が補強される。
持ちがよい。
デコレーションしやすい。
ニオイがない。
色を混ぜることができる。
ツヤ・発色をキープできる。

●デメリット
オフする時に時間がかかる。

となります。
ジェルネイルキット
持ちが良くてツヤツヤ可愛いジェルネイル、やってみないなんてもったいない! 

「ジェルネイルが良いのは分かるけど、毎月ネイルサロンに行く時間もお金も厳しくて……」という方は、プロ級の仕上がりも期待できるセルフジェルネイルキットにトライされることを、ぜひオススメしたいと思います!