ジェルネイルやマニキュアを楽しんでいるオシャレな方も、自爪の整え方は意外におろそか……、という事、ありますよね。
ですが、どれだけステキなネイルカラーやデザインを施しても、ベースとなる爪の形が美しくなければ見た目の魅力が半減!
そこで、ジェルネイルやマニキュアが映える理想的な自爪の整え方についてご説明します。
自爪ケアしていますか?
自爪の形を整える前に、爪表面のデコボコや甘皮処理は定期的にしていますか?
爪表面がフラットになっていなく、甘皮処理も不十分な場合、せっかくのネイルが密着せず、剥がれやすくなってしまうデメリットがあります。さらに、自爪の乾燥が改善されないため、爪が割れやすく2枚爪になるリスクも高まるのです。
また、基本的に、爪は爪切りではなく専用の爪ヤスリ(ネイルファイル)を使い、お風呂上がりやぬるま湯で爪をふやかした状態で整えましょう。
【自爪表面のデコボコ処理方法】
バッファー(スポンジファイル、ネイルファイルの一種)を使い、爪表面を磨きます。バッファーの目の粗さは「220~280G(グリッド)」程度がおすすめです。その後、シャイナーを使って表面にツヤを出します。
削り過ぎると自爪が薄くなってしまうため、デコボコが改善しない場合は「リッジフィラー」をマニキュアベースとして塗り、溝を埋めてツルンとした表面にしましょう!
※ジェルネイルの場合は、ジェルネイル専用のベースジェルをご使用ください。
【(簡易版)甘皮処理方法】
入浴時やぬるま湯で甘皮部分をふやかした状態で、反対側の指に巻きつけた濡れたガーゼを使い、クルクルと甘皮をこすって剥がします。
ファイル使用後や甘皮処理後は、爪にネイルオイルやクリームを塗って、保湿を忘れないようにしてくださいね。
■ファイルの使い方や甘皮処理方法について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
⇒『【ネイルケア・甘皮処理】 初心者さん向け甘皮処理方法とエメリーボードの使い方』
爪の形の整え方
自爪表面のケアができたら、次はなりたい爪の形に整える方法を見ていきましょう!
ネイルが映える爪の形は大きく分けて、以下の5種類があります。
・ラウンド
・オーバル
・ポイント(アーモンド)
・スクエア
・スクエアオフ
ここでは、一般的に楽しみやすい代表的な3種類「ラウンド」「オーバル」「スクエアオフ」に絞って、整え方と特徴をご紹介します。
【ラウンド】
爪の先端部分に丸みがあり、やわらかなカーブを描いている形が「ラウンド」です。
派手さはない反面、幅広い長さやデザインに対応できる使い勝手のよい形、とも言えます。短めネイルとも相性が良く、可愛らしさが引き立つ形です。
仕事や家事などで自爪があまり伸ばせない方や、自爪が元々大きく目立つのが気になる方などにおすすめ。
■ラウンドの作り方
①希望の長さまで、爪先端をファイルで削ります。この時、ファイルは必ず「一方向」のみに動かしましょう。
②先端から角にかけてカーブになるように調整します。サイドはストレートにしておきましょう。
【オーバル】
「オーバル」とは卵形・楕円形のこと。ラウンドよりも少し縦長のすっきりとした形で、先端部分は丸みがあります。
ラウンドよりも縦長な分、大人っぽい印象を与えつつ、丸みがあるためやりすぎ感なく女性らしさを演出できます。
長さが出やすいため、指全体をスラリと長く見せたい方や、短いラウンドよりもデザイン性を持たせたい方などにおすすめです。
■オーバルの作り方
①希望の長さまで、爪先端をファイルで削ります。この時、ファイルは必ず「一方向」のみに動かしましょう。
②先端から角にかけてカーブになるように調整します。サイドもカーブになるように調整しましょう。
【スクエアオフ】
先端部分がまっすぐのデザイン「スクエア」の両角に丸みを持たせた「スクエアオフ」。
モダンな雰囲気ながら、角に丸みがあるためシャープになり過ぎず、ソフトな印象も楽しめます。先端部分に衝撃が集中しないため、ラウンドやオーバルよりも強度が出やすいのも◎。
長さも強度も欲しい方、個性的なネイルにしたいがキツイ印象になりたくない方などにおすすめです。
■スクエアオフの作り方
①希望の長さまで、爪先端をファイルで横一直線になるように削ります。この時、ファイルは必ず「一方向」のみに動かしましょう。
②角部分がカーブになるように調整します。
自爪を整えてネイルライフを楽しもう!
自爪の形やなりたいネイルの形に合わせて、好きな形に爪を整えるのは、やってみれば思いのほか簡単で驚くかもしれません!
まずは自爪の表面のデコボコや甘皮処理をきちんとし、健康的な自爪を育てつつ、いろんな種類のネイルカラー・デザインを楽しんでくださいね。