ネイルが幸運を呼ぶということは、あまり知られていないかもしれません。しかし、風水の世界では、とても重要性が高いものとされています。
では、いったいネイルと風水にはどんな関係があるのでしょうか? 風水について簡単にご説明後、運気アップにおすすめのネイルカラーをご紹介します!
風水とは?
風水の発祥はおよそ4,000年前の中国とされています。元々は村を作るのに適した土地を探すために用いられ、多くの観察や知恵が蓄積された、どちらかというと学問に近いものです。
当初は土地ごとの気の流れを読むというのが主流でしたが、11世紀頃に方位の要素を取り入れた「理気」という考え方も生まれました。
日本には飛鳥時代に伝わり、陰陽道と相まって独自の進化を遂げます。陰陽道は天文学や暦を中心としており、環境学的な要素は少しずつ少なくなっていきます。
90年代に風水学者がメディアで取り上げられるようになり、そこから日本でも一気に有名になりました。
風水の基本的な考えは五行思想にあります。
五行思想とは、世界は「木・火・土・金・水」の5つで構成されているという考え方で、さらにこの5つの要素は相互に関係を与えます。そして、この5要素は物質だけでなく、色や方位、季節にも当てはまります。例えば「木=東=青=春」といった感じになります。
運気は指先からやってくる
俗に「幸運をつかむ」という言葉がありますが、実はものの例えではなく、風水では「動かす」ことで風が起き、風が良い運気を運んでくれると考えられています。
逆に動かないと風が滞り悪い運気が入り込んできます。
体の中で最も動かすのは指先のため、「チャンスを獲得する部位」と考えられ、男女問わず指先や爪がキレイだと仕事、情報、人間関係、恋愛など様々な縁を呼び寄せると言われています。
そういったことから、指先には幸運や良縁を呼び寄せる力があり、色にも力があると考えられています。
つまり運気を上げるために、ネイルカラーを利用するのは、風水上では理にかなった話なのです!。
上げたい運気と色の関係
では次に、運気の種類と色の関係を見ていきましょう。
【赤色 情熱的で自信が湧き出る色】
開運を呼び寄せる強い色とされています。ここ一番の勝負というときには、真っ赤なカラーネイルを選びましょう。
【ピンク 恋愛運が向上】
オーソドックスですが、風水でも素敵な人との出会いを求めたり、恋人との仲を深めたりしたいならピンク系がおすすめです。
【オレンジ 人間関係が向上】
風水でオレンジは温和な色の象徴、人間関係の色とされています。明るく穏やかな色で、周囲を明るい気分にさせ、人間関係が向上します。
【パープル 高貴さと神聖な色】
歴史を紐解けば、冠位十二階でも最も高貴な色とされるのがパープルであり、いまでも神道では最上位の役職に就く人しか着ることを許されない色。これらも風水から来ていると言われています。
厄除けやストレスを回避したいときに良いでしょう。
【ブルー 冷静さと集中力を高める】
風水ではブルーは気持ちを落ち着かせ、集中力を高める効果があるとされています。勉強や仕事に集中したい時につかいましょう。また、ダイエットにも効果がありそうです。
【グリーン 健康回復】
森林浴でリフレッシュなんて気持ちのよいものですが、実際に風水でも健康回復や心身のリフレッシュに良いとされています。
【ホワイト 浄化や心機一転】
清潔感を演出する色ですが、風水でも浄化の意味を持ちます。また再出発や新生活などの心機一転したいときには良い色でしょう。
【イエロー 気力向上】
ビタミンカラーとも言われるイエローは、風水でも元気を出したい時に助けてくれる色です。落ち込んだ時、楽しみたい時には良い色でしょう。
【ゴールド 金運向上】
類は友を呼ぶという言葉のとおり、風水でも金運を上げたい時にはゴールドが良いとされています。手の指に塗布するのに抵抗がある場合は足でもOKです。
【天然石の力も借りられる】
水晶やトパーズと言った力を秘めていると言われる天然石をネイルに乗せると、さらに力を借りられるといいます。色の力と天然石の力が合致するように選びましょう。
右手と左手にも意味がある
風水では、左手と右手それぞれに役割があると言われています。
左手は気の流れを受け取り、右手は気を流します。つまり、右手には自分をアピールする力が宿っています。そのため、右手の指には自己表現したいカラーを選ぶと良いでしょう。
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普段、何気なく使っている色にも、風水の観点から見れば、それぞれの色に力が宿っているとのこと。
お好みの色があるかと思いますが、運気を上げたい!変えたい!という時には、ネイルを使って風水の力を借りてみるのも良いでしょう。