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ハンドマッサージは手作りマッサージオイルで!ハンドマッサージで美肌・むくみ対策からリラックス効果まで


美しい手をしている方を見ると、男女問わず思わず見ほれてしまうことはありませんか?

手は年齢が出やすいと言われる分、美しさを保っていると、お顔の若々しさ・美しさと同じく周囲から羨望のまなざしで見られるようになります!

女性のきれいな手

そこで重要なのがハンドマッサージです。フェイスマッサージほどには注目されていないイメージがありますが、実はハンドマッサージには体全体の機能にも関わるほどの効果が隠されているのです!

そこでここでは、ハンドマッサージが及ぼす体への効果と、ハンドマッサージにおすすめのオイル、おすすめのハンドマッサージ方法についてご紹介します。

ハンドマッサージの効果

【ハンドマッサージの効果1.美肌効果】

マッサージの基本的な効果として、やはり第一に挙がるのが「美肌」効果。

マッサージによって滞った血行が促進されることで、血中の酸素や栄養素が行き渡るようになるため、皮膚細胞のターンオーバー(新陳代謝)までは促されます。

結果として古い角質細胞は剥がれ落ち、くすみやかさつきのない美肌へと導かれます。

【ハンドマッサージの効果2.むくみ・冷え改善】

マッサージによって手のリンパ管や毛細血管の流れがスムーズになるため、むくみや冷えの改善に繋がります。

また老廃物の排出が促進されることで、免疫力の向上も望めます。

【ハンドマッサージの効果3.筋肉の緊張緩和】

血行がよくなることでこわばった筋肉がほぐれます。筋肉がほぐれることで栄養素の巡りも良くなるため、内臓機能も高まります。

【ハンドマッサージの効果4.脳の活性化】

脳の運動野全体のおよそ1/3は、手に受ける刺激や手の動きに関係しています。そのためマッサージによって手に刺激が与えられると、脳までもが大いに刺激を受けて活性化されます。

【ハンドマッサージの効果5.リラックス効果】

マッサージすると自律神経のなかの副交感神経が優位となり、リラックス状態となります。さらには別名「幸せホルモン」とも呼ばれる「オキシトシン」が分泌されるため、幸福感に包まれます。

ハンドマッサージ方法

では次に、基本的なハンドマッサージ方法をご紹介します!

以下はヒジから下全体のマッサージ方法ですが、気づいた時には手部分のみのハンドマッサージをこまめに行うのもおすすめです。

1.マッサージオイルを両手の平に伸ばします。
2.片方の手の平のオイルを、もう片方の手のヒジから指先に向かって伸ばします。
3.2と反対側の手のヒジから指先に向かっても、オイルを伸ばします。
4.2と3を数回繰り返します。
5.ヒジから手首までの側面を、もう片方の手の指でぐっぐっとはさんで(ヒジから手首へと)移動します。両腕に数回繰り返します。
6.ヒジの下にあるくぼみを指できゅっと押します。両腕に行います。

【以下は手の部分】
7.手の平をもう片方の手を使ってぐっと広げます。
8.両方の手首を数回左右に回します。
9.手の甲側にある「合谷」(ごうこく)というツボをぐっと押します。
※合谷:手の甲の親指と人差し指の骨が交わった箇所から、少し人差し指よりにあるくぼみ
10.親指から小指までを順番に軽く握りつつ少し引っ張ります。
11.7~10を両手に行います。

手の甲にあるツボ「合谷」は、通称「万能のツボ」。頭痛、歯痛、肩こり、眼精疲労、胃腸の不調、肌荒れ、生理痛など、幅広い体の不調・痛みに作用するツボと言われています。

マッサージオイルに精油を活用

ではここからは、ハンドマッサージを含め、体のマッサージにおすすめのマッサージオイルの作り方をご説明します。

そのマッサージオイルとは、精油(エッセンシャルオイル)を使ったオイルのこと。

精油(英語で“エッセンシャルオイル”。精油と同じ意味)とは、100%天然由来の液体です。天然とは、植物の花・葉・果皮・樹皮・種子・根などを指します。

精油の自然の香りによるリラックス効果や肌への効果を活用する方法を「アロマテラピー」と呼びます。※ただし日本では、アロマテラピーは医療とは認められていません。

そのため好きな精油をマッサージオイルにプラスすることで、その香りや肌への効果を存分に楽しみましょう!

エッセンシャルオイル

【注意事項】
精油とよく似たものに「アロマオイル」がありますが、アロマオイルは人工的な香料やアルコールなどが配合されているため、肌につけるマッサージ用には適しないことが多々あります。

そのためマッサージ用に精油(エッセンシャルオイル)を使用する際は、「アロマオイル」は使用しないようにしてください。

マッサージオイルの作り方

まずはマッサージオイルのベースとなる「キャリアオイル」を選びます。

キャリアオイルとは、特定のオイルの名称ではなく、スキンケアに使用できるオイルのことを指します。主に「ホホバオイル」「スイートアーモンドオイル」「マカダミアナッツオイル」「ココナッツオイル」「グレープシードオイル」などが使用されます。

ベースとなるキャリアオイルを選んだら、次に香りづけをする精油を選びましょう。

基本的にはお好みの精油で大丈夫ですが、香りによって効果が変わるため、その時々の気分によって変えてみるのもおすすめです。

【マッサージオイルにおすすめの精油の種類と効果】

※日本ではアロマテラピーは医療とは認められていません。医療としての病気の改善効果ではありません。

1.ローズ系・・・癒し効果、不安解消、女性の不調改善、肌の炎症抑制、保湿効果
2.ゼラニウム(ローズの代用としても)・・・癒し効果、自律神経を整える、女性の不調改善、皮脂のバランスを整える、抗菌・抗炎症作用、むくみ解消
3.ラベンダー・・・癒し効果、不安解消、自律神経を整える、免疫力向上、不眠の改善、鎮痛作用、抗菌・抗炎症作用

【マッサージオイルの作り方】

1.お好きなキャリアオイル・・・大さじ1杯(15mL)
2.お好きな精油・・・1~2滴(1滴=約0.05mL)

※これは「濃度1%のマッサージオイル」を作る目安量です。キャリアオイルの量を増やす場合は、比例した量だけ精油を足してください。

煮沸消毒したガラスの容器に入れて、よく混ぜ合わせれば完成です。

いつでもハンドマッサージでお手入れを!

手作りのお気に入りマッサージオイルでハンドマッサージを行えば、手元までぬかりなくエレガントな魅力をアピールすることができるはず!

マッサージオイルを持つ女性の手

いつまでもハリツヤのある手で、さらに自慢のネイルを引き立ててみてはいかがでしょうか。