パソコンやスマホを常に使用する現代では、眼精疲労が蓄積されて、20代から目元がシワっぽくなったり、血行不良でクマができやすくなったりと、目元のお悩みが増えています!
30代40代以降もまた、お肌悩みが増える年代であり、目元のシワやクマ・たるみなどのエイジングサインに悩まされる方は珍しくありません。
最近のマスク事情により、ますます目元印象が重要視されるため、目元が少しでも気になるなら早目早目の対策は必須です。そこでここでは、今日から簡単にできる目元ケアについてご紹介します!
目元にエイジングサインが現れる原因は?
疲れや年齢が現れやすい目元の皮膚は、なんと顔の他の部位の約1/3の薄さでできています。
さらには、平均で1分間に約20回、1日では約20,400回(1日17時間起きている場合)のまばたきをしているほど、酷使している部位でもあるのです。
そのような、元々疲れやすくダメージが起きやすいまぶたですが、さらにアイメイクやクレンジングによる摩擦や乾燥、紫外線や花粉、空気の乾燥などの外的要因により、薄い皮膚がますます傷みやすくなります。
また、加齢によって、肌のハリ・弾力を司るコラーゲンやエラスチン、保湿成分ヒアルロン酸の量が減少したり、機能が衰えたりしてしまうため、なにもケアをしなければ自然と乾燥・シワ・たるみが生じてしまうのです!
目元の肌を守るための基本事項
このような繊細でダメージを受けやすい目元を守るために、日常から注意すべき基本事項を見ていきましょう。
【アイメイクは専用のクレンジングを使用する】
アイメイクをしているのに、顔と一緒にクレンジングしていませんか? 先述したように、目元の皮膚は他の部位よりも薄く繊細です。そのため、目元には目元専用のクレンジングを使用し、刺激や摩擦を与えないようにしましょう。
また、アイメイクを落とすために、ゴシゴシとコットンをこすりつけていると、目元のシワやたるみの原因にもなります。
必ず目元はこすらずに、たっぷりとクレンジングをしみこませたコットンでまぶたを優しく押さえ、「下方向」にふき取るようにしましょう。そして、まつげの間など、細かな部分に残ったアイメイクは、クレンジングをしみこませた綿棒を使い、こするのではなく「点」で取るようにしてくださいね。
【目元ケアは優しくが鉄則】
目元も顔の一部だからと、乳液やフェイスクリームをざっと塗るだけでスキンケアを終了しているのなら、目元専用の美容アイテムをぜひ使ってください。
ですがその際、美容成分が染み渡るようにとグイグイ塗りこむのはNGです。繰り返しますが、目元の皮膚は薄くデリケートなため、スキンケア時に無理に引っ張ることで、反対にシワ・たるみを招くリスクがあるからです!
目元ケアをする時は、爪を当てないように注意しながら、薬指の腹で優しく触れる程度にしましょう。
目元ケアにおすすめのマッサージ
では次に、いつでも自分でできる、目元ケアにおすすめのマッサージをご紹介します。
【目元ケアマッサージ1】
①右側の眉頭のくぼみに右手の親指をひっかけるように置き、人差し指は頭頂部あたりに置きます。
②左手の手の平の付け根をあごに当てます。
③左手の人差し指と中指で、鼻の付け根下の低くなっている部分を挟みます。
※この時点で、右手の親指と、左手の中指が上下に位置しています。
④右手の親指と、左手の人差し指・中指で鼻の骨を押さえるようにし、上下に引っ張り合いながら、首を上下に2回振ります。
⑤右手の親指と、左手の人差し指・中指で鼻の骨を挟んだままで、横に2回首を振ります。
以上を連続で3~5回行います。
【目元ケアマッサージ2】
①机を前にイスに座った状態で、両手の人差し指の第1関節と第2関節を折った形にします。
②第1関節を両眉頭に当て、第2関節を眉毛の眉山の下あたりに置きます。
③そのままの体勢で両ヒジを机に置きます。
④指に圧をかけるようにして、首を小さく縦に2回、うなずくように落とします。
⑤指に圧をかけるようにして、首を小さく横に2回動かします。
以上を、目頭から目尻に向かって指の関節の位置をずらしながら行いましょう。
目元ケアでマスクメイクもキレイに決まる!
魅力的な目元は、マスクをしていても周囲の視線を集めて注目の的に! 「まだ私には早い」と思っている方も、「もう遅いかも……」と諦めがちな方も、目元ケアはやればやるだけ数年後、数十年後に差が出てきますよ!
毎日酷使している目元をいたわって、いつまでもすっきりとした表情で周囲を明るく魅了しましょう。