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セルフジェルネイルの上手な塗り方!筆使いのコツを掴めばキレイなジェルネイルに


セルフジェルネイルは、各工程に沿ってきちんと行えば、見た目も美しく長持ちします!

セルフジェルネイルの上手な塗り方!筆使いのコツを掴めばキレイなジェルネイルに

しかし、ジェルネイルには多くの工程があり、一つの工程をスキップしたり、雑な処理で済ませてしまったりすると最終的にきれいに仕上がりません。

そこでここでは、セルフジェルネイルの工程から特に重要な部分について説明します。

下準備編

ささくれて飛び出した皮膚や甘皮を取り除きましょう。

甘皮というのは、爪の上に薄く覆いかぶさっている皮膚のことです。これがあると上手く仕上がりません。コットンを巻いたウッドスティックでキレイに押し上げましょう。

■甘皮処理について詳しくはこちらもチェック!
ネイルケアで自爪を健康的に美しく!簡単キューティクル(甘皮)処理とバッフィング方法

続いてサンディングですが、ジェルはツルッとした表面には付着しない性質を持っているので、爪を薄く削ります。

爪が軽く曇る程度で大丈夫ですが、これも隅々まで丁寧にサンディングしないとジェルが上手く乗りません。そしてサンディングによって出た粉もキレイにエタノールを含んだコットンで拭き取りましょう。

■サンディングについて詳しくはこちらもチェック!
ジェルネイルのサンディングって?セルフジェルネイルを楽しむための基本情報

使用するジェルの瓶全体をかきまぜる

下準備が終わったらいよいよベースジェルの塗布に入りますが、使用するジェルは、塗る前に一度かき混ぜておきましょう。

化学物質なので、長時間使用していない場合、成分が分離して沈殿してしまう可能性があります。使用する瓶を一度ゆっくりかき混ぜてから塗布しましょう。

筆使い編

ここからは、ジェルを塗る筆の使い方を中心にお伝えするので、【ベースジェル→硬化→カラージェル→硬化→トップコート→硬化】の作業に関する説明は割愛します。

■基本のジェルネイルのやり方について詳しくはこちら!
セルフジェルネイルのやり方|基本の塗布方法!<ジェルネイルのやり方シリーズ>

1.一度に塗布するジェルの量について

筆にのせるジェル量は多すぎても少なすぎても上手く塗れません。理想は筆先3分の1程度です。筆の片面にだけのせて、あとは爪の上でのばしていきます。

2.塗る方向と順番

筆の運びはできるだけ一定にするとムラができにくくなります。最初の塗布は爪の中心に筆を下ろし、爪の先に向かって筆を運びます。

セルフジェルネイルの上手な塗り方

次に爪の生え際を塗ります。はみ出さないように注意しながら爪の生え際から爪先に向かって塗りましょう。

3.筆に圧力をかけすぎないように

筆を強く押すと筆の毛先が広がり、思わぬところまでジェルが塗布されてしまうことがあります。

塗布する前の毛の柔軟性を指で確かめ、どの程度の力で塗るのが良いか予め確かめておくのが良いでしょう。

4.筆を使う前には必ずほぐしましょう

特に新しく筆を購入した際には注意して欲しいのですが、販売時に見た目をよくするため、筆の毛がバラつかないように筆にノリがついていることがあります。

ノリがついた状態でジェルを塗布しようとすると筆が思うように動かずムラが出来る原因にもなりますので、使用する前に、筆の状態をよく確認するようにしましょう。

4.セルフレベリングを十分に

ジェルは、粘度があるものの、基本的には液体ですので、自然にデコボコを水平にしようとする力が働きます。

そのため、塗布した後すぐに硬化させず、しばらく待ってから硬化するとセルフレベリングが働いてムラやデコボコが少なくなり、キレイに仕上がります。

5.筆の角度

筆の角度はできるだけ爪に対して寝かせるような角度で塗布しましょう。

セルフジェルネイルの上手な塗り方

逆に爪に対して立てるように筆を下ろすと一箇所にジェルがのってしまい、均等に塗るのが難しくなります。爪を優しく撫でるような感覚で筆を動かしましょう。

6.重ね塗りが基本

カラージェルは、一度ではなかなか思い通りの色にならないことが多いです。そのため、何度も塗り重ねては、色味を確認しながら理想の色に近づけていきましょう。

上級テクニック:スカルプチュアネイル

「爪の長さがもう少しだけ欲しい!」という方は、つけ爪ではなく、ジェルネイルだけで爪を伸ばす方法があります。それがスカルプチュアという方法です。

サンディングを終えたら、ネイルフォームという専用の道具を指に巻き付けます。爪の先の下にネイルフォームを固定し、ベースジェルを自爪に塗って硬化します。

スカルプチュアネイルの方法

次にビルダージェルを使って、ネイルフォームの上に土台を作ります。後で、削って形を整えられるように、延長したい長さよりやや長めにビルダージェルを塗っておきます。

自爪とのつなぎ目部分は力がかかりやすくなりますので厚めに塗りましょう。

一度硬化させたあと、今度は自爪部分から全体にビルダージェルを塗布します。

再度硬化させたら、ネイルフォームを外し、形を整えます。後は通常のジェルネイルと同じ流れで仕上げていきます。

■ミクスチャーを使ったスカルプチュアネイルのやり方について詳しくはこちら!
スカルプチュアネイルをセルフで行う方法|基本の長さだしのやり方と必要な道具をご紹介!

まずはワンカラ―からセルフジェルネイルにチャレンジ!

「美は細部に宿る」の言葉通り、指先まで丁寧にネイルできるようになれば、心まで上向きになりそう! まずは楽しくセルフネイルを楽しんで、色々なデザインにチャレンジしてくださいね。