マニキュアで爪を飾るのは、とても楽しい時間。ですが、マニキュアが完全に乾くまで待つのは、面倒に感じてしまいますよね。
せっかく上手くマニキュアが塗れたとしても、乾くまでは慎重に手を動かさなければならないのは、とてもストレスです。
そこでここでは、マニキュア塗布後の時間をできるだけ短縮できるように、「マニキュアを早く乾かす方法」を紹介します。
方法1:自爪に下準備を行なう
マニキュアを塗布する前の下準備にもマニキュアを早く乾かすためのヒントが隠されています。
下準備の際、キューティクルリムーバーを塗って、硬くなった甘皮を処理したり油膜や皮脂を落としたりしますが、キューティクルリムーバーに含まれている油分が爪に残ったままでは、マニキュアのノリが悪くなります。
エタノールなどでしっかり拭き取ってから、マニキュアの塗布に入りましょう。
方法2:事前にマニキュアボトルを冷やす
マニキュアが入ったボトルごと冷蔵庫などで冷やすと、塗布後の乾きが早くなります。
ただし注意点としては、マニキュアは温度変化に敏感なので、何度も繰り返すとマニキュアの劣化が進んでしまうことが挙げられます。
また、乾きやすいということは溶液自体が固まり始めているということでもあり、ブラシを使った際の軌跡が目立ちやすくなるため、塗布する際にある程度の技術が必要と言えます。
方法3:できるだけ薄く塗る
マニキュアを上手く塗るためのテクニックは「均一に薄く」ですが、これは、乾燥を早めるテクニックでもあります。
というのも、薄いということは、それだけ使用する溶液の量が少なくなるため、必然的に乾燥が早くなるため。
薄く塗るとブラシの軌跡が目立ちやすくなり、つい何度も塗り重ねたくなりますが、できるだけその回数を抑えるように意識しましょう。
方法4:冷風を当てる
マニキュアは冷やすほど固まりやすい性質をもっているので、塗布後に冷風を当てることも効果的です。
ただし、風圧が強いと表面がヨレてしまうので、ドライヤーなら20センチ程度離したところから優しく当てるようにしましょう。
また、乾燥は表面部分から徐々に始まっていきます。そのためマニキュア表面が乾いていても、奥の部分はまだ乾ききっていないこともあるため、油断しないようにしましょう。
方法5:速乾性のマニキュアを使う
近年は「速乾性」を謳ったとても便利なマニキュアも発売されています。
商品の特性によって乾燥する時間は塗り重ねる回数によっても左右されますが、約60秒で乾くものもあります。気に入った色が速乾性の性能を持っているなら、積極的に選択するのが良いでしょう。
方法6:速乾スプレーを使う
さらに時間を短縮したい人にはネイル速乾剤がおすすめです。
ネイル速乾剤にはエタノールやジメチコンなどの撥水成分が含まれており、爪に吹き付けると早く水分が蒸発し、5分程度で乾かすことができます。
速乾剤は、スプレータイプとボトルからブラシで取り出して塗るオイルタイプの2種類が販売されています。
初めて使う人には、マニキュアに向かってひと吹きするだけで、手も汚れにくいスプレータイプがおすすめ。オイルタイプはピンポイントで乾かしたいときに有効です。
方法7:ネイルシールを使う
究極に早いのが、ネイルシールの使用。シール台から剥がして自爪に乗せるだけ。待ち時間ゼロでネイルが完成します。
ただし、耐久性はあまりないので、1~2日程度楽しむときに使うのが良いでしょう。
マニキュアを乾かすためにやってはいけないこと
【熱風をあてる】
乾燥させるなら温めた方が良いのではと考えがちですが、冷えることで固まるマニキュアにとっては、反対に良くない選択肢です。
場合によっては塗布したマニキュアに気泡ができてしまいます。
【古いマニキュアを使う】
開封してから長期間つかっていないボトルは成分が揮発して溶液がドロドロになってしまっています。
そのまま使うとキレイに塗るのが難しく、なんども重ね塗りしてしまい、結果的に乾くのが遅くなってしまいます。
また、古いマニキュアは、異臭を放ったり、自爪に色が移ったりするなどのトラブルも起こしてしまう場合があるので、おかしいと思ったら、諦めて処分してしまいましょう。
乾いたかどうかの確認方法
マニキュアが乾いたと思ったら、まずは小指から確かめてみましょう。
小指は一番、塗布する面積が狭いので、小指が乾いていなければ他の指も乾いていません。表面がツルっとして硬くなっていたら乾燥しているサインです。
マニキュアは上手に乾かして!
マニキュアは乾くのに時間がかかるというのは、今や過去の話。様々な便利グッズや高性能なマニキュアが開発されています。
使いたいシーンに合わせて賢くアイテムを選択して、楽しいネイルライフを送ってくださいね。