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手の甲のうっかり日焼けに要注意!手の日焼けを防ぐ方法と日焼け後のスキンケア対策


顔や腕の広い範囲はしっかりと日焼け対策を行っている方も、うっかり見過ごしてしまうのが「手の甲」の日焼け。

ですが手の甲は意外と他人から見られる機会が多い上に、「年齢が出やすい」とも言われるパーツです。特にネイルデザインにこだわっている方は、手の甲の美しさも含めてアピールしたいものですよね。

手がキレイな女性

気づけば手の甲にシミが点在していたり、全体的にくすみがひどくなってきたり……。そんなうっかり日焼けの弊害を避けるために行っていただきたい、おすすめの手の日焼け対策をご紹介します!

手は日焼けしやすいパーツ

日焼け対策と言えば、まずはやはり「日焼け止め(クリーム、乳液、スプレーなど)」を塗ることが挙げられます。

とはいえ肌に塗るタイプの日焼け止めアイテムは、配合されている紫外線(UV)カット成分の性質上、お出かけ前に塗るだけで一日中日焼けを予防してくれる訳ではありません!

特に手の場合、手洗いや水仕事などで日焼け止めが流れ落ちる機会が他のパーツよりも多いため、一日1回程度ではほぼ紫外線カット効果は期待できないでしょう。

そのため当然ながら、外出先でも日焼け止めをこまめに塗り直し、紫外線による皮膚ダメージを避けるようにしてくださいね。

屋内でも日焼けに注意!?

地表に届く紫外線はUVA波UVB波に分けられ、そのうちのUVA波はおよそ9割を占めています。

このUVA波は窓ガラスを通って屋内にまで侵入するため、外出しないからといって油断していると、やはり知らず知らずのうちに日焼けダメージが蓄積されてしまいます。

できる限りお家や車などの窓ガラスには、UVカットフィルムなどの紫外線予防アイテムを活用し、さらには屋内でも日焼け止めを塗るように心がけましょう!

日焼け止めはべたつくからイヤ!?

日焼け止めを塗るほうが日焼けしないと分かっていても、中には「日焼け止めクリームを塗るとべたついて、スマホなどのツールを触りづらくなるからイヤ!」という方も。

そのようなべたつきが苦手で日焼け止めから遠のいてしまう場合は、うっかり日焼けしやすい「手の甲」に着目し、両手の甲をすり合わせて日焼け止めを塗ることをおすすめします!

日焼け止めを手の甲に置く

ついでに手の甲側の指全体までしっかりと塗れば、頻繁に物に触る指先の内側(指の腹)はべたつくことなく、ネイルの映えるキレイな手元をキープできますよ。

日焼け止め効果とともに保湿力もあるUVカット対応ハンドクリームなら、皮脂が失われやすい手元のスキンケアまで兼ねられるため、さらに美肌効果が高まります!

着脱容易なアームカバー

日焼け止めクリームを塗ると肌が荒れてしまったり、被膜感やべたつき・かさつきが気になってしまったりする方は、紫外線カット効果のあるアームカバー(ハンドカバー、手袋)がおすすめ。

指先から上腕までの手全体を覆うタイプもあれば、手の甲部分のみのタイプ、指先は切れているタイプなど、シーンに合わせて選べるように様々な形のアームカバーがあります。

また素材によって吸湿性、放湿性、吸汗性、速乾性などの特徴があるため、ご購入される場合は使用されている生地の特性も踏まえてご検討されることをおすすめします。

日焼け後すぐに美白ケアはNG

もしも手を日焼けしてしまった場合は、顔の日焼けと同じく入念にスキンケアをすることが重要です!

とはいえ、「日焼け=美白対策」と考えて、日焼け後すぐに美白系のスキンケアアイテム(化粧水、美容液、クリームなど)を使用するのはあまりおすすめできません。

なぜなら日焼けとは「やけど」と同じ状態。そのため通常時の肌よりも外部刺激に弱くなっており、炎症を起こしやすいのです。

美白成分のなかには、敏感になっている肌には刺激となってしまうモノもあるため、日焼け後すぐに美白成分を塗布すると、美白どころか更なる炎症やアレルギー反応を招いてしまう可能性も否めません。

そこで日焼け後のスキンケアで、まず重視したいのが「保湿」。日焼けした肌は乾燥しているため、保湿力の高い化粧水を手にたっぷりと塗り、水分補給を行いましょう。

その際使用する化粧水はアルコールや香料など余分な成分は含まれていない、敏感肌向けが良いでしょう。肌の炎症を抑える作用があるとされる「アロエ」などの保湿美容成分が配合されているタイプもおすすめです。

保湿ケアで肌の炎症がおさまったら、美白効果のあるスキンケアアイテムを使用し、色素沈着によるシミやくすみが発生するのを防ぎましょう!

日焼けは事前に防ぐ

ほとんどの「美白化粧品」は、メラニン色素の発生を防ぐ目的で作られているため、シミが出来てしまってからではあまり改善は期待できません。

手と日差し

そのため美しい手肌をキープするには、日焼けで肌が弱る前から美白化粧品でケアをする習慣をつけ、紫外線によるダメージを最小限に抑えるように、毎日のUVカット対策を徹底して行うようにしておきましょう!