ジェルネイルやマニキュアをしていて気になるのが、爪や爪周辺のカサカサ乾燥やささくれ。爪がすぐに2枚爪になったり割れたり……、というようなネイルに関する悩みがあるのなら、今こそネイルケアをきちんとしてみませんか?
そこでおすすめしたいのが、ネイルオイル。「ハンドクリームを塗る時に指先まで塗っているから、結局ネイルケアまで出来て一緒じゃないの?」という疑問の声もありますが、実はネイルオイルとハンドクリームは特徴が異なるのです。
そこで、素爪や爪周辺の乾燥や割れトラブルにお悩みの方に向けて、ネイルオイルの特徴と使い方をご紹介します!
ハンドクリームとネイルオイルの特徴
「ハンドクリームは持っているから、わざわざネイルオイルを使う必要はないのでは?」と思われる方のために、まずはハンドクリームとネイルオイルの違いを見ていきましょう。
まず、クリームとは「表面に留まることで、皮膚を乾燥などから保護する」役割がメインのアイテムです。そのため、ハンドクリームは「肌表面にクリームの膜を張ってバリア機能を高め、長時間肌を保湿する」点が優れています。
反対にオイルは、「浸透しやすく、美容成分を奥まで届ける」役割がメインのアイテムです。そのため、ネイルオイルは「(ハンドクリームよりも浸透するために)べたつきにくく、乾燥やささくれなどの予防と改善対策になる」点が優れているのです。
ただし、ハンドクリームは「長時間保湿」に向いていますが、ネイルオイルは浸透しやすい代わりに持続力が弱いため、乾燥が気になる時はこまめに塗るほうが効果が出やすい、と言えます。
ネイルオイルの効果
では、ネイルオイルはどのような効果が期待できるのでしょうか。
【ネイルオイルの効果1.乾燥トラブル対策】
爪や爪周辺の乾燥・ささくれ、素爪の割れ・欠けなど、意外と爪先は乾燥トラブルが起きやすい部位です。
というのも、手は手洗いや水仕事、入浴などで皮脂を過剰に取り除きやすく、またパソコン・スマートフォンの操作など、手元は常に物に触れる機会が多いため。
ネイルオイルをこまめに塗りこむことで水分・油分のバランスを整え、乾燥によるトラブルから爪と肌を守りましょう。
【ネイルオイルの効果2.新しい爪の乾燥予防対策】
爪は根元下(肌の下の「爪母」)から新しく生まれ、先端方向へと押し出すように伸びていきます。そのため、爪の根元部分をネイルオイルでケアし、保湿をしておくと、健康的な爪細胞が生まれやすくなるために、素爪自体が健康的でツヤのある爪になります。
すでに生えている爪の乾燥対策にも、これから生える新しい爪のケアにも役立つのが、ネイルオイルなのです!
ネイルオイルの使い方
では、ネイルオイルの使い方を見ていきましょう。
ネイルオイルには、スキンケアオイルのような「スポイトタイプ」や、ビンの中にハケが入っている「マニキュアタイプ」と、そのまま直に塗布できる「ロールオンタイプ」「スティックタイプ」が主にあります。
使いやすいさはそれぞれですが、家やオフィスなどで常備しておくなら「スポイトタイプ」「マニキュアタイプ」、持ち運びには「ロールオンタイプ」「スティックタイプ」と使い分けしている方が多くいらっしゃいます。
【ネイルオイルの基本的な塗り方】
1.爪の根元部分に塗布します。
2.反対の指で根元から爪の表面を、爪の先端まで塗りこみます。
3.爪の両サイドを、皮膚と爪の間の溝部分まできちんと塗ります。
4.爪全体を指でもみ込み、マッサージをします。
【ネイルオイルを塗るタイミング】
基本的にはいつでも塗布して良いのですが、特に以下のようなシーンでネイルオイルを塗ると、爪の乾燥トラブルを防ぎやすくなります。
1.手洗い・水仕事・入浴後など、指先を濡らした後
2.ジェルネイルやマニキュアを塗布した後
3.ジェルネイルやマニキュアをオフした後
4.甘皮処理などネイルケアをした後
ネイルオイルでツヤツヤ爪に!
素爪の時もジェルネイル・マニキュアを施している時でも、ネイルオイルは美しい手元を作るためには欠かせないアイテムです。
ハンドクリームとは別にネイルオイルを活用して、いつまでも健康的な爪を手に入れましょう!