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ジェルネイルのメリット・デメリットって?ジェルネイルキットで初心者さんも楽しもう!


これまでマニキュア(ネイルエナメル、ネイルポリッシュ)を使っていた人のなかには、「ジェルネイルに興味があるけど、どういう点が良くてどういう点に注意が必要なの?」と疑問に思っていることは珍しくありません。

ジェルネイルのメリット・デメリットって?ジェルネイルキットで初心者さんも楽しもう!

ジェルネイルとマニキュア、一見すると大きな差はなさそうに見えるかもしれませんが、実際は材質や特徴、デザインバリエーションなど大きく異なります。

そこでここでは、ジェルネイルのメリットとデメリットについてまとめてご紹介します!

ジェルネイルのメリット

まずは、ジェルネイルの主なメリットから見ていきましょう。

メリット1.長持ちする

ジェルネイルの最大のメリットは、マニキュアと比べた時の耐久力・持ちの良さです。

マニキュアだと最大でも10日程度なのに対して、ジェルネイルなら3週間~1ヶ月程度も持続することができます。

また、マニキュアが徐々に光沢を失っていくのに比べて、ジェルネイルは最後まで光沢が持続します。

メリット2.施術時間が短い、施術後すぐ触れる

マニキュアが自然乾燥であるのに対して、ジェルネイルはUVライトやLEDライトで硬化させます。

ジェルネイルのメリット

硬化に掛かる時間はUVライトなら2~3分、LEDライトなら30秒~1分程度なので、施術後にすぐ爪に触れることができます。

※硬化時間はジェルやカラーなどによって異なります。

メリット3.デザインバリエーションが豊富

ジェルネイルは、マニキュアよりもデザイン性に幅を持たすことができます。また、ストーンやビジューなどを埋め込んだ3Dデザインも、マニキュアよりも持ちよく簡単に楽しむことができます。

メリット4.爪の補強になる・水に強い

ジェルネイルは通常ベースジェル、カラージェル、トップジェルを重ねて、しっかりと自爪に密着させるため、自爪の補強になり折れにくくなります。

また、水仕事や入浴時などでもマニキュアのように剥がれやすくなる心配はありません。

※ジェルネイルの施術状態などにより、リフト(浮き)が起きることはあります。

メリット5.爪の長さを伸ばすこともできる

アクリルスカルプチュア(アクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜた溶剤)を使えば、自爪よりも長く伸ばすことが出来ます。

アクリルスカルプチュア

また、別の方法としてネイルチップ(つけ爪)を付けてその上からジェルネイルを塗ることで、長さを調節することもできます。

ジェルネイルのデメリット

次に、ジェルネイルの主なデメリットを見ていきましょう。

デメリット1.作業工程・必要な道具が多い

ジェルネイルは、完成までに多くの工程とそれに合わせて必要な道具が多数あります。

まず、セルフジェルネイルの場合、自分自身で以下の工程を行わなければいけません。

1.指の消毒
2.爪を整える
3.甘皮の処理
4.サンディング
5.粉を払い表面の油分を取る
6.プライマーの塗布
7.ベースジェルの塗布と硬化
8.カラージェルの塗布と硬化
9.トップジェルの塗布と硬化
10.未硬化ジェルを拭きとる

そして、これらの作業をするために必要な道具は、

・ネイルブラシ
・クリアジェル
・カラージェル
・UVライトまたはLEDライト
・ジェルリムーバー、アルミホイル
・コットンまたはスポンジ
・エタノール

など多数必要です。

さらに、ブラシやカラージェルは多い方がデザインバリエーションも豊富になるため、沢山揃えればそれだけ楽しみ方も広がる分、初期投資はマニキュアに比べると必然的に高くなります。

初心者向けのジェルネイルキットはどれ?セルフネイルをより快適にする選び方をご紹介

最近は、必要な道具をひとまとめにして販売しているスターターキットがあるため、セルフジェルネイル初心者の方は、まずはスターターキットで必要な道具を揃えることをおすすめします。

■セルフジェルネイルのやり方について詳しくはこちら
セルフジェルネイルのやり方|基本の塗布方法!<ジェルネイルのやり方シリーズ>

■セルフジェルネイルキットについて詳しくはこちら
セルフジェルネイルのやり方講座がオススメするジェルネイルキットの商品一覧

デメリット2.オフするのに時間がかかる

長持ちするのがジェルネイルの特徴の反面、爪にしっかり密着しているために、ネイルオフにも何段階もの工程があります。

1.ファイルでジェルネイルを削る(できれば、ベースジェルが見えるところまで)
2.リムーバーをコットンに染み込ませる。
3.コットンを爪に置いて、アルミホイルで包む
4.10分~20分ほど待つ
5.ウッドスティック(または、プッシャー)で、柔らかくなったジェルを除去する
6.ファイルで爪を整える
7.キューティクルオイルまたは保湿クリームを塗る

ジェルネイルをオフ

以上のようにマニキュアと比べると非常に手間がかかります。急にオフしなければならないようなスケジュールが入ってしまうと慌てなければならなくなります。急ぐ場合は、ネイルサロンでオフしてもらうのも良いでしょう。

■セルフジェルネイルのオフ方法について詳しくはこちら
セルフジェルネイルの落とし方|基本のオフ方法!<ジェルネイルのやり方シリーズ>

デメリット3.自爪を傷つける可能性も

ジェルネイルを塗布する前のプレパレーション(下準備)段階で、よりジェルを密着できるようにファイルで爪の表面を削ります。

そのため、頻繁にジェルネイルのオン/オフを繰り返すと、自爪を削りすぎて弱くしてしまう可能性があります。

ジェルネイルの付け替えは3~4週間程度の頻度を目安にし、もしも自爪に問題があると感じたら休息期間を設けるようにしましょう。

■セルフジェルネイルの正しいプレパレーション方法について詳しくはこちら
リフトを防ぐプレパレーション方法<ジェルネイルのやり方シリーズ>

ジェルネイルはメリットを上手に活用しましょう!

キレイで長持ちするジェルネイルですが、それにかかる手間や費用面の問題もあります。そのため、セルフジェルネイルのスターターキットなどを上手に活用して、ライフスタイルに合ったネイルを楽しみましょう!