ジェルネイルのデザインの中でも、有名かつ基本的なデザインといえばフレンチネイル。ベーシックなデザインですが、日々様々なフレンチネイルが考案され、細分化が進んでいます!
そこでここでは、簡単なフレンチネイルの施術テクニックや流行の変形フレンチネイルデザインなどについてまとめてご紹介します。
フレンチネイルの由来
爪の先端や一部分に単色(主に白色)で線を引くデザインがフレンチネイル。
フランス人のナチュラルな爪が醸し出すエレガントさを表現するためにアメリカ人が考案したとする説を主に、その他諸説あります。
爪の形で印象も変わる
フレンチネイルを作る前に、まず爪の形を選びましょう。爪の形によってフレンチネイルの印象も大きく変わります。
・ラウンド
ナチュラルな爪の形に近いカーブです。短めで上品な印象を与えます。
・オーバル
ラウンドに対してすこし爪の両サイドを削って、爪を細長く見せるデザインです。エレガントな印象を与えます。
・スクエアオフ
爪の先端を指に対して直角にカットするデザインをスクエアと言い、スクエアの状態から先端の両端を少し削って丸みを持たせるデザインをスクエアオフと言います。比較的カジュアルな印象を与えます。
初心者でも簡単にできるテクニック
フレンチネイルの最大のポイントは、きれいなラインが引けるかどうか。ブラシのテクニックが求められるところですが、実はブラシを使う以外にも簡単にきれいなラインを引く方法があります。
【絆創膏を使う】
フレンチのキレイなラインを実現するために「フレンチガイドテープ」という商品が販売されています。
ホワイトとの境界線にこのテープを張り、その上からホワイトを塗ることで、きれいなラインを引くことができます。
しかし、この商品を買わなくても絆創膏の両端にあるカープを流用すれば、同じ効果を得ることができます。手元にフレンチガイドテープが無い場合は試してみると良いでしょう。
【ネイルスタンプを使う】
100円均一にも売っている便利なアイテム、それがネイルスタンプです。
柔らかいシリコンの部分にネイルカラーを塗り、それを爪に押し当てることで、きれいなラインが引けるというアイテム。ガイドテープのような下準備がいらないので、手軽にできるところが魅力です。
ブラシで作るフレンチネイル
ブラシを使わずにフレンチラインを作る方法をお伝えしましたが、「やっぱりブラシでやってみたい」という人のために、フレンチラインを作る基本的な塗り方を紹介します。
1.爪のカーブに対して3方向からブラシを運びます。1回目は爪の先端の端から中央にむけてブラシを運びます。
2.反対側の端から中央にむけてブラシを運びます。この時点でフレンチラインがVの字になっています。
3.最後にVの先端部分を爪の先端に対して平行になるように塗って爪のカーブに合わせたラインを作ります。
コツは、一度ブラシを動かしたら最後まで塗り切る事。爪の上でブラシを止めるとムラができて見栄えが悪くなります。
【カラーがはみ出た時のリカバリーテクニック】
ブラシで爪のカーブに平行な線が作れない場合は、平行でない部分にストーンを置いてしまうという手もあります。
フレンチラインを隠すことができて、なおかつゴージャスになるという一石二鳥のテクニックです!
さまざまな種類のフレンチネイルデザイン
フレンチラインの引き方にもいろいろなパターンがあります。
【スキニーフレンチ】
通常のフレンチラインに比べて半分以下の極細のラインを引くのがスキニーフレンチ。いかに細く見せるかがポイントなので、使う色もはっきりとした濃い色がおすすめです。
【斜めフレンチ】
基本的なフレンチネイルは、爪の先端のカーブに対して平行な線を描くものですが、斜めフレンチはあえて平行ではないラインを描きます。
斜めフレンチの場合、爪の半分くらいまでを占めるようなラインを引くようなデザインが一般的です。
【逆フレンチ】
フレンチネイルが爪の先端だけ線を引くのに対して、その割合を逆転させたのが逆フレンチです。爪の根元部分だけを残して、爪の大半を塗ってしまうというデザインです。非常に華やかな印象を与えます。
【ミラーフレンチ】
ミラーネイルの施術をフレンチネイルに取り込んだデザインです。ミラーネイルは、メタリックが入ったパウダーを塗布して爪を鏡のようにピカピカにしてしまうデザインですが、これをフレンチラインにのみ使うというデザインです。
フレンチネイルのバリエーションは無限!
一口にフレンチネイルといっても爪の形、ネイルの幅、塗り方によって多くのバリエーションがあり、カラーパターンも含めれば、そのバリエーションは無限と言っても良いでしょう。
いつものフレンチに飽きたらちょっと違うデザインに挑戦してみてはいかがでしょうか。