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ブルーライトが肌の老化を早める?ブルーライトの基本的知識と人体への影響


シミ・シワ・たるみなど肌の老化をなんとか避けようと、紫外線対策を毎日欠かさず行っている方は増えてきたものの、「ブルーライトについてはまだまだあまり意識していない……」という声は少なくありません!

ブルーライト

ですがここ数年で、ブルーライトの肌への影響が美容系メーカーなどから指摘されるようになり、ブルーライトカット効果のある美容アイテムが注目されるようになっています。

そこでここでは、そもそもブルーライトとはどのような特徴を持ち、肌へどのような影響を与える光なのか、ご説明します。

ブルーライトとは

ブルーライトとはどのような特徴を持つ光なのか、見ていきましょう。

ブルーライト

ブルーライト(日本語で「青色光」)は、波長がおよそ380~500nm(ナノメートル)の光を指します。この光の波長は、短いほどにエネルギーは高いため、波長が400nm以下の紫外線のほうがエネルギーが強いと判断できます。

ですが、ブルーライトは紫外線に近い波長のため、同じくエネルギーが強い光に分類され、浴びると人体へ影響を与えるのです。

肌老化の主な原因は太陽光線

シミ・シワ・たるみなどの肌の老化の一番の原因は「加齢」だと思われているかもしれませんが、実は加齢は肌老化の原因の2割程度。原因の8割は、「太陽光線による光老化」と言われています。

さらに、太陽光線を厳密に分けると、「紫外線(UV)」「ブルーライト」「近赤外線」の3種類が挙げられます。

ブルーライトは、PC、スマートフォン、携帯ゲーム機器、液晶テレビ、照明器具などの電化製品からも発せられており、かつ、さらに強いブルーライトが太陽光線には含まれているのです。

つまり、屋内外などの場所や時間に関わらず、現代人は日常的にブルーライトにさらされていると言えます!

ブルーライトと肌の関係

では、ブルーライトを無防備に浴びていると、どのような影響が肌に現れるのでしょうか。

実はブルーライトは、肌奥の真皮層にまで届き、真皮層にあるコラーゲンを破壊するとされています。コラーゲンは肌のハリ・弾力を司るタンパク質の一種であり、コラーゲンが減少したり機能が衰えたりすると、肌表面にはシワやたるみができやすくなるのです。

また、(元々の肌の色によって影響力は左右されるものの)ブルーライトによって、シミ・くすみなどの色素沈着までも引き起こされるリスクがあると言われています。

つまり、肌の老化現象であるシワ・たるみ・シミなどを避けるためには、紫外線と同じくブルーライト対策が必須なのです。

ブルーライトの身体への悪影響

ちなみに、ブルーライトは肌のみならず、目からも侵入することで網膜にダメージを与えます。

また、ブルーライトを発する画面を就寝前に眺めていると、ホルモンバランスが崩れてしまい、眠気を引き起こすメラトニンが分泌されにくくなります。すると、通常なら眠くなる時間に眠くならないために、睡眠不足や不眠症など、様々な体調不良を招くことに!

肌への直接的なダメージだけではなく、身体の中からもダメージによる悪影響が引き起こされるため、ますます肌の老化が促進されてしまう結果になるのです。

おすすめのブルーライト対策

では、ブルーライト対策として、どのようなことを行っていけば良いのでしょうか。

室内では、PCなどの機器からのブルーライトを避けるために、ブルーライトカット効果が施されたメガネやスクリーンシートを活用し、電子機器から発せられているブルーライト対策を行うのが有効です。

ブルーライト

また、肌にはUVカット効果だけではなく、ブルーライトカット効果も兼ね備えている化粧品を使用し、屋内外に関わらず予防対策を行うようにしましょう。

さらに、すでに不眠症状が出ている場合は、少なくとも就寝1時間前にはPC・スマートフォンなどの画面を見ないようにし、起床時には朝日を浴びて体内時計をリセットすることをおすすめします!