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ジェルネイルをはじめるならまず三原色!組み合わせて作れる色紹介と注意点


数えきれないほどの種類があり、どれを選ぼうか迷ってしまうカラージェル。全くの初心者であればなおさら、どの色から揃えたらよいか分からないですよね。

3 primary colors

そこでここでは、ジェルネイルを始めるにあたってまず基本となる、カラージェルの三原色についてご紹介。三原色を掛け合わせて作れるカラーもお伝えしますので、ぜひ自作カラーに挑戦してみてくださいね。

カラージェルにおける三原色とは

デザインや雰囲気を左右するカラージェルには、三原色といわれる基本のカラーが存在します。プリンターと同じ、マゼンダ・シアン・イエローの3色。これらが揃っていれば大体のカラーは作り出せるため、まず手に入れたい基本のカラーです。

異なる色同士を混ぜ合わすことはもちろん、それぞれの量を調整すればニュアンス違いの仕上がりにも。また、2色、3色と混ぜて生まれた色同士を掛け合わせると、さらなるNewカラーの誕生です。

これらを繰り返すことで自作できるカラーは無限大。

カラージェルを複数買わずに済むためコスパも良好と、いいこと尽くしです。

【三原色を揃えることのメリットまとめ】

・自分好みの色調やニュアンスが思いのまま
・ジェルネイルにかけるコストを抑えられる
・カラージェルで保管場所が占領されない
・必要な量だけ作れて無駄がない

三原色で作れるカラーを紹介!

三原色のうち2色、3色のミックスに加え、あると便利な白&黒をプラスした自作カラーもまとめてご紹介します。
ネイルカラー見本

■2色を混ぜて基本カラーをマスター

最も挑戦しやすい2色から生まれる自作カラーは以下のとおりです。

・【マゼンダ】×【イエロー】=オレンジ
・【シアン】×【マゼンダ】=パープル
・【イエロー】×【シアン】=グリーン

2つの色を同量ずつ混ぜると原色に近いビビッドな色になり、少しずつ比率を変えれば中間の色味も生み出せます。

たとえばパープルを作るときにシアンを多めにすれば青紫に、マゼンダを多めにすれば赤紫になりますよ。

■3色混ぜると落ち着いたブラウンに

2色のミックスに慣れたら、3色にも挑戦してみましょう。

・【イエロー3】×【マゼンダ1】×【シアン1】=ブラウン

3色を混ぜるときは同量ではなく、少しずつ比率を変えることがコツです。全く同じ分量で混ぜてしまうと黒っぽくなるため要注意。微妙に変わるニュアンスを楽しみましょう。

■さらに掛け合わせるとおしゃれカラーの誕生

2色や3色から誕生したカラーに、さらに色を混ぜるとまた違った色ができあがります。
ネイルカラー見本

・【グリーン】×【ブラウン】=カーキ
・【ブラウン】×【イエロー】=マスタード
・【オレンジ】×【シアン】=ブラウンベージュ
・【パープル】×【イエロー】=グレー

■白&黒が加わるとヌーディー&くすみカラーに

三原色の次に手に入れたいのが、ホワイトとブラック。この2つあわせて5色が揃っていれば、ヌーディーカラーやくすみカラーなど、より洗練された爪先が叶いますよ。

・【ブラウンベージュ】+【ホワイト】=ベージュ
・【グレー】+【ホワイト】=グレージュ
・【オレンジ】+【ブラック】=くすみオレンジ(テコラッタ)

覚えておきたい!自作カラーにおける注意点

やればやるほどハマりやすい自作カラーですが、挑戦するときには注意すべき点がいくつかあります。
ネイルカラー見本
これらを覚えておけば、失敗なくスムーズに進められるでしょう。

⑴空気に触れないよう保管する

カラージェルは性質上、空気に触れると劣化します。そのうえ、いろいろなジェルを混ぜる工程が必要な自作のカラージェルは、より多くの空気にさらされることに。

これ以上劣化が進まないよう、保管するときは混ぜ合わせる作業を手早く済ませることをおすすめします。

■ジェルネイルの正しい保管方法について詳しくはこちら
『ジェルネイルの保管方法と使用後のケア方法!ジェルが変質するNG保管場所は避けましょう』

⑵できるだけ一度に使い切る

劣化しやすい自作カラーは、せっかく作ったのに使えなくなっていた……ということがないよう、なるべく一度に使い切ることがポイント。

保管している時間が長ければ長いほど鮮度が保ちにくく、空容器に移す際にダストが紛れ込んでしまうこともありますよ。

⑶比率を間違えないよう慎重に混ぜる

少しの量で全く異なる色になるため、目指すカラーに適した配分で混ぜ合わせることも大切です。

理想と相反する色になっても再び加えれば調整は可能ですが、ジェルをたくさん消費してしまいもったいない結果にも。正しい比率で、量は少しずつ作ることがベストです。

⑷すべての指に十分塗れるだけの量を作る

自分好みの色に仕上げられる一方、その時々で微妙に違う風合いに仕上がるという面も持ち合わせています。塗っている途中でなくなったとしても、再び同じ色を再現することが困難です。

そのため、最初から全ての指に塗れる十分の量をたくわえておきましょう。

⑸赤と青は別途購入が必要

あらゆる色が生み出せる自作カラーですが、赤と青だけは作ることが不可能です。なかでも赤は別途購入が必要。

ボルドーやワインレッドなど、赤系のネイルに憧れる人は、三原色と一緒に揃えておくと余計に買い足す手間がかかりません。

三原色による自作カラーでさらなるおしゃれを!

ほとんどの色が作り出せ、カラージェルの基本となる三原色。使いこなせる自信がない、なるべく費用を抑えたいなど、そんなネイル事情に一役買ってくれる万能なカラーです。

混ぜ合わせる作業や混色リストをインプットして、お得にカラフルネイルを手に入れましょう。