シーズンやその日の気分で手元の彩りまでも変えたいのは、オシャレ好きさんなら当然のこと。
ですが、セルフネイル(マニキュア)だとボコボコになったり、大きくはみ出してしまったり、すぐに剥げてしまったり……など、セルフネイルに苦手意識があることも珍しくありません!
そこでここでは、セルフネイルが上手に仕上がる塗り方のポイントについてまとめました。
自爪を整える下準備の手順
まるでネイルサロンで施術してもらったかのような、美しいセルフネイルを実現するには、ネイルを塗布する前の自爪に対して、下準備のひと手間が欠かせません。
簡単にセルフでできるネイルの下準備(プレパレーション)手順を見ていきましょう。
【下準備1.甘皮処理をする】
①洗面器にぬるま湯を張り、指先を5分程度浸して甘皮とその周辺の皮膚を柔らかくします。
※お風呂上りでもOKです。キューティクルリムーバーがあれば、甘皮とその周辺に塗布します。
②綿棒、または親指に巻きつけたガーゼをお湯に浸して濡らします。
※ウッドスティックがある場合は、ウッドスティックの先にコットンを巻きつけて、お湯に浸します。
③ ②で濡らした綿棒やガーゼ、コットンで、甘皮部分をクルクルとマッサージするように優しくこすります。
④取り切れずに浮いた甘皮やささくれを、ネイルニッパーで根元から切り取ります。
※甘皮を引っ張って取ろうとすると、余分な皮まで引っ張られて傷になるリスクがあります。必ずニッパーで根元から切り取りましょう。
【下準備2.ネイルファイルで形を整える】
爪の長さ・形を整える際は、爪切りを使用すると衝撃で爪が割れやすくなるため、避けましょう。
180グリッド程度のネイルファイルを使い、なりたい爪の長さ・形に整えます。この時、ネイルファイル(エメリーボード)は必ず一方向にだけ動かすようにしてください。
■自爪の整え方について詳しくはこちらの記事をチェック!
『キレイに見える爪の整え方|自爪を健康的に育てて理想のネイルの形を楽しもう!』
ネイルを塗布する手順
下準備が整ったら、以下の手順でネイルを塗っていきましょう。
①ベースコートを塗ります。
「根元から爪先」に向かってハケを扇状にして動かし、爪の真ん中を塗ります。次に両サイドを塗ります。この際、ベースコートは厚く塗らず、薄めに一筆だけ塗ればOKです。
②ベースコートが乾いたら、カラーネイルを塗ります。
この時、最初に爪の先端部分(側面・エッジ)をサッと塗ります。このひと手間でネイルの持ちがよくなります。
その後、ベースコートと同じく「根元から爪先」に向かってハケを扇状にして動かし、爪の真ん中を塗ります。次に両サイドを塗ります。一度に厚く塗る必要はありません。
色ムラや好みの濃さによって、乾かしては重ね塗りをする、を繰り返します。
※ネイルをハケに取る際は、ボトルの口でハケを軽くしごき、余分な液がつかないようにしましょう。
③カラーネイルが乾いたら、トップコートを塗ります。
ベースコート・カラーネイルと同じく、「根元から爪先」に向かってハケを扇状にして動かし、爪の真ん中を塗ります。次に両サイドを塗ります。
④トップコートが乾いたら、ネイルオイルを爪の根元中心になじませて完成です。
はみ出した場合の補正方法
もしもネイルがはみ出してしまったら、綿棒もしくはコットンを巻きつけたウッドスティックを使用します。
事前に綿棒またはコットン部分にネイルリムーバーを染みこませておき、はみ出した部分を丁寧に拭いましょう。
下準備からセルフネイルを楽しもう!
セルフネイルは、手順を踏んで行えばキレイに塗布することができます。
まずは自爪のコンディションを整える下準備をして、見るだけで嬉しくなる理想のネイルを楽しみましょう!