ジェルネイルやマニキュアをキレイに塗って楽しみたいのに、自爪の縦線が目立ってデコボコに。素爪の時ならなおさら、爪表面の縦線が気になってあまり人に見られたくない……など、爪の縦線を改善したい方は少なくありません!
そこでここでは、自爪の縦線にお悩みの方に向けて、縦線ができる主な原因とその改善ケア方法についてご説明します。
爪の縦線の原因は?
まずは、爪の縦線の主な原因について見ていきましょう。
【原因1.加齢】
顔のシワと同じく、爪の縦線もまた、加齢による老化現象のひとつとして現れます。
爪は、主に「ケラチン」というタンパク質の一種で構成されています。そしてまた肌もタンパク質で構成されています。
ですが、たとえば肌のハリ・弾力を司るコラーゲンなどのタンパク質が加齢によって減少したり衰えたりすることによって弾力がなくなると、たるみやシワができやすくなってしまいます。
このような肌のシワと同じように、爪を構成するケラチンも加齢によって減少し、シワのような縦線となってしまうのです!
【原因2.乾燥】
加齢と同様に「(爪や指先の)乾燥」も、肌と同じくシワを出現させる原因として挙げられます。
爪の真下には、ネイルベッド(爪床)と呼ばれる、柔らかな皮膚部分があります。爪はこの部分から水分と栄養分を補給しており、ネイルベッドの水分量は指先の肌の水分量に左右されます。
そのため、指先自体が乾燥していると、元々生えてくる爪自体も乾燥しており、伸びる過程においても乾燥が促進されることで、乾燥によるシワとも言える縦線がどんどんと強調されるようになるのです。
同様の理由により、乾燥の他、指先の栄養不足や血行不良によっても健康な爪が育たず、縦線ができやすくなると言われています。
爪の縦線ケア方法
爪の縦線の主な原因が分かったところで、お家でできる縦線ケア方法を見ていきましょう。
【即席改善対策.バッファー・シャイナーで磨く】
ネイルファイル(爪ヤスリ)の中でも、「バッファー」と「シャイナー」という、爪表面を磨く目的のネイルファイルを使用して、縦線のデコボコを改善します。
・バッファー:爪表面のデコボコを削る
・シャイナー:細かな目で爪表面をツルツルにする
ですが、あまり頻繁にバッファーを使用して爪表面を削ると、自爪が薄くなってしまい、別の弊害を招くことになります。そのため、縦線を完全に消すのではなく、すでにできてしまった縦線を軽く目立たなくする程度にとどめましょう。
【根本的な改善対策1. ネイルオイルでマッサージをする】
先述したように、爪の縦線は加齢・乾燥によってできやすくなります。そのため、乾燥を感じたら爪専用のネイルオイルを使用し、保湿マッサージを行いましょう。
マッサージを行うことで、冷えやすい指先まで血行が促進される効果も期待できます。
なお、バッファー・シャイナーで磨く際も、ネイルオイルを前後に塗布すれば、自爪が柔らかくなり、栄養が行き渡るために健康な自爪を育むベースを整えられます。
■おすすめのマッサージ方法について、詳しくはこちらの記事をチェック!
『ネイルベッドを伸ばしてすらりとした自爪に!爪先裏まで保湿ケアでネイルが映える手元を叶えよう』
■おすすめのネイルオイルはこちら
SHINYGEL Professional:ネイルトリートメントセラム 6mL(爪の美容液/ネイルトリートメント)
【根本的な改善対策2. 食事内容を見直す】
先述したように、爪はケラチンというタンパク質でできています。そのため、良質なタンパク質を食事から積極的に摂取するようにしましょう。
■タンパク質を含む食材例:肉類、魚類、大豆・大豆製品、卵、乳製品、など
縦線は日々のケアで改善しましょう!
爪の縦線は数日でなくなる、ということはありません。ですが、地道に毎日ネイルオイルやクリームでケアをし、栄養素をバランスよく摂取することで、乾燥が改善されて元気な爪が生まれやすくなります。
指先まで生き生きと過ごすために、保湿ケアを大切にしてツヤのある爪を叶えましょう。