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ジェルネイルブラシの基本情報|初めてのブラシの使用方法、お手入れ方法、保存方法まとめ


セルフジェルネイルを楽しむために欠かせない道具のひとつに、「ジェルブラシ(筆)」(アートブラシ、ネイルブラシ)があります。

クリアジェルとブラシ

ジェルブラシとは、ベースジェル、カラージェル、トップジェルを爪に塗布したり、ネイルアートを施したりする際に使用するブラシのこと。用途によってブラシ部分の形や大きさが異なるため、種類が複数あります。

そこでここでは、簡単にジェルブラシの用途別の種類についてご説明し、その後でジェルブラシを初めて使用する時のおろし方、またブラシ使用後のお手入れ方法をご紹介します!

基本のジェルブラシ4種類

ジェルブラシと一言でいってもその形や大きさは様々なため、セルフジェルネイル初心者の方はどれを揃えればよいのか迷ってしまうこともありますよね。

しかしジェルブラシは、ジェルネイルの完成度を左右するほど重要なツール。ジェルブラシの選び方・使い方を間違っているだけで、「やっぱりセルフジェルネイルは難しい……」と思い込んでしまうこともあるほどです!

そこでまずは「これだけは揃えておいて欲しい」基本の4種類を挙げます。

基本のジェルブラシ1.スクエアブラシ(平筆)

スクエアブラシ(平筆)とは、筆先がまっすぐに四角く(スクエア)なっている筆のこと。

スクエア

ブラシ幅があるため、爪の広範囲にさっとムラなくジェルを塗布することができます。四角いため、毛先の角部分を使えば爪の隅まで整えられるメリットもあります。1本あれば便利な必須アイテムです。

基本のジェルブラシ2.ラウンドブラシ

ラウンドブラシとは、筆先が丸くカーブを描いている筆のこと。

ラウンド

丸くカーブになっている部分が爪の甘皮部分の形と合いやすいため、爪の根元部分の端まで塗りやすいメリットがあります。

また毛量が多いため、スクエアブラシ同様ムラなくジェルを塗ることができます。

基本のジェルブラシ3.フレンチブラシ

フレンチブラシとは、ネイルデザインのなかでもダントツ定番人気「フレンチネイル」用のブラシのとこと。

フレンチ

毛先が斜めになっているため、テクニックがなくても簡単にブラシを走らせるだけでキレイにフレンチラインを施すことができます。

アート用のブラシの基本として1本は持っておきたいタイプです。

基本のジェルブラシ4.細筆(アート筆)

細筆とは、毛先が細いアート用のブラシのこと。細いラインや模様など、繊細なアートを施す際に便利な筆です。

アート

爪を縁取る時にも使用できるため、セルフジェルネイルに慣れてきてデザインの幅を広げたいなら、1本あると便利なタイプです。

ジェルブラシのおろし方

ジェルブラシは購入後、すぐにそのまま使用することはできません。

まずはキッチンペーパーでブラシ部分を挟み、固まっている筆先が柔らかくなるまで優しくほぐします。
※ブラシをほぐすと、のりの粉が白く出ます。この粉はキレイに取り除いてください。

クリアジェルをアルミホイルの上などに出し、ブラシになじませます。キッチンペーパーで軽く拭き取り、再度クリアジェルをブラシになじませます。これを数回繰り返します。

キッチンペーパーで筆先の形を整えます。

ジェルブラシには専用キャップが必須!

ジェルブラシを保管する時には、専用のキャップを必ず使用しましょう!

というのも、ジェルブラシにジェルが少しでも残っていた場合、ジェルが太陽光の紫外線(UV)に反応して固まってしまい、ブラシにダメージを与えてしまうからです。

もしも使用後にジェルをきちんとオフできていなく、ブラシが固まってしまったなら、ジェルネイルをオフする時に使用するネイルリムーバーやエタノールにブラシを浸しましょう。筆先は多少傷んでしまいますが、固まってしまったジェルを取り除くには浸して取る、浸して取る、を繰り返し行いましょう。

ジェルブラシのお手入れ方法

ではジェルブラシの基本的なお手入れ方法についてご説明します。

まずはクリアカラーなど、薄色を塗った後のブラシは、キッチンペーパーでゆっくりとジェルを拭き取ります。

この時重要なのは、強く拭いて毛を引き抜いてしまったり、筆先をボサボサのままで放置してしまったりしないこと。優しく拭き取りつつ、筆先の形は整えておきましょう。

次に、濃色を使用した時や汚れがひどい時には、ジェルクリーナー(クレンザー)やエタノールをキッチンペーパーに染み込ませ、同様にゆっくりとジェルを拭き取り、筆先の形は整えます。

最後はジェルネイルにキャップをつけて、紫外線や汚れから守りましょう。

※ブラシは下向きに保管しておくと、長持ちします。

ジェルブラシのお手入れ時の注意点

ジェルブラシに汚れがついたからといって、絶対に水で洗わないように注意しましょう!

基本的にジェルは(硬化する前であろうとも)水では落ちません。さらにブラシを水で濡らしてしまうと、カビが発生しやすくなってしまいます。慌てずに、先述したジェルクリーナーなどを使用するようにしましょう。

ジェルブラシは正しく使用・保管をして長持ちさせましょう!

ジェルブラシはジェルネイルの出来ばえを大きく変えてしまうほどに、重要なツールです。

そのため最初に使いやすいブラシを選ぶことも大切ですが、使用前の準備から使用後の保存方法まで、丁寧に気を配る必要があります。

ジェルネイルの施術

きれいに保存ができていればブラシの使用期間もぐっと伸びるため、経済的にもお得です。

セルフジェルネイル初心者さんの場合は、まずはジェルネイルキットに付いているブラシでチャレンジし、慣れてきてからデザイン用のアートブラシなどを買い足していくのがおすすめですよ!