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セルフジェルネイルの色ムラは各工程のポイントで直る!ジェルネイルを滑らかに仕上げるコツ


セルフでジェルネイルをすると、最初はなかなか理想どおりにはできずに悩んでしまうセルフジェルネイラーさんは少なくありません。

セルフジェルネイルの色ムラ解消

そんなセルフジェルネイルに関するお悩みのなかでも代表的なのが「ジェルネイルのムラ」です。

色ムラ、縦線、デコボコ、ジェルのたまりなど、マニュアル通りに塗っているはずなのにツルンとうまくできない……。

そんな声にお応えし、ここではセルフジェルネイルをムラなくキレイに塗る方法をご紹介します。

ジェルを塗る前の準備はOK?

まずカラージェルを塗る前に、自爪(地爪)自体に縦線などの溝があると色ムラができやすくなります。

ある程度の溝はベースジェルでカバーできるものの、やはりベースジェルの前に適度な処理が必要です。

そのため、ジェルネイル施術前に自爪の下準備(プレパレーション)をきちんと行い、自爪表面が滑らかになっている状態からジェルネイルの塗布に移るようにしましょう。

■プレパレーションの方法について詳しくはこちら⇒
『リフトを防ぐプレパレーション方法<ジェルネイルのやり方シリーズ>』

ベースジェルを多めに塗る

丁寧にプレパレーションをしても、自爪表面のデコボコが完全にはなくなっていないことがあります。

その場合は、ベースジェルを重ね塗りすることで、爪表面を滑らかに覆うようにしましょう。

ムラになりにくい高発色カラーを選ぶ

カラージェルには、色によってムラになりやすい・なりにくい特徴があります。
セルフジェルネイルの色ムラになりやすいなりにくいカラー

■ムラになりやすいカラー:ホワイト、ベージュ、パステル系、薄色
■ムラになりにくいカラー:高発色カラー(赤、青、ブラウンなどの濃色)

そのため、慣れないうちは、ホワイトが入っているような淡い・薄い色は避け、ムラになりにくい濃色系を選ぶようにしましょう。

カラージェルを混ぜていない

カラージェルを使用する前は、良く混ぜる(攪拌(かくはん)する)必要があります。なぜなら、カラージェルは時間が経つと顔料が沈殿し、底に溜まってしまうため。

ジェル内の顔料を均等にして色ムラを防ぐために、施術前には消毒済みのスパチュラ(なければ消毒済みの爪楊枝でも可)でしっかりと混ぜましょう。

※メーカー・製品によっては混ぜなくてもよいカラージェルもあります。ご確認ください。
※筆先にカラージェルがべっとりと付いてしまうため、筆で攪拌しないようしましょう。

カラージェルは薄く数回重ねる

色ムラをカバーしようと、一度にたっぷりのカラージェルを塗っていませんか?

ベースジェルとは反対に、カラージェルは薄く少量を塗り重ねるのが鉄則です。
セルフジェルネイル

薄く塗ったカラージェルを硬化させて、再度上から薄く重ねて硬化させ……、を理想の濃さになるまで繰り返しましょう。

トップジェルを多めに塗る

ベースジェルと同じく、トップジェルが少量だと思う様な滑らかでツヤのある仕上がりにはなりません。

トップジェルが少ないと心当たりがある場合は、これまでよりもトップジェルの量を増やして硬化させ、仕上がりの違いを比べてみましょう。

各工程のポイントがジェルのムラを防ぐ

以上の各工程におけるポイントに注意してトライすれば、これまでよりもムラにならないのではないでしょうか。

もしもまだムラが気になるようなら、「硬化させる時にジェルが流れないように指を動かさない」「ジェルを爪に置くようにして、ハケ跡がつかないようにする」ことにも注意するようにしましょう。