久しぶりに穿いたパンツの腰回りがきつい……。体重はそれほど増えていないのに、腰回りの脂肪がどんどん増える……。 そんなお悩みを感じる人は少なくありませんよね。
ですが、腰回りに脂肪がつくと好きな服を着てもシルエットがイメージと異なり、ガッカリを通り越して諦めてしまうことも!
そこで、まずはなぜ腰回りに脂肪がついてしまうのか、その主な原因をご説明します。その後で、そんな多くの人が悩んでいる腰回りを、お家エクササイズでスッキリと痩せる方法をご紹介します。
腰回りに脂肪がつきやすい原因って?
食事量は多くないはずなのに、気づけばどんどんと腰回りが太っていくことに心当たりがあるのなら、以下のような原因がひとつ、ないしは複合的に合わさっているのかもしれません。
さっそくチェックしてみましょう
【原因1.腰・お腹周辺の冷え】
身体は冷えを感じると、体温を正常に保つために冷えた部分に脂肪をため込み温めようとします。同時に、脂肪は一度冷えると温まりにくく、燃焼しにくい性質があります。
そのため、薄着によって腰回りを冷やしていると、脂肪が蓄積しやすい環境が整っていると言えます。
また、このような「冷え」は外気の冷たさによる外側からの冷えのほか、身体の内側からの冷えによる「内臓の冷え」も含まれます。
身体を冷やす食材や冷たい飲食物を長期間食べていると内臓の冷えが促進されて、腰・お腹周辺が冷えてしまうため、身体を温める食材を意識的に取るようにしましょう。
さらに、入浴時はシャワーだけではなく、湯船に浸かって血行を促進させ、身体の内外から温めるようにしてください。
【原因2.骨盤のゆがみ】
足を組んだり、片足に重心をかけたり、猫背を続けたりなどの悪い姿勢を続けていると、骨盤や股関節などの位置が歪み、筋肉を正しく動かせなくなります。また、骨盤が開くことで体つきが大きくなり、太っていなくても大きく見えることもあります。
ストレッチやエクササイズによって、骨盤を正しい位置に戻すように対処しましょう。
【原因3.筋力の低下】
人間には、基礎代謝という「身体を動かさない状態で、心拍や呼吸、体温調整などの生命活動を維持するために消費されるエネルギー」があります。
筋肉はエネルギーを燃やす性質があるため、筋肉量と基礎代謝量は比例しています。つまり、筋肉量が多いほど基礎代謝量も多くなるため、筋肉を鍛えるほどに何もしない時でも自然とエネルギーを消費しているのです。
そのため、運動不足や加齢などによって筋力が低下すると、基礎代謝量も低下。すると、エネルギー消費量も減るため、太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。
そこで、適度な運動によって筋力をアップし、基礎代謝量を増やすようにしましょう。
腰回りをスッキリさせるエクササイズ紹介
自宅で簡単にできる、腰回りの脂肪をスッキリさせるエクササイズを見ていきましょう。
【腰回りエクササイズ1】
①床に両膝をつきます。
②左足を軽く斜め前に伸ばします。
③両腕を左右に伸ばします。
④上体を左側に傾けて、左手の平を床につきます。
⑤右腕をできるだけ遠くに伸ばし、右側の脇腹を十分に伸ばします。
⑥元の状態に戻ります。
これを左右各10回行います。
【腰回りエクササイズ2】
①床に仰向きに寝ころび、両膝を直角に曲げて両足の裏を床につけます。
②両腕は身体の横に置き、手の平は床につけます。
③お尻を持ち上げ、頭・胸・膝までが一直線になるようにします。
④右足を持ち上げ、爪先まで伸ばします。
⑤右足をもとに戻し、左足を持ち上げ、爪先まで伸ばします。
これを左右の足、各10回行います。
美シルエットには毎日継続させることが大事です!
一度ついた腰回りの脂肪は、すぐにはなくならないもの。ですが、毎日継続してエクササイズをし、腰回りを冷やさないようにすれば、気づけばスラリとした魅力的なシルエットになっていると期待できます!
憧れの美シルエットを目指して、今日からぜひ実践してくださいね。