サロン派もセルフジェルネイル派も、ジェルネイルに関するお悩みで多いのが「浮いてしまう」リフト問題。
「ジェルネイルなら3週間程度キープできると期待していたら、1週間で浮いてしまって……」なんて残念な事態は、できるだけ避けたいですよね。
そこでここでは、サロンでのプロの施術を受けても浮きやすい場合と、セルフジェルネイルで浮きやすい場合の、ジェルネイルが浮く主な原因と対策をご紹介します!
ジェルネイルが浮く原因と対策1.指先が濡れやすく水分過多になりやすい
サロン派・セルフネイル派に共通してジェルネイルが浮きやすくなる原因に、日々の生活習慣の積み重ねによるダメージがあります。
その中でも多いのが、「水仕事が多く、洗剤や石けんをよく使用する」「サウナ・プールなどを頻繁に利用する」ケースです。
これらの場合、ネイル部分が水分過多になるため浮きやすくなるのです。
そのため、水仕事をする時や入浴時などは、できるだけゴム手袋をする(シャンプー時は頭皮ブラシを使う)ようにし、ネイル部分が濡れた場合はすぐに水分を拭って、キューティクルオイルやハンドクリームでこまめに保湿するようにしましょう。
ジェルネイルが浮く原因と対策2.指先への衝撃が多い
上述の「指先が濡れやすい」と同じく、生活習慣のなかでやりがちなのが「指先への衝撃・圧が多い」行動です。
PCなどの指先を使った操作、荷物の上げ下げなどの動作といった「指の腹に力を入れる」作業によって爪に衝撃や圧が加えられ続けると、ジェルネイルが浮きやすくなってしまいます。
お仕事や家事の都合で、指先を使った動作を避けるのは思いのほか難しいかもしれませんが、可能な限り指先に余分な力がかからないように注意するようにしましょう。
ジェルネイルが浮く原因と対策3.ベースジェルと自爪が合っていない
セルフネイル派の場合、様々なブランドのジェルネイルを使用しなければ気づきにくいかもしれませんが、ベースジェルと自爪との相性が良くなく、密着しにくいケースがあります。
この場合は、どれだけ適切に施術やアフターケアをしても浮いてしまうため、心当たりがある場合は別製品のジェルを試してみることをおすすめします。
ジェルネイルが浮く原因と対策4.自爪が柔らかい・薄い
自爪が元々柔らかいと少しの動作でもしなりやすくなり、ジェルネイルの硬さと合わないために徐々に浮いてきてしまいます。
また、施術前にすでに自爪が二枚爪になっていたり、乾燥が進んでいたり、薄くなっていたりしても、ジェルが密着しにくいために、浮きやすくなります。
元々自爪が柔らかい・薄い場合は、できるだけソフトテクスチャのジェルを使用するようにしましょう。ネイルによって乾燥・二枚爪になっている場合は、キューティクルオイルやハンドクリームで保湿ケアをして、自爪が健康的になるまで待つのをおすすめします。
ジェルネイルが浮く原因と対策5.下準備が適切にできていない
セルフネイル派の場合、ジェルネイルを施す前の下準備(プレパレーション)の段階で適切にできていないために、ジェルが密着せずに浮きやすくなっていることがあります。
■正しいプレパレーションのやり方については、こちらの記事をチェック!
⇒『リフトを防ぐプレパレーション方法<ジェルネイルのやり方シリーズ>』
ネイルケアで長くジェルネイルを楽しもう!
本来はモチが良いはずのジェルネイルがすぐに浮いてしまうのには、なんらかの原因があります。
以上でご紹介した主な原因が複数組み合わさっている可能性もあるため、心当たりがあることは全て対策を行って、ジェルネイルを長く楽しんでくださいね。