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ネイルホイルの使い方!注意するポイントと便利なテクニックまとめ


より美しく、精細なデザインを求めるネイリストやセルフネイル愛好家にはうってつけのアイテム、それがネイルホイルです。
ネイルホイルの使い方
「聞いたことはあるけど、どう使うの?」「今までのジェルネイルとの違いは?」そんな疑問にお答えしつつ、ここではネイルホイルの使い方についてご紹介します。

ネイルホイルとは

ネイルホイルとは、フィルムの上に付着しているネイルカラーのこと。フィルムから爪に押し当てることで、色やデザインを転写します。

ブラシでは描くのが難しいグラデーションや複雑な模様などを爪の上に再現させることができる便利アイテムです。
ネイルホイルの使い方

【バリエーションと価格】

バリエーションは、無地、柄、ワンポイントなど様々ですが、宇宙をイメージしたもの、レース模様、ラメなど複雑な模様が多いのが特徴です。

価格帯は、200円から1500円程度までが一般的。多くの商品は、複数のデザインバリエーションをセットにして販売されています。

【ネイルホイルの構造】

ネイルホイルは透明のフィルムと本体(塗料)の二層構造になっていて、本体を爪にあて、フィルムの上から押すことで、爪にデザインを転写させることが出来ます。

ネイルホイルの使い方

ベースジェルを塗布した後、カラージェルの代わりにネイルホイルを利用したり、カラージェルと組み合わせたりしてデザインを作るなどの方法があります。
ネイルホイルの使い方

つまり、デザインツールの一つという位置づけなので、ネイルホイル一つでネイルが完成してしまうわけではありませんから注意しましょう。

【ネイルホイルをつかったセルフネイルの流れ】

1.自爪のプレパレーション(下準備)をする
※プレパレーションのやり方について詳しくはこちら
『リフトを防ぐプレパレーション方法<ジェルネイルのやり方シリーズ>』
2.ベースジェルを塗布、硬化する
3.方法1:未硬化ジェルを拭き取らずにネイルホイルを貼り付ける
方法2:カラージェルを塗布し、未硬化の状態でネイルホイルを貼り付ける
4.トップジェルを塗布する

注意するポイント

<完全に硬化すると張り付かない場合も>

ネイルホイルは、ベースジェルやカラージェルが完全に硬化してしまうとうまく貼り付けることができなくなるという性質があります。
ネイルホイルの使い方

そこで、未硬化ジェルを爪に残したままネイルホイルを貼り付ける方法もありますが、デザインによっては、思うように貼り付けることが難しい場合があります。

<ホイルをうまく貼り付ける便利アイテム>

ネイルホイルをうまく貼り付けるための専用ジェルも販売されています。このジェルを使用するとネイルホイルの貼り付けがスムーズに行えます。

また、ひし形や四角など、特定の形にネイルホイルを貼り付けたい場合は、ベースジェルが硬化した状態の上に、ネイルホイル専用ジェルでひし形や四角の形をブラシで描き、そこにネイルホイルを転写することで狙い通りの形に貼り付けることができます。

<トップジェルの前にクリアジェルをもう1層重ねる方法もあり>

ネイルホイルを貼り付けた後、トップジェルを塗れば施術は完了ですが、更にこだわりたい場合、トップジェルの前にクリアジェルをもう1層重ねる方法もあります。

クリアジェルを塗るとさらに光沢が強くなり、ネイルホイルのデザインが美しく見えるでしょう。

覚えておくと便利なテクニック集

<ネイルホイルの裏表の見方>

ネイルホイルは、透明なフィルムにくっついているので、どちらがフィルムでどちらが塗料なのかが一見するとわかりにくいです。

そこで、フィルムと塗料を見分けるには、ネイルホルをライトなどに当てましょう。

フィルム面と塗料面では光沢に差があり、光沢が強い方がフィルム、光沢が無いまたは少ないのが塗料の面ということになります。

どちらが塗料の面かを見極めたら、ペンでメモしたり、マスキングテープなどを貼ったりして印をつけておくと作業がはかどるでしょう。

<ネイルホイルは大きめにカット>

ネイルホイルを爪に転写する際、ある程度の大きさに切り出してから転写しますが、切り出すサイズは、爪より一回り程度、大きくしておきましょう。

爪の曲面によって見た目よりネイルホイルの面積が必要になりますし、余裕を持っておかないと爪を充分カバー出来ない場合もあります。

<ネイルホイルをクシャクシャしておく>

ランダムなデザインを施したい場合は、ネイルホイルを転写する前に指で揉んで、クシャクシャにしておくと、自然なランダム感が演出できます。

<全面貼りするときのテクニック>

爪を全面ネイルホイルで覆ってしまいたい場合、ネイルホイルが平面なのに対して爪は曲面なので、どうしてもどこかにシワができやすくなります。

そこで、全面貼りをしたい場合には、ネイルホイルに転写前にハサミを入れておくという方法があります。

ネイルホイルの使い方

曲面でシワが出来そうな部分や、ホイルが重なりそうな部分に、あらかじめ切れ目を入れておくと曲面に対してきれいに貼ることが出来ます。

ネイルホイルでさらに理想のネイルを実現!

ブラシなどでは表現出来なかった繊細なデザインを爪に施すことが出来るネイルホイルは、ネイルのデザインの可能性を更に広げてくれる便利なアイテムです。

使い方をマスターすれば、更に楽しいネイルライフが送れるでしょう。