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指先の角質ケア方法|指先の角質が硬くなる原因は?正しいお手入れ方法とハンドクリームの選び方


自分自身にも他人にも頻繁に目につく指先は、ネイルカラーだけではなく「硬くなった指先の肌状態」まで目立ってしまい、気になりますよね。

指先

指先の硬い角質にお悩みの方は男女問わず多く、爪切りやハサミで適当に切ってしまうケースは珍しくありません。ですが、実はこのような「切ってしまう」方法はさらに角質を硬くしてしまい、悪循環を招くだけ。

そこで、指先の硬い角質を正しくケアする方法をご紹介します!

角質が硬くなる原因と対策

まずは、どうして指先の角質が硬くなってしまのか、その主な原因について見ていきます。

元々指先は、酷使しがちなパーツ。パソコンや携帯電話の操作、水仕事や掃除などの家事や力仕事といった、明らかに手元を使う作業はもちろんのこと、日々のちょっとした動作においても指先は大活躍しています。

そのような作業は、指先の肌の水分・油分を取り去るため、指先は常に乾燥しやすい環境なのです。

また、何らかの繰り返し作業によって硬いモノが当たりやすい特定の部分がある場合は、肌が刺激や衝撃から身体を守るために、防御反応として角質を厚く硬くしていきます。

これらの「外部要因」による指先の乾燥・角質化に加えて、身体の内側から起こる「内部要因」も挙げられます。

たとえば、貧血や運動不足、骨盤の歪みや内臓の冷え、自律神経の乱れなどによって指先の血行不良が起こっている場合、皮膚の生まれ変わり作業である新陳代謝(ターンオーバー)も正常に働かなくなります。

すると、本来ならアカとなって剥がれ落ちるはずの肌表面の古い角質細胞がつもってしまい、硬くなってしまうのです。

「乾燥」と「血行不良」という肌の外側と内側からのダメージによって、指先が硬く粗い皮膚となってしまうと、再び元の柔らかな皮膚に戻すのは簡単ではありません!

そのため、一番おすすめの指先のケア方法は「乾燥して硬くなる前に保湿を欠かさず、血行不良を防ぐように指先のマッサージを行うなど対策をする」ことなのです。

指先の角質除法方法

すでに硬くなってしまった指先の角質に対しては、どのようなケアを行えばよいのでしょうか。

本格的にきちんとケアをする場合は、やはりネイルサロンでプロに指先トリートメントを施術してもらうのがおすすめですが、自宅でセルフケアを施すことも可能です。

角質ケア

用意するモノは「スポンジバッファー(220~240グリッド程度)」と、保湿効果の高いハンドクリームやネイルオイル。

※グリッド(G):数が少ないほど目が粗い。220~240グリッドは目が細かいため、少しずつ繊細に削ることができます。

【指先の角質除法方法】

柔らかい皮膚を削らないように注意し、指先の硬くなった角質部分だけにスポンジバッファーを当てて、一方向に優しく削ります。

この時、削り過ぎると炎症を起こすリスクがあるため、少し硬い部分が残っている程度でやめるようにしてください。

その後は、指先の乾燥を改善・防止するために、保湿対策をしっかりと行うことを忘ないようにしましょう!

ハンドクリームの選び方

保湿をするため欠かせないハンドクリームですが、市販されているハンドクリームは多数あるため、選び方が分からないかもしれませんね。

そこで、次にハンドクリームの種類を大きく3種類に分けてご説明します。

【1.保湿成分配合】

保湿成分として有効なセミラド、ヒアルロン酸、コラーゲンと言った美容成分を重点的に配合しているハンドクリームは、明らかに乾燥によるかさつきが気になる手肌におすすめです。

【2.ビタミンE配合】

ビタミンEには血行促進効果があるため、血行不良による冷えや新陳代謝の乱れが気になるガサガサ肌におすすめです。

【3.尿素配合】

尿素には、角質を構成するケラチンを分解し、肌表面の角質を除去することで新陳代謝を早める働きがあります。そのため、角質が厚く積もって硬くなっている肌には、ある程度柔らかくなるまで「尿素配合」のクリームを塗ることをおすすめします。

しかし、尿素は使い続けると新陳代謝が早まることで角質が薄くなってしまう懸念があり、肌質によっては痒みなどのトラブルを起こすこともあります。

そのため、角質が硬い時点では「尿素配合」クリームを使用し、様子を見て「尿素なしの保湿系クリーム」に替えるようにしましょう。

キレイな指先は乾燥予防から始まっています!

指先の角質ケアをすると、見た目にもすっきりとキレイになるためネイルデザインがさらに美しく見えます。また、素爪の場合でも指先までケアが行き届いている印象を与え、清潔感がアップ!

角質ケア

角質は一度硬くなると完全に元に戻すのは難しいため、たとえば水仕事をした後はきちんと指先まで水分を拭いて保湿クリームを塗るように心がけるなど、乾燥予防を徹底して行うようにしましょう。