自宅でセルフジェルネイルを楽しんでいるセルフネイラーさんは年々増えていますが、使用した後のジェルネイルのボトル(ハケ付きマニキュアタイプ)やコンテナ(ジャータイプ)のケア、きちんとされていますか?
たとえば、使用後のジェルネイルのボトルやコンテナを無頓着に放置したままでは、せっかく品質の良いジェルネイルを揃えても劣化が早くなり、テクスチャがドロドロに変わって使えない……、ということにもなりかねません。
そこでここでは、ジェルネイル使用前・使用後の正しい保管方法についてご説明します。
ジェルネイルの使用期限
まずは基本事項として、ジェルネイルの使用期限について見ていきましょう。
ボトルやコンテナに入っているジェルネイルは、一般的には「未開封で製造から3年」とされています。これは多くの化粧品に当てはまります。
そのため、使用期限を過ぎてしまったジェルを使用すると、ジェルが劣化しており、うまく固まらなかったり、持ちが悪くなったり、自爪や皮膚にアレルギー症状などのトラブルを起こしたりするリスクがあるため、絶対に使用しないようにしましょう。
なお、容器に使用期限が明記されている場合は、3年以内であっても必ずそのメーカー指定の使用期限を守り、自己判断で使用しないようにしてください。
また、開封後は基本的に「開封から1年以内」には使い切るようにしましょう。これも多くの化粧品に当てはまる使用期限です。
ただし、未開封・開封後どちらも、テクスチャ(ドロドロと粘性が高くなっているなど)や色・ニオイなどに異変を感じた場合は、自爪や肌へのトラブル回避のため、無理に使用しないようにご注意ください。
ジェルネイルの保管場所の特徴
次にジェルネイルの保管場所について見ていきましょう。まず、ジェルネイルを絶対に保管してはいけない「保管NG場所」をご紹介します。
【NG1.直射日光が当たる場所】
まずは、窓際などの「直射日光が当たる場所」です。
日光には紫外線(UV)が含まれています。
ジェルネイルはUVライトで硬化するように、紫外線に反応する性質があるため、保管中に容器のなかでジェルが硬化したり変質したりしてしまうため、紫外線が当たる場所は絶対にNGなのです!
【NG2.温度変化の激しい場所】
温度変化が激しい場所もまた、容器内のジェルが変質・変色しやすいため保管場所としてNGです。
【ジェルネイルの保管に最適な場所】
ジェルネイルの保管NG場所の特徴が「直射日光は当たる」「温度変化が激しい」であることから、これらの条件をクリアした場所が、保管に適した場所と判断できます。
なお、おすすめの場所としては「冷蔵庫」が挙げられますが、ジェルネイルを多量にお持ちの方は、なかなか冷蔵庫に保管するのは難しいかもしれません。また、冷蔵庫内と(使用中の)室温との温度差が気になる方もいらっしゃいます。
そのため、未開封・開封後どちらも、ジェルネイルは「火気のない、温度変化の少ない冷暗所」で保管することをおすすめします。
ジェルネイル使用後の容器のケア
ジェルネイル施術後、ボトルやコンテナにジェルがべったりと付いたままでフタをして、保管をする場合があります。
ですが、これではジェルがベタベタについたままのため、固まってフタが開かなくなったり、きちんと閉まらずに液漏れの原因になることも!
そのため、使用後は必ずキッチンペーパーで、フチについたジェルをキレイに拭ってから閉めるようにしましょう。
なお、ハケをボトル内に戻すマニキュアタイプの場合は、使用後のハケをキッチンペーパーで拭い、余分な色やゴミなどを落としてから戻すようにしてください。
ひと手間で長く楽しめるセルフジェルネイル
お気に入りのジェルネイルを長く安全・快適に使用するためには、保管場所や使用後のケアといった、施術以外のことにも気を配る必要があります。
手元を美しく彩るジェルネイルを、さらに美しく魅力的に楽しむために、ちょっとしたひと手間をかけて上手にセルフジェルネイルライフを満喫してくださいね!