セルフジェルネイルの長さ出し方法が知りたい!フォームの正しい使い方、注意点、チェックポイントをまとめました。ジェルの種類によって長さ出しできる長さが違う?希望の長さ・硬さでジェルは選ぶ!
ジェルネイルをしていると、やっぱりやってみたいのがネイルの長さ出し。
セルフジェルネイル派の方はもちろんのこと、普段はネイルサロンで施術してもらっていても、緊急時には自分で長さ出しができれば便利なのに……、というセルフジェルネイル未体験の方もいるはずです!
そこでここではセルフジェルネイルの道具で簡単にできる、ジェルネイルの長さ出し方法についてご説明します。
希望の強度・長さで変わる長さ出し方法
まず一口に「ジェルネイルの長さ出し」といっても、方法は複数あります。
ジェルネイルのみを使用しての場合、ジェルの種類には「ソフトジェル」「セミハードジェル」「ハードジェル」があり、希望の強度・長さによって使用するジェルの硬さが変わります。
その他、チップやアクリルスカルプチュアをつける長さ出し方法もあります。
ジェルの選び方
ジェルを使っての長さ出しをする場合、最初に決めるのは「何mm伸ばしたいのか」です。
なぜなら希望の長さを出せるかどうかは、ジェルの強度によって異なるため。以下に一般的なジェルの特徴について挙げます。
ソフトジェル
「ソフト」とつくように、強度が一番弱いタイプのジェル。そのためほとんどのメーカーのソフトジェルでは、長くても「およそ5mm」のみの長さ出しとなります。
メリットは、通常のソフトジェルネイルと同じように、簡単にアセトン溶剤でオフできること。また他の方法と比べて薄く伸びる分、地爪(自爪)との差が出ないためナチュラルな雰囲気に仕上がります。
そのためセルフジェルネイラーの方の多くは、ソフトジェルで長さ出しを楽しんでいます!
ハードジェル
「ハード」とつくように、一番強度のあるタイプのジェル。そのため「1cm」以上の長さ出しができます。
立体感のあるパーツをオンしても取れにくいため、ゴージャスな装飾ネイルに向いています。
しかしハードジェルはリムーバーでのオフができないため、オフする時はファイルで削るなどの工程が必要です。
オフの負担を少しでも軽くするためのコツとして、ベースにはソフトジェルを使用し、その上からハードジェルを重ねる、という方法があります。
ジェルによる長さ出し方法
ではここからは、ジェルを使っての長さ出し方法についてご説明します。
通常のセルフジェルネイルをする際に必要な道具以外には、
・フォーム・・・長さを出す部分の土台となるシール
※メーカーによってデザイン、硬さなどは異なるため、ご自分の使いやすいモノを選びましょう。
が必要です。
ジェルによる長さ出し工程1.フォームの準備
1.フォーム中心の穴部分のシールを外し、「ジェルを伸ばす部分」の裏側にあたる箇所に貼ります。
※裏面に重ねることで、フォームが補強されてキレイに長さ出しをすることができます。
2.フォームを自爪先端のカーブ部分に合うかどうか確認し、フォームの余分な箇所はカットします。
3.スキマができないように注意しながら、自爪にフォームをはめます。
※自爪の先がきちんとフォームの上に乗っているか確認後、フォームの先端部分をまっすぐきれいに貼り合わせましょう。
4.横からも確認し、フォームがまっすぐにスキマなくはまっているかチェックします。
※フォームと自爪の間にスキマがあると、長さ出しのために塗布したジェルが流れ落ちてしまいます。
ジェルによる長さ出し工程2.ジェルで長さ出し
1.自爪にベースジェルを塗布し、硬化します。
※硬化する前には、必ず皮膚に付着していないかどうか確認しましょう。
2.フォームを装着し、自爪先端部分から「希望の長さと形」にクリアジェルを塗ります。仮硬化します。
※自爪先端部分の「角」までジェルが塗れているか確認しましょう! ジェルは固めのほうが横に流れずに扱いやすいです。
3.自爪の根元から長さ出しをしたジェルの先端までジェルを塗り、段差ができている部分には重ねてジェルを塗ります。なじんだら硬化します。
※希望の強さになるまで、重ねて硬化します。
4.フォームを外し、未硬化ジェルをワイプで拭き取ります。
5.エメリーボード、ファイルを使って爪の形を整えます。
6.ダストブラシで削りカスなどを払い、ジェルを塗って硬化させればツルツルのネイルが完成します。
※カサカサですみません。。。
まずはフォームの用意から!
ジェルを使っての長さ出しは、最初はジェルの厚さなどが分からず難しいかもしれません。
しかし数回行えば、ご自分の爪に合った厚さや形が分かるようになるため、セルフでも満足のいくジェルネイルが作れるようになりますよ!
ジェルネイルキットとフォームを用意して、ぜひセルフでジェルネイルの長さ出しに挑戦してみてくださいね。