角質除去のハンドケア方法｜透明感あるふんわりハンドは手作りスクラブとハンドクリームで作る！

年齢が出やすいパーツとして常に挙がるのが「手」。どれだけキレイなジェルネイルを施していても、手の肌自体が荒れてカサカサしていては、カラーもデザインも期待通りには映えませんよね。

そこで日常的に重要なのがハンドケアです。手の角質をきちんとケアすることで、ジェルネイルの魅力が一気に倍増するといっても過言ではありません！

そこでここでは、意外と知らないハンドクリームの正しい使い方や、オススメのハンドケア方法についてご紹介します。

基本的な手肌の構造

まず手の甲の皮脂腺は（顔と比べて）少なく、手の平に（汗腺はありますが）皮脂腺はありません。そのため手は、思いのほか乾燥しやすい性質があります。

さらには手の肌は一度荒れてしまうと、なかなか治らないやっかいな特徴があります。

というのも手の皮膚は、一番上の層である「角質層」が厚いために、角質層に炎症などが起こりターンオーバー（新陳代謝）が乱れると、正常に戻るまでに時間がかかるからです。

つまり、手荒れは起こってから治すのは大変ということ。そのため事前のハンドケアによる保湿が重要なのです！

基本的なハンドクリームの役割

水仕事をはじめ、手を使う作業は毎日多いのが当たり前。また手を洗った後にタオルでしっかりと拭かないこともよく見られます。

しかし手を使う度にハンドケアをするのは面倒だからと放置していると、いつしか手が乾燥してカサついている、ということになってしまいます。

そこでハンドクリームの登場です。ハンドクリームの一番の役割はなんといっても「肌の保湿」。

顔のスキンケアと同じく、手肌も意識して保湿をしなければ、ターンオーバーが乱れて古い角質がたまり、くすみやシミなどの原因になってしまいます。

さらに乾燥が進むと、ひび割れやあかぎれなどの皮膚炎にもなります。

乾燥によって肌本来のバリア機能が低下し、ますます皮膚内の水分と皮脂量が減少してしまうためです。

さらには多くのハンドクリームには、（保湿効果以外に）顔のスキンケア化粧品と同じく、美肌効果のある美容成分が配合されています。

紫外線などの外部刺激によってダメージを受け続ける手肌をカバーし、くすみなどを改善することで透明感となめらかさのある肌をキープすることができるのです。

ハンドクリームの前に角質ケア！

さらにハンドクリームの効果を高めるためには、ハンドクリームを塗る前の角質ケアがオススメ。

たまった古い角質をスクラブ、ピーリング、ゴマージュアイテムでやさしく落とすことで、後から塗る美容成分がより浸透しやすくなるために、美肌効果が高まります。

ただし角質ケアを頻繁に行うと、正常な角質まで取り去ってしまい、反対に手荒れの原因となることがあります。そのため不要な角質を除去するのは「週1~2回」にとどめましょう！

手の角質ケア方法

用意するもの

・（あるのなら）スチーマー
・顔のスキンケア用の乳液かクリーム
・顔のスキンケア用の化粧水
・ハンドまたはボディ用のスクラブ料
・ハンドクリーム
・（あるのなら）ネイルオイル（キューティクルオイル）

角質ケア方法

１．（スチーマーがない場合）事前に手をお湯やお湯から上がる湯気に当てて、血流を良くします。
※お湯で温めた場合は、清潔なタオルでしっかりと拭きましょう。

その後、乳液を手全体に塗ります。指先や指と指のあいだまで忘れずに。

２．（スチーマーがある場合）スチーマーに手を当てながら、乳液を手全体に塗ります。

３．ハンドまたはボディ用のスクラブ料を使って、手の甲の上でクルクルと回すようにしながらマッサージし、余分な角質を落とします。
※肌が痛くなるほどは行わないようにしましょう！ やさしく撫でる程度に結構です。

４．スクラブ料を洗い流し、清潔なタオルで手をしっかりと拭きます。

５．化粧水を手全体に行き渡らせてから、手の平で温めたハンドクリームをたっぷりと塗りこみます。

６．ネイルオイル（キューティクルオイル）でネイルケアまですれば、指先まで乾燥を防ぐことが出来ます。

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石油を原料とする鉱物油は一切使わず、100%植物油を使用。

お顔にも安心してお使いいただけます。 お肌が乾燥気味の方は、今お使いの乳液やクリームに2~3滴加えてお使いください。

手作りシュガースクラブもおすすめ

スクラブ料は簡単に手作りすることができます。

手作りシュガースクラブの材料

これらをすべてよく混ぜ合わせれば、シュガースクラブの完成です！

香りが欲しい場合は、お好きな香りのエッセンシャルオイルを数滴、入れてみてもOK。砂糖の粒の大きさは、お好みの肌ざわりの強さ（ザラザラ感）によって選んでくださいね。

ハンドケアで美人度をアップさせて

周りからもよく見られることの多い手元――手が美しいと雰囲気全体がクラスアップすることまちがいなしです。

ジェルネイルにこだわりを持っているのなら、ハンドケアをおろそかにせずに、徹底した保湿と適度な角質ケアをおこなってください！