爪が乾燥して縦筋や凸凹が表面に入っていたり、先端が欠けたり折れやすかったり、といったお悩みはありませんか。
爪の乾燥は二枚爪・三枚爪の原因にもなるため、たかが乾燥と侮れません!
そこでここでは、爪が乾燥する主な原因とおすすめのネイルケア方法をご紹介します。
爪の乾燥の原因1.水仕事や洗剤の使用
食器洗いなどの水仕事や洗剤を使った拭き掃除、また度重なる石鹸での手洗いなどによって、爪だけではなく手肌の油分も失われ、乾燥してしまいます。
また意外なところでは、シャンプーで指先を使用するのも爪や手肌の乾燥を加速させる要因になります。
そのため、できるだけ水仕事やシャンプー時はゴム手袋を使用するようにして、直接洗剤や水分が触れないようにしましょう。
爪の乾燥の原因2.紫外線
顔やボディの肌と同じく、タンパク質で構成されている爪もまた、紫外線によってダメージを受けて、乾燥しやすくなります。
爪は髪の毛と同じく核のない死んだ細胞でできているため、日焼けをしたりすることはありません。ですが、乾燥によって割れやすくなったり縦筋ができやすくなったりするのです。
また、爪の下の皮膚にまで紫外線は届くため、健康な爪を育てるためにも紫外線は避けたい要因と言えます。そのため、外での作業が多い場合は手袋をするなど紫外線対策を行いましょう。
爪の乾燥の原因3.貧血
貧血傾向にあると血中の鉄分が不足することで、酸素を運ぶヘモグロビンの生成量が減少し、結果的に酸素不足になります。
すると血行が悪くなるため、身体の末端である爪にまで血流に乗って酸素や栄養が運ばれず、爪の状態が悪化。乾燥のほか、凸凹になったり二枚爪になったりと様々な弊害が現れるのです。
特に女性は貧血になりやすいため、日ごろから食生活に注意し、サプリメントで鉄分補給するなどしましょう。
爪の乾燥の原因4.栄養不足
3の貧血と併せて、過度なダイエットや食事内容の偏りなどによって栄養不足に陥ると、肌と同じく爪の潤いも不足し、乾燥が加速します。
爪を構成するタンパク質をはじめ、ビタミンやミネラル類をバランスよく摂取するようにしましょう。
ネイルケア方法.ネイルオイルで保湿&マッサージ
手肌にハンドクリームを塗布するように、爪には専用のネイルオイルを塗布し、保湿ケアを行いましょう。
爪は根元から新しい爪細胞が生まれるため、ネイルオイルは爪表面だけではなく、爪周辺の皮膚や皮膚と爪のあいだの溝にまで浸透させ、しっかりとケアするようにしてください。
方法としては、まずはハンドクリームで手肌から爪先まで全体を保湿した後、ネイルオイルでさらに爪と爪周辺をケアすることをおすすめします。
時間がある場合は、爪周りをつまむようにして血行を促進し、マッサージも併せて行うとさらに効果的です。
■ネイルオイルの使い方について、詳しくはこちら!
⇒美爪を作るネイルオイルの使い方|ハンドクリームとは違うネイルオイル効果でツヤのある爪を叶える!
毎日の習慣とケアで潤い爪を育てましょう!
残念ながら、爪の乾燥はすぐに改善はされません。
日々のケアと生活習慣によって、健康で潤いのある爪を「育てる」意識で乾燥爪の改善・予防対策を行いましょう。