パソコンやスマートフォンなどの長時間使用で眼精疲労が溜まっていたり、不規則な生活で睡眠不足になっていると、まぶたが厚くあり目が小さくなったと感じていませんか。
また、元々まぶたが厚いタイプの方のなかには、「もっと目元をすっきりとさせてパッチリ目にしたい」と思われていることは少なくありません。
そこでここでは、腫れぼったい厚いまぶたをセルフですっきり目元にする方法をご紹介します。
まぶたが厚い原因
特に寝不足ではないのに、眠そうに見えたり疲れて見えたり、真顔だと不機嫌そうに思われることもある厚いまぶた。
まずは、どうしてまぶたが腫れぼったくなるのか、その主な原因を見ていきましょう。
【まぶたが厚い原因1.脂肪の量】
日本人を含む東アジア人の場合、欧米人と比べてまぶたの皮下脂肪が多い傾向にあります。また、まぶたの皮膚自体も厚いため、元々まぶたは厚く腫れぼったくなりやすいのです。
さらには、目の周りを囲んで眼球を衝撃から守っている脂肪「眼窩脂肪」は、後述する「原因2」によってむくみやすい性質があるため、さらに腫れぼったくなりやすいと言えます。
【まぶたが厚い原因2.生活習慣による眼精疲労】
PCやスマートフォン、携帯ゲームなどの利用時間が一日の大半を占める現代社会では、目の酷使による眼精疲労が日常的に溜まっています。
この「眼精疲労」とは、目の焦点を合わせるピンと調節機能を担う「毛様体筋」という眼球の筋肉が疲れてしまうことで起こります。
というのも毛様体筋の働きは、自律神経が司っているため。そのため、毛様体筋が疲れることで自律神経のバランスまでも崩れてしまい、まぶたが重くなるのです。
また、眼球自体の乾燥、いわゆる「ドライアイ」もまぶたが重くなる原因に。
これらの要因によってまぶたが重くなるとまぶたの動きまでも鈍ってしまうため、目周りの筋肉が衰えて血行不良に陥ります。
すると、通常は血流に乗って排出される余分な水分や老廃物が回収されずにとどまるため、水分をため込みやすい脂肪のむくみとなって現れるのです!
まぶたの厚い脂肪をすっきりとさせる方法
次に、まぶたの厚い脂肪をすっきりとさせる簡単な方法を見ていきましょう。
【まぶたをすっきりさせるマッサージ・エクササイズ】
①右手の親指と人差し指で、右のまゆ毛の上下をつかみ、「眉頭→眉尻」の方向に、痛気持ち良い程度の力でグ、グ、グっと押し進めます。
②反対側も同様に行います。
③ ①②合わせて3分間行います。
④片手の平で額(両まゆ毛の上)を動かないように固定し、両目をギュッと閉じて大きく見開く行為を、1分間繰り返します。
【目周りの血流促進方法】
①清潔なフェイスタオルを水で濡らし、軽く絞ります。
②電子レンジで、熱すぎない程度に温めます(目安:500Wで1分半前後)
③やけどをしない温度か確かめてから、まぶたの上に置いて目周りを温めます。
④清潔なフェイスタオルを冷水で濡らし、軽く絞ります。
⑤まぶたの上に置いて目周りを冷やします。
⑥ ①~⑤を3回繰り返します。
毎日の対策ですっきりまぶたを手に入れよう!
目元は印象を大きく左右する重要なパーツです。脂肪が厚くむくんでいるまぶたは、毎日のマッサージやエクササイズ、温冷タオルでの血行促進で徐々に改善されていくため、諦めずに継続してくださいね。
また、マッサージやスキンケア時にはアイクリームをしっかりと塗布し、まぶたの肌の乾燥も防いで、まぶたのたるみも防ぐようにしましょう。