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骨盤の歪みで痩せにくい?簡単骨盤矯正エクササイズ5選で体調不良を改善しよう!


幅広い年代の女性に向けて言われるようになった「骨盤の歪み」問題。骨盤が正常な位置からずれてしまい歪むことで、思いもよらない体調不良や不具合を起こしている可能性があると言われています。

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たとえば、痩せにくくなってお腹がポッコリしている原因も、実は骨盤の歪みによる内臓下垂(内臓が下がっている)かもしれないのです!

そこで、まずは骨盤の歪みの原因と弊害をご説明し、その後で自宅で簡単にできるセルフストレッチ方法をご紹介します。

骨盤の歪みやすさと歪みの原因

骨盤と聞くと、腰回りにのみ影響があると思いがち。ですが、骨盤は上部では背骨と、下部では股関節と繋がっており、上半身・下半身両方の要と言えます。

※厳密には、骨盤とは「腸骨」「恥骨」「坐骨」が左右で対になった、合計6つの骨から構成された部分を指します。

そのため、骨盤の位置が歪むと、腰回りだけではなく身体全体に悪影響を及ぼすことは明らかです。

ですが、残念ながら日常的なちょっとした負荷が蓄積されると、骨盤の歪みは発生し、自然に治るのは難しいのです。

なぜなら、女性の骨盤は月経前後での開閉(月経時には骨盤は開く)や妊娠・出産、また元々骨盤を支える筋肉量が男性と比較し少ないため、開きやすく歪みやすい性質を持っているため。

では、どのような日常的な習慣が、骨盤の歪みを招いてしまうのでしょうか。以下に、よくある原因となるNG行動を挙げます。

【骨盤の歪みの原因行動】

・イスに座っている時に、足を組むことが多い
・立っている時に、片一方の足に重心をかけることが多い
・横向きで寝ることが多い
・バッグをいつも決まったほうにだけ掛ける
・長時間のパソコンやスマートフォン操作などで姿勢が悪い
・ヒールの高い靴を履くことが多い

ひとつでも心当たりがあれば、骨盤が歪んでいる可能性が高いため、注意が必要です!

骨盤の歪みの悪影響とは?

骨盤が歪むと、具体的にはどのような問題が身体に起こるのか、例を挙げます。

【ボディラインの問題】

・全体的に瘦せにくい
・下腹がポッコリ出ている
・お尻が垂れている
・太もも・下半身がむくみやすく痩せない
・X脚、またはO脚
・猫背、または反り腰

【健康上の問題】

・冷え性
・便秘
・腰痛
・頭痛
・PMS、生理痛
・自律神経失調症

これらの症状が長引く場合は、骨盤の歪みから根本的に正す必要があるかもしれません!

骨盤矯正エクササイズ

ここからは、自宅で簡単にできる、セルフ骨盤矯正方法をご紹介します!

【骨盤矯正エクササイズ1】

①両足を腰幅に開き、膝は軽く曲げる程度に緩めます。
②両手を骨盤の左右に当てたまま、骨盤を大きく動かして円を描くように回します。

左右各10回×3回行いましょう!

【骨盤矯正エクササイズ2】

①仰向きになって床に寝ます。
②両膝を立てます。
③上半身は上を向いたまま、両膝は出来るだけくっつけた状態で、両膝を右側にゆっくりと倒します。この時、下半身の力は抜いて、脚の重みで床に倒れさせましょう。
④限界まで倒したら(無理はしないようにしましょう)、10秒キープします。反対側も同様に行います。

左右各10回行いましょう!
エクササイズ

【骨盤矯正エクササイズ3】

①仰向けになって床に寝ます。
②バスタオルを適度に折って丸め、股関節(腰下からお尻上部あたり)の下に入れます。
③両手は軽く重ねて上方に伸ばします。
④両足も軽く重ねて、下方にグッと伸ばします。
⑤天井を見て、身体が一直線になった姿勢のまま、5分キープします。

【骨盤矯正エクササイズ4】

①立ったまま、両かかとを付けて、爪先は拳1個分開きます。
②背筋を伸ばしたまま、かかとをゆっくり持ち上げます。
③かかとをゆっくりと下ろします。

10回行いましょう!

【骨盤矯正エクササイズ5】

①立ったまま、両膝にタオルを1枚挟みます。
②タオルが落ちないように両膝を閉じた状態で、スクワットをします。

30回から始めて、徐々に回数を増やしましょう。

姿勢のクセを見直してエクササイズを!

骨盤の歪みは、日々の生活習慣や姿勢のクセによって知らぬ間に蓄積されます。

骨盤の歪み

なんとなく体調がすぐれない、何をやっても腰痛や冷え性が解消されない、(疾患ではなく)生理痛がひどい、といったお悩みがある場合は、ご自身の骨盤に注意を向けて、まずは簡単にできる骨盤矯正エクササイズを毎日実践してみましょう!