ふと鏡や写真を見た時、リモートミーティングなどで自分の顔を改めて客観的に確認した時などに、アゴのラインがたるんでいて驚いたことはありませんか。
アゴ周りからフェイスラインにかけてたるみがあると、正面からはもちろんのこと、横顔までも老けた印象になりやすく、気づいた時には二重アゴが目立って手遅れということも……。
そこでここでは、アゴ周りをすっきりとさせて若見えが期待できるリフトアップ方法をご紹介します。
アゴ周りのたるみは背筋から首元を鍛えて
アゴ周りをすっきりさせる、と聞くと、顔のエクササイズやマッサージに注意が行きがち。ですが、ポイントは背中から首にかけての筋肉にあります!
背中の筋肉(背筋)が鍛えられていると、背筋によって首が引っ張られるため首元がスッキリとして、その延長線上にあるアゴ周りももたつかなくなるのです。
そのため、まずは背中の筋肉を鍛えるトレーニングから見ていきましょう。
【背中の筋肉トレーニング】
①両腕を思いっきり上に上げます。
②両手を握りこぶしにした状態で、両腕のヒジを曲げて下ろしながら、肩甲骨を中央にぐっと寄せから、元に戻します。
③ ①~②を約1分間続けます。
④両手を腰の左右に当てます。
⑤両ヒジを後方に寄せて、肩甲骨を中央にぐっと寄せてから、元に戻します。
⑥ ④~⑤を約1分間続けます。
⑦両手を両肩に当てて、両ヒジを肩の高さまで上げます。
⑧肩から手を離さずに、両ヒジを後ろ周りに10回まわします。
⑨肩から手を離さずに、両ヒジを前周りに10回まわします。
⑩ ⑧~⑨を約1分間続けます。
鎖骨から首元にかけてマッサージでリンパを流す
次に、鎖骨から首元にかけてのマッサージを行います。
これをすることで、滞りやすい血行やリンパの流れを促進し、老廃物や余分な水分の排出を促すことで、むくみや脂肪のたまりを解消させましょう。
【鎖骨・首元マッサージ】
①右手を軽く握り、指の第一関節と第二関節の間を、左側の鎖骨の内側(身体の中央)に置きます。
②鎖骨の上下に沿って、「身体の中央から肩口に向かって」それぞれ5回ずつ、右手を滑らせます。
③反対側も同様に行います。
④左手を軽く握り、指の第一関節と第二関節の間を、左側の耳の付け根に置きます。
⑤下方向に向かって手を動かし、リンパを流します。約30秒間続けます。
⑥反対側も同様に行います。
⑦左耳の後ろ側にあたる首筋に左手の平を置きます。
⑧下方向の鎖骨に向かって手を動かし、リンパを流します。約30秒間続けます。
⑨反対側も同様に行います。
リンパを流してアゴ周りをスッキリに!
最後に、顔全体からアゴ周り、フェイスラインにかけてリフトアップマッサージをします。
【顔・フェイスラインのマッサージ】
①親指と人差し指で耳を挟むようにして、両手で両頬を押さえます。
②こめかみ方向に向かって、頬を両手で引き上げて数秒キープします。
③アゴを少し上げます。
④右手を軽く握り、指の第一関節と第二関節の間をアゴ先に置き、アゴから右耳たぶに向かってリンパを流します。約30秒間続けます。
⑤反対側も同様に行います。
⑥右手を軽く握り、指の第一関節と第二関節の間を右耳の下に置き、右耳たぶ下から鎖骨に向かってリンパを流します。約30秒間続けます。
⑦反対側も同様に行います。
すっきりとしたアゴ・フェイスラインで若見え効果を目指そう!
ご紹介した背筋トレーニングと血行・リンパを流すマッサージを朝晩コツコツと行えば、いつしかフェイスラインがスッキリしていることに気づくはず!
また、普段から猫背や身体の傾きなど、悪姿勢を正すようにすることも、顔のたるみやむくみを軽減させるポイントになりますよ。