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ジェルネイルの筆が固まる原因と対策!使用後のブラシの処置方法と保管のポイント


セルフジェルネイルを始めて間もない初心者さんのお悩みで多いのが、「ジェルネイルの筆(ブラシ)が固まる」問題。数回使っただけなのに、筆先がカチカチに固まってしまって使えなくなった……、なんてことは少なくありません。

ジェルネイルの筆が固まる原因と対策

ですが、固まった筆も適した対処をすれば、元に戻すことができるのです! とはいえ、そもそもどうしてジェルネイルの筆は固まってしまうのか、根本原因を知ることも重要です。

そこでここでは、ジェルネイルの筆が固まる原因と、固まった場合の対処法についてご説明します。

ジェルネイルの筆が固まる主な原因

ジェルネイルの筆が固まってしまうのは、筆先に塗布したジェル自体が固まってしまうから。では、なぜ筆についたジェルが固まってしまうのでしょうか。その主な原因として、以下の2点が挙げられます。

【1.紫外線・光が当たるところに筆を保管していた】

ジェルネイルのジェルを硬化(固める)させるには、専用のライト(ランプ)を使用します。

このライトには、UVライトとLEDライトがあります。UVとは紫外線を意味し、紫外線によってジェルに化学反応が起き固まることを利用して、ジェルを硬化させています。またLEDは、紫外線よりも波長の長い光によって固まるジェルに対応しています。

そのため、ジェルが付いたままの筆を、紫外線が含まれる日光や蛍光灯などに無防備にさらしていると、硬化用ライトを当てたのと同じように、ジェルが硬化してしまうのです。
ジェルネイルの筆が固まる原因と対策

使用済みの筆は、まずはコットンやキッチンペーパー、ワイプでジェルを拭き取ってから、ジェルクリーナーまたはクリアジェルをしみこませたコットンやキッチンペーパーで毛先のジェルをキレイに拭って形を整えます。

その後、筆先にアルミホイルや専用キャップをして、光の当たらない冷暗所に保管するようにしましょう。

【2.ライトでの硬化中に筆をライトの側に置いていた】

意外と多くの方がやってしまうのが、ライトでジェルを硬化している間に、ジェルがついたままの筆を近くに放置していること。
ジェルネイルの筆が固まる原因と対策
ライトの光が筆にまで当たってしまうことで、筆先のジェルまで固まってしまうのです!

ライト使用中は筆を近くに置かないように気を付けて、施術を行うようにしましょう。

固まった筆の対処法

筆が固まってしまった場合、ジェルを無理に剥がそうとアセトンを使用する方がいますが、これはNGです。

アセトンが筆の毛質にまでダメージを与えてしまうため、固まったジェルが取れたとしても筆先が傷んでしまい、次回からの施術に支障をきたしてしまうからです。

そのため、まずは「ブラシクリーナー」を筆に含ませて、落ちる汚れをできるだけ落とします。その後、筆先が柔らかくなったら筆についているジェルをウッドスティックなどを使って除去します。

ですが、この方法でも固まったままで修復が難しい場合は、新しい筆に替えることをおすすめします。

ツール使用後の処理が施術の出来を左右することも!

一度ジェルが固まってカチカチになってしまった筆を元通りにするのは難しいため、できる限り使用後に適した方法でジェルを拭うほうが、結果的に長持ちします。

また、筆を1本だけで使いまわすのではなく、クリアジェル用とカラー用など、複数本を用途に合わせて使い分けることも、筆を長持ちさせるコツになります。

ツールを長く清潔に使用することも、セルフジェルネイルを美しく仕上げることに繋がるため、理想のジェルネイルを楽しむためにも道具のお手入れにまで気を配るようにしましょう。