ジェルネイルの変色に！セルフネイラーにおすすめの黄ばみ対策3選

完成したときはきれいな色だったのに、少しずつ変色している気がする……。ジェルネイルにはそんな経験が付き物ですが、塗りたての色が失われていくのは見ていて悲しいですよね。

そこでここでは、ジェルネイルの変色を防ぐ3つの対策をご紹介します。前半部分では、黄ばみを招く原因も解説。ジェルネイルの変色に悩む人は、チェックしてみる価値ありですよ。

ジェルネイルが変色してしまう原因とは

せっかく仕上げたジェルネイルが変色するのは、実はひとつの原因からではありません。

以下では、塗りたて美爪を保つためにぜひ知りたい、変色の原因を複数ご紹介します。

紫外線など光の影響

ジェルネイルは紫外線に反応しやすい性質にあり、浴びすぎると変色の原因にもなりえます。

とくに多くの紫外線が含まれる、強い太陽の光には注意が必要。カラージェルに含まれる顔料のうち、化粧品顔料（法定色素）の赤系と青系の顔料は紫外線や光によって退色を起こしやすい顔料です。日常生活を送るなかで浴びる程度ならそこまで警戒する必要はありませんが、長時間外で作業するときや屋外のレジャーを楽しむときなどは、万全の予防体制で挑むことをおすすめします。

タバコのヤニ

特定の爪だけ黄ばみが強い場合は、タバコのヤニが影響を与えている可能性があります。いつもタバコを挟む指の爪を念入りに注目してみてください。

とはいえ、ヘビースモーカーだからといって変色しやすいということではありません。どんよりと黄ばむのが気になるのであれば、ジェルネイルをしている間はタバコを吸うのを控えるのもひとつの手段です。

デニムなど衣服・小物からの色移り

ジーンズのポケットに手を入れる癖がある人に懸念されるのが、衣服や小物からの色移りです。

特に色の濃いデニム類は要注意で、ちょっとした擦れが少しずつ積み重なって青みがかってしまった可能性が考えられます。

デニムや濃い色の衣服のほか、カバンの取っ手から移ることも。衣服になるべく触れないよう意識しながら、色選びにも気を配りましょう。

洗剤による化学反応

洗濯や食器洗いなど、水仕事が多い人に考えられるのが洗剤による化学反応です。

洗剤類には衣服や食器の汚れを落とす強力な成分が入っており、ダメージが積み重なると手指の乾燥を招くのと同様に、爪にもあらゆる影響を及ぼす可能性が。

変色のほか、リフトなどのリスクも高まる洗剤は、なるべくジェルネイルに触れさせないのが一番です。

入浴剤・温泉・ヘアカラーなどの成分

洗剤類と同じように、入浴剤やヘアカラーにも変色に関係する成分が含まれています。金属類を錆びさせる原因にもなる、温泉に含まれる成分も同様です。

中でも強力なカラー剤は、一度洗い流しただけでは取り切れず、髪に残ってしまうことも多いものです。カラー後のシャンプーをしたときは、タオルドライやヘアケア時の色移りに十分注意しましょう。

ジェル同士の相性が悪い

ベースジェル・カラージェル・トップジェルと塗り重ねていく中で、ジェル同士の相性が悪いといったことも考えられます。

未硬化ジェルと上から重ねたジェルが反発し合って、化学反応を起こしかねません。そもそもジェルは、同一メーカーで統一することが推奨されています。

それぞれ違うメーカーのものを使っている人は、選び直すのもひとつの手ですよ。

ジェルネイルの黄ばみにおすすめの対策3選！

以下では、ジェルネイルの黄ばみを防ぐ対策を3つご紹介します。

普段と変わらないことに少し+αでまかなえるものもあるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

⑴作業時には手袋を着用する

洗剤や衣服からの色移りなど、外的要因であれば手袋を着用することで防げます。

水に濡れた状態は最も変色しやすいため、洗いものや洗濯を干すときには、耐水性のあるゴム手袋などがイチオシ。

洗剤による乾燥などのダメージも予防できるため、作業のおともには手袋を各種備えておくと安心ですよ。

⑵グローブ・日傘などでUV対策

水仕事に加え、外に出るときもグローブの使用が欠かせません。とくに紫外線量が多い夏場や、外にいる時間が長くなりそうなときには必須。

UVカット機能付きのグローブを着用したうえで、日傘をさして全身を紫外線から守ればより効果的です。

汗によるグローブのムレが気になるなら、通気性のよい素材や冷感素材を選べば快適に着用できるでしょう。

⑶濃い色のカラージェルを選ぶ

白っぽい色や薄い色はおのずと変色が目立ちやすくなるため、はじめから濃い色のジェルを選ぶというのもひとつの案です。

ブラック・ネイビー・パープルなど、万が一色移りしても分かりにくい色がぴったり。トップジェルを塗り直して修正する場合も、濃い色は修正跡が目立ちにくい利点もありますよ。

変色を防いでいつまでも美しい爪先に！

爪先がどことなくどんよりとしてしまうジェルネイルの変色。せっかく苦労して仕上げたのであれば、対策をして美しい状態を保ちたいものです。

手袋の着用やUVグッズの使用など、少し気を配るだけで実行できる黄ばみ対策も。繊細なジェルネイルを気にかけて、思わず視線がクギ付けになるようなジェルネイルを長く維持しましょう。