お役立ち情報

マニキュアの蓋が開かない時のHow to|原因から対策・予防法まで


お気に入りのマニキュアが、気付けば開かなくなっていてショック……。ネイルを頻繁にする方なら、このような経験が一度や二度はあるのではないでしょうか。

再度購入しようと思っても、廃盤になっていて取り返しがつかないことも少なくありません。
マニキュアの蓋が開かない時のHow to

そこでここでは、マニキュアの蓋が開かなくなった時の対処法をご紹介します。開かなくなる原因をはじめ、開かない事態を防ぐコツまで解説。

今どうしても開けたい方から、スムーズに開く状態をキープしたい方までチェックしてみてください。

マニキュアが開かない!その原因とは

まず、マニキュアが開かなくなる原因を知ることが大切です。マニキュアを片付ける時に問題が発生しているケースもあります。ネイルをする状況を思い浮かべてみましょう。

ボトルの口でマニキュアが固まっている

マニキュアを塗ったあと、蓋を閉めるときはボトルの口をきちんと拭っているでしょうか。

ハケを抜き差ししているうちに、ボトルの口がマニキュアで汚れてしまうのは致し方ないこと。しかし、ボトルの口にマニキュアがついたまま蓋をして放置してしまうと、ボトル本体と蓋の間に残ったマニキュアがやがて固まってしまいます。

爪に塗ったマニキュアが自然と乾くように、ボトルの口に付着したマニキュアも固まり、接着剤の役目を果たすのです。

握力が足りていない等

ボトルの口のお手入れ不足が原因のほとんどですが、未開封の新品でも開かない稀なケースもあります。

ボトル内の気圧の問題をはじめ、新品なのに開かない原因はいくつか考えられますが、その中の一つに挙げられるのが握力不足であることです。

食品やドリンク類などビンの蓋が固くて開けられない方は、マニキュアも同じく物理的な力が関係している可能性があります。とはいえ、力を込めすぎると手を負傷することもあるため無理は禁物です。

マニキュアが開かない時の対処法5選!

次に、いざ開かなくなったときに実践したい対処法を5つ紹介します。握力がなくても取り組める方法もあるため、マニキュアの開かない蓋にお困りの方は最後まで注目です。

1.ボトルをお湯につける

ネイルサロンでも有効とされているのが、マニキュアをボトルごとお湯につける方法です。

用意するものは、開かなくなったマニキュアとお湯を張る容器のみ。容器は紙コップやタッパーなど、マニキュアが半分くらい浸かる大きさかつ、お湯に耐えられるものであれば何でも問題ありません。

使用するお湯は60度くらいの熱めのお湯。ただし、マニキュアの中身に悪影響を及ぼす可能性がある熱湯はNGです。以下で、お湯を使う手順を紹介します。

⑴容器にお湯を張る。
⑵マニキュアを逆さまにして蓋がお湯に浸かるよう入れる。
⑶60秒程度お湯につけたままにする。
⑷ゆっくりお湯から引きあげてタオルで拭く。

濡れたボトルを拭き取る際は、水滴がボトルの口から侵入しないように気をつけるのがポイント。

ボトルの口で固まったマニキュアがお湯で温められて柔らかくなり、通常どおり蓋を回すとスルッと開くケースがほとんどです。力を入れないで済むため、握力が弱い方はぜひチャレンジしてみてください。

2.シリコンラップを使う

お湯を沸かすのが面倒、お湯を沸かせない環境にある方は、シリコンラップを使用するのもおすすめです。

料理の保存だけでなく、固いビンの蓋を開ける際にも活躍する万能なシリコンラップは、開かなくなったマニキュアの蓋にも効果的。

ただし、マニキュアは食品類のボトルと違って細く小さいものがほとんどです。力が入れづらかったり滑りやすかったりする場合は、蓋を持つ側だけでなく、ボトルを支える側にもシリコンラップを巻いてみてください。

シリコンラップ以外に、シリコン製の蓋や鍋つかみなどでも代用できます。

3.輪ゴムを蓋に巻き付ける

握力のなさをサポートしてくれるうえ、最も手軽なのが輪ゴムを巻き付ける方法です。
マニキュアの蓋が開かない時のHow to
用意する輪ゴムは合計4本ほど。蓋とボトル本体に分けてぐるぐると巻きつけ、シリコンラップと同じく滑りにくくして、摩擦の力でマニキュアを開ける仕組みです。

輪ゴムなら家庭にいくつかは備えがある可能性が高く、いざという時に覚えておくと役立つでしょう

4.ゴム手袋を着用する

水仕事や掃除に活躍する、家庭用のゴム手袋をはめた手で開けてみるのも一案です。

シリコンラップや輪ゴムと同じ摩擦の原理ではあるものの、手のひら全体を使ってしっかり支えられるのがメリット。手から滑り落ちる心配などもなく、安定感を保ちながら作業できます。

5.ボトルと蓋の隙間に除光液をつける

お湯や輪ゴムなどで開かない場合は、除光液を使用する方法もあります。

除光液を染み込ませた綿棒の先を、ボトルと蓋の間に差し込み固まっているマニキュアにアプローチ。綿棒が入らないほどの隙間しかない時は、コットンやティッシュで除光液パックするのもひとつの手です。

除光液を染み込ませたコットンなどを隙間から入れ、爪楊枝などで奥へと差し込みしばらく放置。それでも蓋が開かなければ、コットンを取り替えて繰り返しましょう。

マニキュアの蓋が開いたら!開かなくなるのを防ぐコツを伝授

無事マニキュアの蓋が開いたら、すぐ取り組みたいのがボトルの口のお手入れです。
マニキュアの蓋が開かない時のHow to

お手入れせずに再び蓋を閉めてしまうと、次も開けるのに苦労するうえ隙間から空気やほこりが入って劣化する一方です。

再びマニキュアが固まってしまうのを防ぐため、除光液を染み込ませたティッシュを使い、丁寧にボトルの口を拭いてキレイに保つのがコツですよ。

ボトルのお手入れもネイルケアの一つ!

一度固まってしまうと開けるのに苦労するマニキュアのボトル。開かなくなってもすぐ諦めるのではなく、お湯や輪ゴムでアプローチをかけてみることが大事です。

蓋が無事に開いた後は、除光液を使ってボトルの口を丹念にお手入れ。塗ったらおしまいではなく、ボトルのケアまでがネイルケアと思って、愛用のマニキュアをキレイに保ちましょう。