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ネイル・マニキュアの気泡対処法|セルフネイルで気泡ができない方法とごまかしテクニック


セルフネイルをしていて「やっぱりセルフではきれいにネイルが塗れない……」とがっかりしてしまう原因のトップに、「ネイルが乾くとプツプツした小さな気泡が入っている」という気泡問題があるのでは!?

セルフネイルイメージ

セルフネイルをするといつでも気泡ができてしまうのなら、ネイルの塗り方が間違っているのかもしれませんね。

ですがちょっとしたコツをマスターするだけで気泡が入らず、いつものセルフネイルが格段にきれいに仕上がるようになります!

そこでここではセルフネイラーさん向けの、気泡ができないようにするオススメの方法をご紹介します。

ボトルは転がす

ネイルを塗るといつも気泡がはいってしまう人がよくやってしまう行為に、「ネイル(マニキュア)のボトルを上下にシャカシャカっと振る」ことが挙げられます。

ですが中身がこってりしてしまっていたり、分離が気になったりしてしまっても、絶対にボトルを上下に振るのはやめましょう。

この「上下に振る」行為によって、ボトルのなかで気泡を作ってしまっている可能性が高いため。

ネイルボトルは両手のひらで挟んで、横向きにコロコロと転がすことを徹底してくださいね。

※ジェルネイルの場合も通常のネイル(マニキュア)と同じく、粗く雑にジェルを混ぜていると気泡ができやすくなり、そのまま硬化してしまうと直すことができません。ジェルに空気を入れずに均一の濃さにするためには、ゆっくりと適度に混ぜるようにしましょう。

ブラシは縁でしごく

先述した「ボトルを上下に振る」ことと同じく、セルフネイルをする際に良く見られるNG行為として、「ブラシ(筆、ハケ)で中身を雑にかき混ぜる」「何度もブラシをボトルに出し入れする」ことが挙げられます。

これではあえてブラシの毛のあいだに空気を入れたり、ボトルのなかに空気を含ませていたりしているのと同じこと。

ブラシは塗るたびにボトルの縁でしごいて余分なネイルカラーや空気を取り去るようにしましょう。

自爪をきれいにしておく

どれだけ丁寧にネイルを塗っても気泡ができてしまうなら、自爪自体に問題がある可能性があります。

まず考えられるのは、「自爪の表面がボコボコしている」こと。この場合はネイルファイルを使って自爪表面をなめらかに磨くようにしてください。

■ネイルファイルについて詳しくはこちらの記事もおすすめ
『ネイルファイルは4種類ある?グリッド数って?|初心者向けネイルファイルの使い分け豆知識!』

自爪を磨いた後は、爪表面にゴミや汚れがついていないかをチェック。

爪に余分な油がついていてもきれいにネイルを塗ることができなくなるため、最低限石けんで手を洗い、できれば自爪をアルコールで消毒しておきましょう。

その後、ベースコートを塗って自爪表面をツルツル&保護することをオススメします。

指先は冷やしておく

さらにネイルを塗る前には、自爪を冷やしておくのも有効です。

というのも指先が温かいと、ネイルカラーとの温度差ができてしまうために気泡ができやすくなるためです。

そのためセルフネイルを行う前には、指先を水や保冷剤で冷やしたり、ネイルを塗った後にも冷たいモノを握って指先が冷えるようにしてみましょう。

またネイルを事前に冷蔵庫に冷やしておくと、ネイルがすばやく乾くために気泡ができにくくなります。

トップコートの塗り方に注意!

カラーネイルまではきれいに塗れるのに、トップコートの時点で気泡ができてしまう……、という心当たりがある場合、トップコートの塗り方に問題があります。

カラーと同じく、トップコートもブラシで取った後はボトルの縁でしごき、余分についた液は落としましょう。

さらにブラシを押し広げることで、ブラシの中や液の中に入っている空気を抜き、気泡ができないようにしましょう。

またラメ、ビジューやストーンなどのデコパーツを乗せた上からトップコートを塗布する際に、気泡ができてしまうことがあります。

これはデコパーツとトップコートの隙間に空気が入ってしまっているためです。

ネイルを塗る順番

トップコートを塗る際は、ブラシを何度も同じ部分で往復させずに、一方向に素早く(かつ丁寧に)動かすことがポイントです。

冷風を強く当てない

塗り方には問題がないのに、最終的には気泡ができてしまう場合、乾かし方によって気泡ができやすくなっている可能性があります。

乾かす際にドライヤーの冷風を当てていることはありませんか? ドライヤーの冷風を当てるとネイルは早く乾きますが、反面、強く風を当ててしまうと気泡ができるリスクがあります。

一番きれいに乾かす方法は、やはり自然乾燥です。時間をかけてゆっくりときれいに乾かしましょう

気泡ができてしまった時の対処法

もしもすでに気泡ができてしまった場合、少量なら以下の方法でごまかす、もしくは修正することができます。

出来るだけと塗布段階で気泡は作らないほうが良いですが、どうしてもできてしまった場合の応急処置方法としてご参考ください!

ブラシで押し出す

ネイルが乾いていない段階で気泡を見つけた場合、ブラシを使って爪先まで押し出しましょう。

ただしブラシを強く押し付けるとネイルが剥げてしまうため、ゆっくりと気泡のみを押すように注意が必要です

除光液でなじませる

除光液を指にほんの少量塗り、気泡ができている部分のみにトントンと除光液をなじませ、平らにします。その後薄くカラーを上から塗り、色を均一にします。

パーツで隠す

どうしても気泡が取れず、そのまま続行したい場合は、気泡の上にラメ、ビジューやストーンなどのデコパーツやシールを乗せて隠してしまいましょう。

ただし気泡の量が多い場合はパーツを置くバランスが難しくなるため、全体のデザインを考えて隠すことをオススメします。

自爪表面の美しさにも気を付けて

いつでも気泡ができてしまうのなら、以上のことに注意してセルフネイルを楽しんでみてください。

ネイルボトルを持つ手

ただしどうしても気泡ができてしまい、ごまかすこともできないようなら、ネイルをオフすることも考えましょう。

気泡ができないようにするには前段階からのケアが重要です。自爪表面の美しさにも気を付けつつ、セルフネイルをキレイに仕上げてみましょう!